PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



『殺さない彼と死なない彼女』観てきました。パチパチ!
四コママンガが原作で、油断してると、ちょっと心の深いところをえぐるような感じは、『自虐の詩』っぽくもあるし、死を匂わせるピュアな青春ということでは、『君の膵臓をたべたい』っぽくもあるし。

内容とは関係無いので書いちゃいますが、柏の葉で撮影された映画だと知らなかったのが唯一の私の失敗でした。柏の葉のららぽーとで観たんですが、ららぽーとがいっぱい出てくるし ♪らーらぽーと って、フレーズもちゃんと劇中で流れるし。
他にも、イクスピアリが出て来たり、「ん?佐原?」と思ったら、香取神宮が出てきて、「やっぱり!」とか、流山市内でも撮影されたようで、知っている場所や店が出るたびに「あれ?ここ!」と反応してしまい、いやはや、物語の世界に入り込めず参りました。


以下、ネタバレ有(反転させて読んでください)








原作未読です(無料の話だけ読んだ←相変わらずセコイ^^;)
間宮祥太朗が高校生役って、ちょっと無理があるだろう!?と思いましたが、今は、戸田恵梨香が15歳の役をやる時代です。どうってことありません。
最初は、人気若手役者のオンパレード青春映画かな?たるいなー。という時間もあるのですが、きっと誰もがどこかでスイッチが入ります。自分の場合、きゃぴ子が「なぜ一人暮らし?」というところでパチンと入り、なぜ、いつも「足りない」と思っているのかが分かる辺りから、ぐいぐい引き込まれました。なんで、れいは留年したんだろう?なんで鹿野は自分が嫌いなんだろう、なんで、なんで、と登場人物たちに好奇心が湧いてきたら、まんまと術中に、はまっていました。
そして、
「あれ、時系列、、、?」
この手の手法は多いのに、未だに騙される(^^;)香取神宮の絵馬とか、なんか無意味に強調しているなあ、とは思ったのですが。

4コママンガ原作だけあって、それっぽい(名言っぽい)セリフが沢山出てきます。
「あなた以外の誰かと幸せになるくらいなら、あなたの側で不幸になりたいわ」
「私のことなんかを好きにならないあなたが好きよ」
「女の子はみんなかわいいじゃん」「遠目はね。あんたは近くにいてもかわいいの。だから大丈夫なの」←これは映画のみのセリフだそうです

知っている場所が次々に出て来たり、位牌を見て「あ、院号居士か」とか、つい現実に引き戻されてしまい、劇場内みんな号泣、啜り泣きの中、ポツネンと置いてけぼりだったんですが、鹿野が、花火を見つけたところでは、さすがに、じゅわーっときました。

通り魔って、、、、君の膵臓かよ!安易だよ!恋愛ものはハッピーエンドにしてよ!鹿野がカワイそーだよ~!ううっ。


それと、蜂が重要な役者(小道具?)なのですが、これは、吉野弘の『生命は』へのオマージュなんじゃないかなあと勝手に思いました。『生命は』はアブですが。この詩は『空気人形』で、使われていて、とても印象的でした。たまに法話でも、お話させていただいてます(^^)

まったく見ず知らずのカップルたちが、「未来の話をしよう」という、言葉に救い救われ、繋がっていきます。それを見ながら、満開の桜の下、悠々と蜂が飛んでいく、、、、
とりあえず、おじさんでも充分堪能できる青春映画です。



『空気人形』感想




生命は   吉野弘


生命は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする
生命は
その中に欠如を抱いだき
それを他者から満たしてもらうのだ

世界は多分
他者の総和
しかし
互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず
知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときに
うとましく思うことさえも許されている間柄
そのように
世界がゆるやかに構成されているのは
なぜ?

花が咲いている
すぐ近くまで
虻の姿をした他者が
光をまとって飛んできている

私も あるとき
誰かのための虻だったろう

あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない





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12月8日と10日に、キッコーマンアリーナで運動公園周辺地区の土地利用計画の見直し等、事業計画の変更説明会が開かれます。パチパチ!
案内封書が届いたとき、「なんで、このタイミングで?」
と思ったのですが、今朝になって、どうやら、区画整理地区内の市野谷に小学校ができるという噂があり、その説明でしょうね、、、、


以前、できるとしたら、野々下でしょう!なんて予想しましたが、違いました。ごめんなさいm(__)m、、、、、↓
新設小学校はどこにできる?その2

建築予定場所が示されたビラなどが、今朝も駅頭で配られていたそうです。地元民にとっては、ホンの10年ほど前まで「将来ここに小学校造りますぜ」と言われていた場所なので、やっぱり、元に戻ったか、という感じではありますが。


写真~
おおたかの森西口の飲食ビル1階の(こちらの記事の⓷です。)、『か志わ熟成鶏十八番』ですが、突貫工事で、まもなく完成の様子。店の中をこっそり覗くと福助がいました(^^;)


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