PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



都内に行く用があったので、渋谷まで足を延ばし、『SONITA(ソニータ)』を観ました。パチパチ!

いつも行く靴下屋さんにも寄りました。これで、また当分、パフォーマンス用の靴下は持つわ(^^)


先日、NHK-BSで、テレビ版が放映されたんだそうで、館内はそこそこ混んでました。
始めの内は、「これ、ホントにドキュメンタリーなの?」という感じで、ちょっと作られている感があったのですが、ソニータが、MVを撮る辺りでグイグイ惹きこまれ、なんだか涙がでるくらい、10代の女の子の魂の叫びに、心が揺さぶられました。

YOUTUBEで公開されているソニータの『売られる花嫁(brides for sale)』

以下、ネタバレ有。反転させて読んでください






誕生日も知らない、身分証明証も何も無い、アフガニスタン難民のソニータが、夢を叶える物語なのですが、彼女の夢は音楽でセレブの仲間入りをすることでは無くて、苦しんでいる同朋を救いたいということなのです。
彼女が歌うラップに、30代の男に3000ドルで買われていく、友だちの女の子が「(この歌は)私のことよ!」と涙します。
女の子を売るために育てる、、、、だけど、彼女は母親を愛していると言います。「(仕方がないわ)お母さんはそれしか知らないのだから」

🎵与えられた食事や服は 無条件の親の愛だと思ってた
見返りが必要な愛ならすべて拒否したのに

「自分は、あくまでも真実を淡々と撮る、ドキュメンタリーの監督である」と、ソニータと距離を置くロクサレ女史は、やがて、彼女の人生に深く関わっていきます。そして、それはいわゆる『第四の壁』を突き破って、映画を見ている自分にも「では、あなたは何ができる?」と、重い命題を突き付けてくるのです。むぎゅうっ。

苦労の末にパスポートを手にし、「私のパスポートよ!」と小躍りするシーンでは、日本人ってなんて恵まれてるんだ、、、と申し訳なく思いました。であるからこそ、今の日本を我々大人は守らないと。






それにしても、ラップってやっぱりレベルミュージックなんだなー。いや、アートって全部、スタートはそこなのかも。

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