四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

第一部「口語短歌・水曜サロンの会」(その146)

2024年08月28日 05時31分18秒 | 短歌

第一部「口語短歌・水曜サロンの会」(その146) 短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
 ☆☆☆ 「水曜サロン」は以下の通り第一部、第二部構成に区分して運営致し
     ていますので、それぞれに詠歌、返歌を出詠願います。
     第一部 「口語短歌・水曜サロンの会」:従来通り三首まで出詠願います。
     第二部 「ネット短歌」       :返歌専用です。
 
 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。


     「雨に濡れる 八重酔芙蓉 薄紅に染まり初める」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」

【短歌説明】浅間山明鏡止水さんご自身の説明です。
 1月17日より源氏物語・紫式部日記の和歌を返歌で投稿して来ました。
 「幻」の巻で終わりましたので思案しましたが、引き続き新たな視点で
 「源氏物語に登場する個性豊かな20人の女性たち」を中心に返歌を
 楽しみたいと思っています。
 今週は源氏物語巻名歌から1首提出しますのでご指導よろしく
 お願いします。巻名歌は過去分と重複するところもありますが、
 返歌自体は新規で作成しています。私は再度研究しますので、
 返歌のみのご指導で簡潔に願います。
「1.桐壷の巻」
 ある帝(桐壺帝)は、特別身分の高い出自ではない女性(桐壺更衣)
 に深い愛情を抱き、彼女との間に美しい皇子(光源氏)を設けました。
 しかし桐壺更衣は、他の女房たちからの嫉妬や嫌がらせが重なった
 せいか、光源氏が3歳の時に病で亡くなってしまいます。帝は
 亡くなった桐壺更衣と瓜二つの先帝の皇女(藤壺)を入内させ、
 彼女を慰めとしました。藤壺は帝の寵愛を受ける一方で、
 光源氏と密かに恋仲になります。
 帝は光源氏を臣籍降下し源姓を与え、左大臣家の娘(葵の上)と
 結婚することになりました。彼はその美しさから「光る君」と
 呼ばれていました。
【詞書】今日を限りと死出の旅路に赴かねばならぬとは、悲しいことです。
  私は生きたい。行きたいのは命ある道です。悲しみの中で気づきました。
〇かぎりとて 別るる道の 悲しきに いかまほしきは 命なりけり
                         桐壺更衣
(返歌)
☆幼子の 心優しい 母なれど 一つの歌を 遺して散りぬ
                         浅間山明鏡止水さん
【解説】
 提示された桐壺更衣のこの歌は、身罷った後も桐壺帝の心を長い事つなぎ
 止めた歌で、源氏物語の歌の中でも絶唱のひとつと言われています。
 この歌への作者の返歌は、幼子(光源氏)を残して「死出の旅路に赴か
 ねばならぬ」桐壺更衣のぎりぎりの哀しさを汲んだ歌となっています。
 ただ、桐壺更衣のこの歌を受け取った方(帝)の立場になって少し寄り
 添って…、詠ってみました。今生では死に別れることになる桐壺更衣を、
 私はあなたの魂のありかを必ず探しに参ります、との想いを込めた返歌と
 してみましたがいかがでしょうか。 
 【ご参考】
 ★幼子を 残して死出の旅に出る 君のたましい 探し尋ねん

【詞書】酷暑を詠ませて頂きました。
☆盆すぎて直も酷暑は収まらず 赤とんぼとて飛びゆけれども
【詞書】ゴルフの松山選手を詠ませて頂きました。
☆パリ五輪メダル獲得しても猶 アメリカツアー10勝到達
【詞書】兵庫県知事で詠ませて頂きます。
☆兵庫知事 次々問題出て来れど 謝罪の言葉は一切も無し
                         西BOOさん
【解説】
 「酷暑」「ゴルフの松山選手」「兵庫県知事」と、今回もホットな
 時事を中心に三首詠んで頂きました。
 一首目の歌、7月、8月と依然として炎暑、酷暑が続きお盆が過ぎても
 中々おさまらない暑さですが、そんな中でも詠まれているように
 アキアカネが飛び、季節の確かな移ろいを感じさせてくれます。
 燃えたつような炎暑の中でも、トンボたちは季節を感じ自らの命を
 全うするように健気な営みを続けています。その存在に厳粛な想いに
 させられますが、そんな想いをかき立てられる歌でもあります。
 二首目の歌、松山選手のタフさにはいつも驚かされますね。
 「アメリカツアー10勝到達」がいかに凄いことであるかを
 さりげなく詠っている所が、この歌の凄さでもありますね。
 三首目の歌、彼のような人格を持つ知事が選挙で選ばれてしまう
 今の選挙制度の怖さを感じます。「リーダーとは」を、改めて
 彼に、県庁職員の方に、さらに県民の方々にも自問して頂きたいと
 痛切に思います。

【詞書】まだまだ暑い日が続きますが、朝夕など少し秋の気配を感じる
  事があります。「秋澄む」「秋気澄む」の季語で、三首詠みましたので
  出詠します。
☆ゆうゆうと鳶舞ふ空を見上ぐれば 雲の行方に秋澄みゆけり
☆住吉の本殿開き おごそかに 秋気澄みたる婚礼はじむ
☆手水鉢の小さき竜の吐き出せる 水の音にも秋の気澄めり
                         みっちっちさん
【解説】
 俳句の季語「秋澄む」「秋気澄む」を用いて、秋の澄み切った空気と広大な
 空を、短歌で表現して頂きました。
 一首目の歌、上の句「ゆうゆうと鳶舞ふ空を見上ぐれば」は、空を舞う鳶の
 姿に、秋の澄み切った空気と広大な空が象徴的に表現されています。作者は、
 この鳶の姿を目にすることで、秋の深まりを感じている様子が伝わって来ます。
 下の句の「雲の行方に秋澄みゆけり」では、雲の流れによって、時間の経過や
 季節の変化を象徴し、鳶の姿と雲の流れを結びつけることで、秋の訪れを
 より鮮やかに描き出しています。
 また、悠々と空を舞う鳶の姿や、刻々と変化する雲の流れが、視覚的な
 イメージを鮮やかに表現して描写力に優れた作品になっています。
 三首目の歌、「秋の気澄めり」の「気」の表現に工夫の跡が見られます。


     「未だ咲く 高砂百合」

【詞書】お盆行事も済んで日も暮れて・・・、故人を偲ぶいつもの静かな
  お盆でした。
☆静かなる笑みを浮かべる遺影へと 問えば答える朝に夕べに
☆紡ぎこし思い出の糸たぐるごと 寄り添いて座す盆の提灯
☆追憶の海のインディゴ蘇る あの夏の日のきみのジーンズ
                         夕庵さん 
【解説】
 三首の歌いずれも、故人となったご主人を偲び、盆の夜に静かに心を
 寄せ合う様子が、美しい言葉で表現されていて心に響いて参ります。
 特に二首目の歌は、上の句でご主人との思い出を糸のように紡ぎ出す
 様子が目に浮かびます。「たぐるごと」という言葉が、思い出を一つ
 一つ丁寧に引き出す動作を表し、作者の心の動きが伝わってきます。
 下の句では、 盆の提灯の灯りが作者と故人の心を優しく繋いでいるような、
 温かな情景が浮かびます。「寄り添いて」という言葉は「盆の提灯」に
 託しながら、二人の心の距離の近さを表し静かで穏やかな時間が流れている
 様子が感じられます。
 また、故人を偲ぶ作者の切ないながらも温かい気持ちが、言葉の端々から
 伝わってきて、私達もしみじみとさせられます。
 三首目の歌、夏の海の鮮やかな藍色は、かの日の君のジーンズの青にも
 重なって思い出されたことと思います。青春そのものの象徴であった夏の
 日のジーンズ。彼との日々が、くっきりと浮かび、寄せては返す波のごとく
 尽きることもない。そんな想いが爽やかに表現されています。

【詞書】地震台風豪雨雷猛暑
☆大地大気が怒り
  警鐘を轟かす

   生き残れる場所は?
        どこへ?
【短歌説明】自閑さんご自身の説明です。
 8月に入って、大地震(8日日向灘と南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)、
 9日神奈川県西部)、台風(5号及び7号)、ゲリラ豪雨と、日本全体が
 被害の可能性があり、そして間には、相変わらず35℃以上の猛暑日で
 熱中症アラートが鳴り響いています。
 大地、大気が怒りだしたとしか思えない。
 今週も台風10号の上陸が予想されています。
 最近の情報を確認して、災害への備えと早め早めの行動で、十分ご注意下さい。
                         自閑さん
【解説】
 地球温暖化、南海トラフ地震、大規模台風、連続する猛暑日等々、詠われて
 いるように「大地大気が怒り」の様相を呈しています。「警鐘」も単に鳴らす
 のみでなく、「轟か」している所が、この歌の核心と
考えます。
 下の句の「生き残れる場所は? どこへ?」は、災害列島となった日本には
 もはや安全な場所は無いとのメッセージが込められていると感じました。
 それでも・・・「どこへ?」と考える大半の人々の想いを、諾いつつも
 「そんな場所は無い」との作者の秘められたメッセージが歌から響いてきます。
 遠い道のりになっても「CO2削減」等への取り組みを含めて、地球温暖化へ
 国際的な取り組みが喫緊の課題となっている旨を改めて認識したいと思います。
 それは、国家間の戦争をしている猶予は、今の地球には無いんだとの大きな
 そして、深いメッセージでも
あると理解しました。
 なお、【短歌説明】で触れて頂いた台風10号の進路は、未だ定まらない
 部分もありますが、九州に上陸後、列島の南端を縦断する予報も出ています。
 大きな
被害にならないよう祈りたいと思います。

     「咲き盛る 百日草」

【詞書】26日の午後4時前から母や父の通販などの払い込みやらも兼ねて、
  買い物に出ました。青空も見え、けっこう涼しい風が吹いていた
  宇治川べりを自転車で走り、平等院参道の郵便局へ。その後、
  コンビニ払いの物の支払いと、スポーツ紙5紙を買う為にコンビニへ。
  支払いと(1紙は売り切れだったので)4紙のスポーツ紙を買って、
  自転車を出そうとしてふと、駅の方向を見た時に、東の方の空に虹🌈!
  おおっ!久々っ!!(ここんとこ何度か雨上がりとかに見られれば…と
  空を見に行ったりしたんですが振られ続きで…)よっしゃスマホで
  写真や!…ん?あれ?……あかん!忘れた!今日に限って…!!😨
  もう一軒駅の近くのコンビニで売り切れてたあと1紙を買って、
  一緒のタイミングで外に出た外人さんに「(その方向を指差して)
  レインボー!」って教えてあげて、もしかして当たるかな~と、
  少し先の宝くじ屋さんで100円スクラッチを2枚買ってみたり
  しました。(1枚100円  当たってました)…今回の写真は
  撮れませんでしたが虹🌈は好いですね!
☆コンビニを出て久々に虹を見た
      「よし、写真撮ろ🎵」「スマホ忘れた!」
【詞書】前述のスポーツ紙5紙、今回はこのライブの記事目当てでした。
  前回のTHE ALFEEさんに関しての歌と似通ってしまいましたが、
  この日行われた「THE ALFEE 50th Anniversary Premium Members
  Special Live」(於:有明アリーナ)は8月25日、彼等がALFIEとして
  4人でデビューした(デビューシングル「夏しぐれ」が出た)
  1974年8月25日からちょうど50年の日に開催された特別なライブ
  でした。オーケストラとの共演もあり、“誕生日”を祝うセレモニー
  もあり、桜井さんが高3の時出場した山野楽器主催のコンテストで
  歌ったというサイモン&ガーファンクルの「ボクサー」から始まって
  ALFEEさんの歴史を辿るような構成だったそうです。後半は
  オーケストラとの共演も…。過去にもオーケストラとの共演は
  あったし、CDもありますが、円熟味が増した現在の彼らの
  パフォーマンスは素晴らしいものであったというのが紙面からも
  ネットで見たファンの感想からも伺えました。以前にも聞いたことが
  ありましたが、「まだ夢の途中」というフレーズも、今回の「ALFEEの旅は
  終わりません」も、前回のイベントの「引退はしません!」もファンに
  とってはずっと(できる限り)ステージに立ち続けてくれるという
  約束のようなもの。…ありがたいです。
  彼等のファンになって良かった!なかなかライブには行けませんが…、
  いぜんライブで聞いた「僕らはいつもここ(ステージ)に居ます」の
  言葉を励みに日々何とか頑張っていこうかなあと思いました。
  ALFEEさん、50歳おめでとうございます!👏
☆THE ALFEE 50周年コンサート 
       特別な日をファンと祝いて
【詞書】台風10号が関西にも近づきつつあります。(8月27日)勢力が多少
  でも弱まる事をただ祈りたいと思います。
  台風近いと、いつもに増して頭痛も頻発するのがかなわんですわ…。
  (きつい…😥)それより、交通や河川、山間部に近い地域などの被害が
  あまり出ませんように…。
  台風は当初の予想より進路が九州の方面に振られた感がありますが、
  勢力が大きいままだとまた被害も大きくなるかもです。台風に先んじて
  ゲリラ豪(雷)雨も発生しているらしいですね。どうか皆様おつつが
  なきよう祈ります。(すぐに関西にも来るでしょうが…)
☆気持ち良く 涼しく優しく吹く風が
         牙を剥くんか数日後には
                         ちがやねこさん
【解説】
 今回も、「久々に虹」「50周年コンサート」「台風10号」とタイムリーな
 時事を中心に三首詠んで頂きました。
 一首目の歌、「久々っ!!に見た虹」、それを撮ろうとしたところスマホを
 忘れたことに気が付き、その残念な想いが素直に詠まれています。ただ、
 残念さがそんなに深刻でないのはスクラッチが当選したからでしょうか。
 そんな想いも歌には滲んでいます。
 二首目の歌、THE ALFEEの熱烈な、そして長年にわたるファンとしての
 熱量がいっぱいに篭もった歌になっています。「ALFIEとして4人で
 デビューした1974年8月25日からちょうど50年の日に開催された特別な
 ライブ」は、ファンにとっても記念すべき大切なライブであり、それを
 詠み込んだ歌も「永久保存版」の歌でありますね。そんな高揚感を
 秘めた歌は、作者の想いが溢れるほどに籠っています。
 三首目の歌、台風10号は勢力をさらに増しつつ九州上陸後、列島の南端を
 縦断するとの最悪の予報が出ています。詠われているように「優しく吹く風が
 牙を剥くんか」は偽らざる想いですね。自然は常に牙を磨いていることを
 改めて心したいと思います。なお、台風が近づくと頭痛がするとのこと。
 急激な気圧変化故と思いますが、ご自愛願います。

☆五年ぶり夏の祭りも甦り 子も孫共に山車を曳きゆく
                         ポエット・M
【解説】
 コロナ感染症、団地の大型修繕等々で中止を余儀なくされていた夏祭りが
 私達の自治会で、5年ぶりに復活し8月24日に開催されました。今年度は
 自治会の責任者の一人として、このイベントに5月から取り組んで参り
 ました。自治会が中心となり、実行委員会を立ち上げ住民の皆さんの中で
 ノウハウを持ち練達な多くの方のお力も借りました。5年前の資料を参考に
 企画を練り、試行錯誤の後、ようやく実施に漕ぎ着けました。
 祭り当日は快晴に恵まれ、成人し団地から巣立っていった多くの子供達も
 それぞれ孫を連れて、夏祭りに参加してくれました。
 特に山車は幼稚園生から参加可能としましたので、親子三代で山車を引っ張る
 微笑ましい情景が多数生まれていました。子供達も外孫も含めて普段の数倍に
 近い子供たちが一つの山車を曳く様は壮観でもありました。
 ボランティア団体の協力も頂き、焼きそば、フランクフルト、かき氷、
 ビンゴゲーム、射的、抽選会、さらには盆踊りと盛り沢山のイベントに
 時間を忘れて興じることができました。そんな一齣を詠んでみました。


     「咲き盛る 百日紅 薄紅色」

「山法師 短歌の章」鑑賞 紅林茂夫著(53)

  「山法師」はエコノミストでもありました著者の経済学の論文を始め小説、
  短歌等を著者により厳選され著作を集めた著者渾身の著書でもあります。
  その著書から、短歌を抄出し三首づつ紹介させて頂きます。
     
34.「短歌の章」 宗久尼の得度入山(1)

   愛憎の巷に生くるはかなさに    
           君黒髪を降し給へり
           
   一筋のあはれは残れ
         黒髪を降せし人の山篭り給ふ

   たたなはる奈良の山なみ目交ひに
             宗久庵の庵主となりぬ

【短歌入門・質問・紹介・提案コーナー】前回に続いて掲載致します。
 fumiel-shimaさんから「水曜サロン」へ頂いたコメントです。

 水曜日の朝、パソコンを開く時に私の心に涼風が流れ、皆さんが詠われる
 日々の事象や小さな物語として語られる様々な思いや想いが、私の瞼に
 浮かぶ画像や光景と共にその涼しい風に乗って拡がって行くような
 気持ちになります。
 それは綺麗な写真や静止画だけではなく、その様々な思いが豊かな感性や
 感情で揺れ動く情景として眼に映るような気持ちになるのです。
 私自身は詠うことはできませんが、皆さんの気持ちに少しでも近づき、
 少しでも理解出来てその思いや想いを共有できれば・・と思うだけで
 その涼風に吹かれる自分を感じることが出来ると心が豊かになったような
 気がするのです。ありがとうございました。

 ポエット・Mの返信コメント

 いつも「水曜サロン」を見守って頂き、心に沁みる温かなコメントを
 お寄せ頂き、ありがとうございます。
 また、的確な歌評と、感想を頂き励みになるとともに、新たな視点を
 示唆され学びにもなります。
 fumiel-shimaさんの紡がれるコメントは、そのまま散文詩となり
 その情景描写や、心象表現の的確さには新鮮な驚きを感じています。
 「涼風に吹かれる自分を感じることが出来る」のは、fumiel-shimaさん
 の鋭敏な感性と、文学的素養故と思います。その、お眼鏡に叶うよう
 私達も表現と感性を磨いて参りたいと思います。
 なお、サロンに集うメンバーはfumiel-shimaさんからアドバイスや、
 エールを頂き、感謝するとともに、励みにしていると感じます。
 これからもよろしくお願い致します。

【運営にあたって】
 (1)投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
   なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2)おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。
   なおブログの字数制限(コード30,000字)等により詞書等編集させて頂く
   場合もありますのでご容赦願います。詞書は一首200文字以内にまとめて
    頂きたくご協力願います。
 (3)口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
   仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4)投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5)作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6)掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7)掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


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ちがやねこさんへ (ポエット・M)
2024-09-03 17:41:41
ちがやねこさん こんばんは。

「水曜サロン」へ追加出詠頂きありがとうございます。

本作品の歌評、解説等は明日9月4日(水)付け「水曜サロン その147」に掲載させて頂きます。

よろしくお願い致します。
返信する
Unknown (ちがやねこ)
2024-09-03 17:30:07
ポエットMさん、こんばんは。
台風の被害も各地ある中、関東地域はまた豪雨や冠水とか…。水が上がった住居や商店等の方々…お見舞い申し上げます。…仕事先で12年前に水害に遭ったので大変さはお察し致します…。

では出詠致します。
*日本から 月に降りたる飛行士に
逢えるといいね おやすみSLIM
◎8月29日に、NIKKEIサイエンスの「8/26にJAXA、探査機SLIM運用を終了を発表した」というネットニュースを見ました。日本初の月面着陸を果たした無人探査機「SLIM」の活動をすべて停止する指令を地上から発信し、SLIMの運用は停止されたそうです。当初、月での昼間の110℃、夜の-170℃に耐えられる設計ではなかったにも関わらず、3度の越夜を実現し、逆さまになったままでも多くのデータを集め、地球に送ったことは大きな功績だったと思います。前にも書いたかもですが、いつか日本人の宇宙飛行士が月に降りたって、SLIMを直接労い、出来ることなら回収して、小さな探査機とともに日本に連れて帰ってやって欲しい…。今日9/3(火)の朝日新聞の朝刊に載っていたJAXAの宇宙飛行士金井宣茂さんのインタビュー記事の中の、「米国主導の『アルテミス計画』で、日本人2人が月に降り立つことが4月に日米両政府で合意された」という記述を読んだので、その思いは一層強くなりました。月面の静寂の中で待っていて欲しい…。お疲れさまSLIM…夢のある楽しい話題をありがとう!

*台風も豪雨も過ぎて空青く
陽差しが戻り猛暑も酷暑も
◎昨日月曜ですが、朝ゴミ出しをして、家の前からゴミのネットケース周辺まで掃いていて、ふと空を見ると青い空の色が心なしかクリアな感じがして、雲の色もどよんとした灰色がかった色ではなく白い色だったので、やっぱ台風の後って空とかきれいやなあ…などと思いながら朝日を背にした向きで続きを掃こうとしたら……背中が熱い!!あ゙~っ!暑さも戻って来よったあ!……まだまだ暑い「夏」が続きそうです。😨「ひるおび」で先ほど、清少納言が「枕草子」の中で、「野分のまあの日こそいみじうあはれにをかしけれ」と、台風の翌日が趣深いと書いていた、というのを紹介していました。大変な雨風が過ぎた後の(恐らく)空などのすっきりとしたきれいな色を清少納言も見て感じるものがあったんだろうかと思いましたが、如何せん昨今の台風等の災害はえげつないです…。進みゆく温暖化の現実は否応なしに私達に突きつけられている…と思わずにはいられません。平安時代に比べて、災害の種類も質も変わってきてるんじゃないの~?とも…。(40℃近い酷暑🥵はさすがに無かったんじゃ…)

*こんな感じです。台風の爪跡、続く豪雨…つくづくハードな夏ですね…。
皆様はどうかおつつがなきよう…。
返信する
自閑さんへ (ポエット・M)
2024-09-03 12:43:04
自閑さん こんにちは。

いつも「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

本作品の歌評、解説等は明日9月4日(水)付け「水曜サロン その147」に掲載させて頂きます。

よろしくお願い致します。
返信する
Unknown (jikan314)
2024-09-02 21:38:17
【短歌投稿】
【詞書】YouTube短歌:富田勲 展覧会の絵 卵の殻をつけた雛の踊り
☆何も知らない雛は遊び
 母の力で守られ

  トムは退散

【短歌説明】
シンセサイザーは、人の声や動物の鳴き声、水しぶきの音を再現出来、富田勲氏の表現のまま、雛と鶏と猫が騒ぎ捲る短歌となりました。
実は、展覧会の絵は、ラベル編曲のオーケストラで、以前出詠しておりますが、富田バージョンの場合、タイトルも絵画も無視して、曲を聞いたままで作っており、その分、難しいかと思っております。
トムは、トムとジェリーの猫の事。
以下のURLに、曲を貼付しておりますので、シンセサイザー版をお楽しみ下さい。
https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/d8a2be706403d563ad95c7388f92c894
返信する
西BOOさんへ (ポエット・M)
2024-09-01 13:14:04
西BOOさん こんにちは。

ご丁寧なお見舞いを頂きありがとうございます。

お陰様で、今のところ地震も、豪雨も何とか凌いで、大事には至っておりません。
しかし、警報には十分な対応を図っていきたいと思います。
西BOOさんの地域はいかがでしょうか。今回の台風の迷走には困りますね。
返信する
ポエット・Mさんへ (西BOO)
2024-09-01 12:31:40
神奈川県で、大雨や地震が発生していますが大丈夫でしょうか?
お見舞い申し上げます。
返信する
夕庵さんへ (西BOO)
2024-08-31 13:23:09
こんにちは。
返歌を詠ませていただきたいと思います。

☆物音も吸い込まれそうな午後の部屋 バナナは熟れて卓に転がる  夕庵さん

★雨音は絶えぬけれども風はなく 台風もはや消滅したか  西BOO

よろしくお願い致します。
返信する
ポエット・Mさんへ (西BOO)
2024-08-30 16:07:10
こんにちは。
追加で、一首出詠させて頂きたいと思います。

台風10号を詠ませて頂きました。
乾電池 追加購入するか否 備蓄とともに迷走台風

よろしくお願い致します。
返信する
夕庵さんへ (ポエット・M)
2024-08-29 12:45:25
夕庵さん こんにちは。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

本作品の歌評、解説等は9月4日(水)付け「水曜サロン その147」に掲載させて頂きます。

よろしくお願い致します。
返信する
今週の詠草です。 ( 夕庵)
2024-08-29 08:39:40
おはようございます。

詞書
速度の遅い台風に番狂わせです。
非常用の点検をしたときの期限切れのパスタを使っています。

☆くるくるとスプーンのなかで空回り 昨日も今日もパジリコパスタ

詞書
ここ2週間は天候異変で鬱々とした日を過ごしています。嵐の前の静けさでしょうか・・

☆物音も吸い込まれそうな午後の部屋 バナナは熟れて卓に転がる

☆思わずも吐露した言葉を拾いをり きっとわが身の痛みとならむ

よろしくお願いします。
返信する
ちがやねこさんへ (ポエット・M)
2024-08-28 21:02:12
ちがやねこさん こんばんは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

本作品の歌評、解説等は9月4日(水)「水曜サロン その147」に掲載させて頂きます。

なお、「虹を見た」への修正を先ほど行い、アップいたしました。ご確認頂ければ幸いです。
頭痛が和らいだとの事、ホッとしました。お大事に!!

よろしくお願い致します。
返信する
みっちっちさんへ (ポエット・M)
2024-08-28 20:57:17
みっちっちさん こんばんは。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

本作品の歌評、解説等は9月4日(水)「水曜サロン その147」に掲載させて頂きます。

よろしくお願い致します。
返信する
Kenさんへ (ポエット・M)
2024-08-28 20:56:25
Kenさん こんばんは。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

本作品の歌評、解説等は9月4日(水)「水曜サロン その147」に掲載させて頂きます。

よろしくお願い致します。
返信する
Unknown (ちがやねこ)
2024-08-28 17:27:44
ポエットMさん、こんばんは。
頭痛のご心配ありがとうございます。今日もすっきりしませんがお陰さまで昨日よりはマシになりました。
さて、昨日の出詠分ですが、一首目の虹の歌は打ちそびれのミスがありました。「虹見た」は「虹を見た」です。失礼しました。字足らずになってましたね。😥
ご指摘の通り、嘆きの絵文字の割に何か軽い感じが確かにします。あれは多分、あ゙あ゙あ゙~っ!!とその瞬間からしばらく(精神的に)のたうちまわっていましたが(コンビニの前で…😅変な奴や…)、「まあ(虹の写真が)スマホに入ってはいるし…」と諦めたというのもありましたね。スクラッチの2枚中1枚当たり🎯(100円)で少~し気が晴れたからというのも確かにあったかなあとは思います。心理は歌に出ますか…。
さて、昨日出詠した時に出さなかった歌ですが、出詠致します。
*火を入れぬ鵜舟と客船
薄暗き日暮れの宇治川 風に吹かれて
◎8月下旬に入った頃のある日、姉の家を夕刻に出て、買い物があったので急ぎ商店街へ行こうと“あじろぎの道”を自転車で走っていると、お客さんを乗せた遊覧船が下流に向かい出していて、先へ進むともう1隻の遊覧船と、日没直前の日の光の中で準備をしている鵜舟(鵜匠さんや鵜たちを乗せた舟)を見ました。もう薄暗い川の上でまだ篝火は点けずに準備している鵜舟と鵜飼いが始まるのを待つお客さん達が乗る遊覧船は、暑い日ではありましたが少し涼しい川風に静かに揺られていました。大雨や台風などの影響で、中止になることも多いですが(8/26には台風を見越して中止。まだ続いてるかも)、少しでも多くの方が鵜飼いをみられますように…と思わずにはいられません。雨がこのあたりに降らなくても、水量で開催するしないが決められるから天気が良くても無かったりしますし…。なかなか大変なようですが。鵜飼いの関係者の皆さん…頑張って下さい…。
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短歌投稿 (knsw0805)
2024-08-28 07:09:33
24年8月28日分短歌を「その145」に投稿しました。よろしくお願いします。
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ポエット・Mさんへ (西BOO)
2024-08-28 07:00:58
おはようございます。
早速、二首出詠させて頂きたいと思います。

こおろぎを詠ませて頂きました。
こおろぎの音も鳴り響く夜とても「暑い暑い」と言っているよな

台風10号を詠ませて頂きました。
台風の進路にあたる予報にて 大きな渦に不安が募る

よろしくお願い致します。
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Unknown (みっちっち)
2024-08-28 06:21:35
おはようございます

暑さはまだありますが、秋の爽やかな空気が少しずつ感じられます。
三首、出詠させて頂きます。

⭐️清秋の京都町屋の坪庭に 水琴窟の音さやかなり

⭐️はんなりと弥勒菩薩の指先の 動き出すごと秋澄みゆけり

⭐️秋天の苑に子を抱く聖母像 そのまなざしは深く優しく

よろしくお願いいたします
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