シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

糸つむぎ

2018年02月03日 | 手作り

昨年、ドライフラワーの材料にしたいと綿を育てましたが、
キレイに開かず、ドライフラワーに使えなかったモノをどーしたものか、とゆーのと
せっかくだから糸とか、使えるものにしてみたいと密かに思っていました。

すると、ちょーど良く友人からそんなワークショップのお誘いが。
伊豆の国市のふるさと博覧会で綿つむぎ体験です。

2時間の行程で、まずは綿の実から種を取り外します。
ハンドルをくるくる回すと種だけが残る。

手で取り出そうとすると結構面倒なので、コレは便利~~~!!


種を取り除いた綿を、もっとフワフワのフワッフ~~にするための作業が「綿打ち」。
日本古来のやり方は弓を使ってはじく。

びよんびよんとはじくとアラ不思議!!
段々とほぐれてくるよ~~。
でもこのやり方だと細かい綿が散ってしまうのと
なかなかほぐれにくい部分が残りがち。
そこで、別のやり方も。

コレは百均のペット用品なのだそう。
ホントの綿打ち用のはもっと大きいです。
でも体験ならコレでじゅーぶん!!

で、フワッフ~~にほぐれたら四角く伸ばす。
「しの」という状態だそーです。
で、棒(コレは塗り箸)に巻き付けて、
いよいよ糸をよる行程をやりやすい形になりました。

綿を細く出しながら、指でよって糸にしてコマに巻き付けるのですが・・・

まぁこれが難しいです。
必死でやっていたので写真撮り忘れ、上のは後で撮らせてもらったスタッフさんの。
途中で切れたり、めちゃめちゃ太くなったり。
デコボコも味があって良いのよ、とスタッフさんは言ってくれるが。
まぁ初めてだからヘタクソで当たり前なんだけど。
最終的にこんなカンジになりました。

ふう。

この日に使った綿は「弓ヶ浜」という品種だそうです。
で、和綿なのだそうです。
和綿と洋綿があるそうな。
ん?私が畑で育てたのは??

洋綿でした。上を向いて綿がなるのは洋綿なんですって。
和綿は、雨が多い日本でも綿が開きやすいように下向きなのだそう。

教えて下さったスタッフさん達は和綿を絶やさず伝えて行きたいという思いがあるそうなのです。
種をいただいたので、私も今年は弓ヶ浜を育ててみます!

それにしても、楽しくも糸や布がものすごく貴重に思えるワークショップでした。