旧い街並みを少したどると、雨霧が上がってゆく山のふもとに、鍾山慈恩禅寺はありました。郡上八幡城の城主や、山之内一豊の妻の千代夫人ゆかりのお寺です。こちらは臨済宗妙心寺派のお寺さんで、信州の田舎でお世話になっているお寺さんと同宗派です。
豆バスは郡上八幡市が自主運営しているコミュニティ―バスでした。ルート内ならどこまで乗っても100円です。最寄りのバス停で、観光客にも優しい運転手さんの丁寧な案内の通りのルートをたどると見覚えのある郡上八幡旧庁舎記念館前の吉田川に架かる新橋に出ました。
郡上八幡駅前で地元の方から、この町には100を超すお寺があると聞きました。この日訪れたいお寺さんへは「豆バス」が近くを通ると教えてもらいました。雨の中1.3Km約20分歩くつもりでいましたので喜んで利用させてもらいました。