『TPP』に内包されている米国主導の問答無用政策、一つの問題点が早くも表面化したのではないか・・・・。
米国内で、アルツハイマー様症候群が1975年時点で約50万人、それが30年後の、2005年には10倍近い、450万人に膨れ上がったのは、ネットの情報では今や公然と語られている。 そして、その情報を否定している『ブログ』も、筆者は寡聞にして知らない。
狂牛病=『BSE』が、公式に英国で認められたのは、1993年、15歳の少女が発症したという情報である。 以後、『BSE』の人類への発症事例は数多くあるが、米国においては、わずかしか発生していない(ビルサック米農務長官)と・・・。
以下引用(http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010040901000613.html)
・・・・・・・・・・・・・ 「米国では過去3年間、牛海綿状脳症(BSE)が発生しておらず、過去20年間でも3件しか発生していない」として、米国産牛肉の安全性を強調。 ・・・・・・・・・・・・
そして、米国内におけるヤコブ病の集団発生実態は以下の通り。
1986~90年 ペンシルベニア レイアレン 18人
1898~92年 ペンシルベニア アレンタウン 15人
1996~97年 フロリダ タンパ 18人
1999~00年 ニューヨーク ナッソー 12人
2001~02年 オレゴン 14人
2008年4月 ニュージャージー チェリーヒ 13名死亡
この事実に、本格的な米国産牛肉の輸出を期待する中小『精肉加工業者』は、『全頭検査』を独自で行い輸出しようとしましたが、何を考えたか『アメリカ農務省』は、もしも、勝手に全頭検査を行う業者がいた場合、刑事責任を含む法的な措置をとると、脅かしているということである。 ・・・それは何を意味するということか・・・。
明らかに、掴んでいる何かを、事実として公にしたくない事でもあるような対応・・・ 。
正確に、人間の『BSE発症』を確定するためには、(脳の生検か死亡後に患者の脳の病理解剖をするしかない)そうであるが、米国内に於けるそのデータが明らかになっているのは、ネットで2件 見ることが出来た。
以下の情報元 URL(http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/5ea3b9e3f0da81ae907e2a7d007ad17d)
・・・・ アメリカのイエール大学の神経病理学、外科部門の主任、ローラ・マヌリディス教授のチームの研究では、アルツハイマー症で死亡した患者46人の解剖検査を行なったところ、そのうちの6人は、狂牛病だった。
ピッツバーグ大学が、老年性痴呆症で死亡した患者55人の解剖検査を行なったところ、そのうちの3人が狂牛病だったってことが判明。 ・・・・・・
乱暴ではあるが、両方のデータを足して平均をとれば、アルツハイマー様死亡者の約9%が、『BSE発症』による死亡と断定出来る。 先にあげた、米国内アルツハイマー450万人の9%=40万人が、『BSE患者』と、推測出来るということである。
日本では、これまで『全頭検査』を実施してきたこともあり、このような比率は該当しないと考えられるが、これからは、どういうことになるのか・・・ 。 派遣社員や、フリーターで、家族は自分だけという人はさて於いても、子供の居る家庭においては、気になるところである。
山形県知事『吉村氏』の、国の厚労省の意を汲んでこれまで行ってきた、『全頭検査を中止する方向』で検討に入ったということは、まったく『画期的な英断』ということになるのだろうか・・・ 。
筆者は、国のやることなど殆ど信用していないので、菜食主義に成らざるを得ないという結論で、今日は締めてみたい。