ひとりじゃないの

秋の花の代表、ヒガンバナ。
植物に詳しくなくても誰でも知ってるお馴染みの花ですね。

でも、この写真どうですか？
よく見るヒガンバナとちょっと違うでしょ。

そーなんです。
ヒガンバナって茎の先にいくつもの花が咲いて、あの形になるんですね。
ワタシ、この写真を撮ったとき初めて知りましたよ。
今まで、１本にひとつの花が咲いてるんだと思ってた。

必ずそうなのかはわからないけど、
この写真だと８つつぼみがありますね。
ひとりだと思っていたのに、
実は８人寄り集まってあの美しい形を形成していたかと思うと

仲間って素晴らしいな！！

と思います。（ホントかよ）

ひとりじゃないんだ！
仲間がいるんだ！
８人仲良く、助け合って生きて行こう！

そんな美しい友情物語がヒガンバナにはあるのかもしれない。

ん？
でも普段からひとつずつ順番に咲くのかしら。
それとも、本来は一斉に咲くのに
たまたまフライングしちゃってたりして。
「やべー！早すぎた！」ってテンパッてるかもしれない。

いや、それとも自分だけ目立とうとしてワザと早く咲いている・・とか。
だとしたら雰囲気悪くなるなぁ。

「いるんだよ、こーゆーヤツが・・・」
とか言って、他のみんなに嫌われてはいないだろーかと
ワタシは心配です。
この花の中で、イジメとか起こってないだろーか。

そーだとしたら他のみんなに言いたい。
「この子が早く咲いてるからって、
ひがまないの！
ひがんまないの！
ヒガンバナいの！」

お後がよろしいようで・・・・