独特な形はタイルの原料を掘り出す粘土山をイメージしています。離れた位置から見ますと、粘土で荒く塗り固めた垂直の外壁にわずかに出入り口と、明り取りの窓が穿たれているように見えます。
しばらく見ていると右下の控えめな入口から人が出てきて、現実の世界に引き戻された感じです。モザイクタイル生産日本一の多治見市に、昨年(2016年)6月にオープンしたミュージアムです。
現場に立った時一瞬虚を突かれた感じがしました。芝生と空の下のあるのは建物ではなく漫画の世界を地で行く奥行きの無い平坦なフォルムでした。(8月4日撮影)
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