たくさんの命をいただいて、生かされています

仏教青年会という若手の坊さんの会でポスターを作るのですが、そのポスターにどういうキャッチコピーをつけるのかで会議をしました。いやあ、出た意見どれも捨てがたい。パチパチ！
私が「なぞなぞっぽいのはどう？」といったら、、、

・いただきますってどういう意味？
・生きるってどういうこと？
・おかげさまってなあに？
などなど、でるでる～。

どうでしょう、みなさんなら子供にこれらの質問に答えるとしたらどうします？みんなで考えましょう！


「人は死んだら生ゴミだ」という自説を公の場で、さも自分が進歩した文化人のように述べる人がいます。その方たちは新潟で土砂に埋もれた真優ちゃんの遺体を必死に収容しようとする行為をあざ笑うのでしょうか？子供に「あれはゴミなんだよ」というのでしょうか？そもそも生ゴミって、汚い、意味のない、不要なものだ、と思うその心が病んでいるのかもしれません。
どうしても我々は目新しい物、考えを「進歩」、「改革」と思いがちです。必然のない改変は決して「改善」ではない訳です。どうやって命が生まれるか、という事が永遠に解らない我々が人の死に関してとやかく言える訳がないのです。全くもって分からないことばかりなり。まあ一杯飲みましょうや。