兵庫巡礼（浄土寺）

9月末に兵庫県のお寺を数ヵ寺、参拝してまいりました。パチパチ！
備忘録もかねて紹介させていただきます。

まずは、小野市の浄土寺へ
国宝だとか、重源上人だとかは、さておき、ここのお寺の素晴らしいところは、西に沈む陽の光を、堂内に巧みに取り入れることにより、人工の照明無しに、阿弥陀如来の来迎を表現しているところです（言葉だけでうまく伝わるかどうか不安ですが、撮影禁止なもので…）

浄土堂


古いお寺だと、「ちょうどお彼岸のときに、この窓から光が差し込み…」とか、計算された造りになっていることが良くあります。古くはエジプトのピラミッドとか、最近ではディズニーランドとかも、東西南北、太陽や月の光、死角や傾斜、、、、そういうことを考えて建物が作られています。
今は、土地の形状や道路、建築条件なんかが先で、どうしても建物の向きや形、大きさは後回しなんですよね。

「円東寺でもやってみなよ」

と言われましたが、土地も資金も、知識も何も無いので…
でも、どんなに狭い場所でも、工夫はできるはず。墓地の移転がようやく終わったので、少しずつお勉強したいです。



快慶作の丈六の阿弥陀三尊像（国宝）には、圧倒されます。撮影禁止なので、入口の梵字のれんだけ。





こちらが本堂。国の重要文化財。

これだけ立派なお寺なのに、京都や鎌倉と違って、、、、、、空いてます。近くに別の観光地もなく、、、、、
ベテランの運転手さんも「初めてきました」と、おっしゃってました（＾＾；）





追伸
本日の流山ロードレースでは、皆さんに話しかけていただきありがとうございました。自分のことだけで、いっぱいいっぱいで、名前や記憶を間違えてばかりで失礼しましたm(_　_)m