住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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統一地方選に一言、日本復活は利他思想だけ・・。

2015年04月10日 | 日記

  当地でも、県議会議員選挙の為の選挙運動が、佳境を迎えつつある。
いつもながらの、候補者の名前の連呼には『何処でも』そうであろうが、あきれるより『うるさい』と云う感想の方が多いのではないだろうか・・・。  
 一所懸命の姿が、投票者に感銘を与えるとでも云うのだろうか・・・、そういう事なら、立候補する方も応援する方も情けないこと、この上ないと云う事に尽きる。  候補者は、当選した暁の給与俸給に頭を下げ、その人への投票者は、その当選者からの『おこぼれ』に期待し投票する。  所謂、≪損得共同体≫となるのだろう。  国の形、地方の隆盛継続など、どこ吹く風だ。  世界の態勢からして、そのような形なのだから、仕方ないと言えば仕方ないのだが、日本には古来からの『大和魂』、我が身は果てても、子孫を考えると云う事が有ったのではないか・・・。


  大分前に、日経新聞にこの様な記事が載っていた。

*** 「円借款事業で調達する機器は、日本製の最良の品で無いと困る」。 インドネシアのプルナマ・ジャカルタ州知事は首都で建設中の都市鉄道の式典で指摘した。 「日本ブランドでも、別の国で製造された機器はいや」とも述べた。 日本製で無い製品も活用すれば、コストを抑えられるが、価格優先を最優先すべきではないとクギを刺した格好だ。  「貧しいからこそ耐久性の高いものを買うべきだ」というのが持論だ。 副知事から昇格した少数派の華人系。 歯に衣着せぬ物言いで人気が有る。・・・・・・  ***


  筆者が若い時に、勤めさせてもらった会社も、電車(新幹線)を作っていた事業部が有った。  その牙城を崩そうと、後発の○崎重工の低価格攻勢にも、すさまじいものが有ったと聞く。  安かろう、悪かろう、当然ながら後発の技術的な未熟さの他に、使用される下請けの技術不足による劣悪な素材の仕様も有ったと聞く。  青森、北海道間の海底トンネルに於ける、電車の発煙、発火事故・・・ その製造メーカの、社章でも見られるのではないかと、ニュース映像を凝視したが、それらを見つける事は出来なかった。 筆者も、低価格設備第一で無く、乗客の人命第一と考えた、設備を準備して完成してもらいたいのは言うまでも無い。  原発しかり・・・。

  何回も、韓国製、中国製、の素材、材料成分のバラツキ、製品の短命化は『ゴム長』を、例に出して指摘して来た。  日本製として販売されている充電式の職人用木工道具やその充電器にしても、同様の短命化が顕著に見られる。
『MADE IN JAPAN』は、近い将来世界に復活するような予感がするのだが、果して復活するのだろうか・・・。  筆者が子供のころは、4人兄弟で日々の『弁当のおかず』すらもまともなものは無かった。  しかし、学生服やカバン、靴コート等は、安物を買い与えられたと云う記憶がない。  それらは、用が無くなってもまだ十分使えるほど、丈夫なものばかりであった。



  まっただ中の統一地方選、日本の復活は『景気が良くなった、景気が良くなった』と云う、オオカミ少年の度重なる『独り芝居』では無く、追随するマスコミのプロパガンダでも無く、一人一人が未来に何の懸念も無く、今日を明日を家族で、生きられる事であろう。  

  東証株価が、15年ぶりに2万円を超えたと云うが、某国に拠る円安の為替操作や厚生年金、老齢年金の株式相場への新規参入などの株式相場環境の変遷。  株高に冷水を浴びせるつもりでも無いが、ネットをググっている人には、何も不思議は無い。  そのうち、バブルは弾けるのだろうが、その混乱の隙に某国際金融資本家は、損失を最小限に切り抜けようと云う作戦なのだろう。

  日本の再生の必須条件は、租税収入40兆円、経常経費(人件費)40兆円という、そもそもの現状を変えなければ有り得ないのだが、コウム員の給与実態を査定するのも、人事院と云う公務員。 お手盛りは水面下に見えなくなる事は有っても、改善される事は無い。

 それを変える役割を担わなければいけないのが、地方の或いは国の庶民の投票によって選ばれた『代議員』その人達で無ければいけないのだが、彼等も頭の程度では公務員にかなわないとでも思っているのだろう。
公務員に張り付いて、同じような給与レベルを得ようと、必死に当選活動に熱を入れる。  だもの、給与を国民の平均まで、減額しようなんていう人は、居る訳ないか・・・・。

  地方の市会議員などは、最早、高偏差値失業者の為の救済組織となっているのが現状である。
高級官僚を、『ハーメルンの笛吹き男』と例えれば、地方議員はその笛吹き男の『サクラ』達と言って、間違いないのだろう。  本来ならば、福島県矢祭町の『町議会議員』のように、議会が有った月日分だけ市民から税金を戴く、という形で良いのであろうが、その様な自治体は増える事も無く、議題にさえ上がらない自治体が殆どである。 そして、延々と世襲議員にその美味しい制度は、集約されて行く。  今の内なら、その働きぶりから言って、ボランティアとして夜間の議会開催でもやれば、大した仕事をしていない公務員の胸も痛み、強制的に給与削減を遣れば、出来ない事も無いだろう。  法律と云う物は、その実態の後についてくるものだと云う、理屈では無い真実に従いながら・・。

  1年の地方議会日数が恐らく、ほとんど100日未満では無いのだろうか・・・。  
国の滅びを防ぐために尽力した『石井紘基』故衆議院議員。  彼の様に寝る間も惜しみ、真実を追求しようとした人には、別途報奨金制度でも考える事は、出来ないものか。

  グローバリズムによって、世界中の泥水の混濁の中に溶け込む『大和魂』、その形も痕跡さえも消え失せてしまうのは、このままいけば時間の問題なのだろう。
世界の中でも、落とし物の『財布』が、持ち主の元に帰ってくる等と云うのは、稀な事なのだろう。 そのほかにも、日本の国民だけの、ゴミを捨てないとか、他人に迷惑を掛けないとか、夜道の安全性とかの、日本人のメンタリティが形になって、国を保っている事例も多い。  これらの基本は、過去からの『利他思想』が、継続したためと考えて、間違いないのではなかろうか・・・・。

 『議員諸氏』当選したら。給与削減と同時に、他人の為には命も掛けて『真実』の為に、戦うと云う姿勢を見せて貰いたいものである。