昨日は保護司会の流山支部で、薬物に関する研修会でした。パチパチ!
青酸カリはアーモンドの匂いだなんて、よく刑事ドラマで出てきますよね。ちなみに、大麻って、焦がしたオレガノの匂いがするんですって。ふーん。
いや待て、そもそもオレガノの香りが分からない(^^;)
※ちなみにオレガノはピザなどのイタリア料理によく使われ、クレイジーソルトなんかに入っているハーヴです。
流山市には、その道で著名な薬物専門家の方が在住で、いろいろとお話が伺えるのだそうですが、現役の方なので、クローズドな会じゃないと無理っぽいです。
大麻も覚醒剤も、一度、依存症になってしまうと完治はかなり困難です(まず無理だそうです)。実際に、今はやめているという方から話を聞いても、「今日は使わないで済んだという日が一日ずつ増えていくだけ」だそうで、いつも誘惑と戦いながらの生活が延々と続いて行くという…。
ASKAや清原が捕まったニュースを見て、一般の我々は、「あー、何やってんだよ…」と思いますが、経験者は「俺も、またやりたい…」と思ってしまうのだとか。ぶるぶる。これは、日本人が梅干を見ると、思わず唾が出てくるのに対し、アメリカ人に見せても何の反応もないようなもので、知っているか、知らないかの違いって、そういうことなんだそうです。
なんで、そんなものをやってしまうのか?でも、薬物に限らず世の中には不可逆なものに、自ら手を出す人は大勢いるのです。入れ墨だって、未成年の避妊しない性行為だって、から揚げのレモンだって、みんな不可逆ですから。
ちなみに、薬物より怖いのはお酒です。薬物依存とアルコール依存、やめるのが難しいのはお酒なのです。これは猿を使った生体実験でも実証されています。でも、俺は大丈夫、きちんと自分でコントロールして飲んでいる、やめようと思えばいつでもやめられる、そう思いますよね?それこそが…
豆知識~
乱用:誤った使い方。例:毎食後に1錠飲む薬を、空腹時に3錠飲む。違法な薬を摂取する
依存:自分でコントロールできない状態。例:やめようと思っているのにやめられない
中毒:毒性が身体に現れた状態。例:脳に悪影響があり、幻覚を見たりする
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