路線の観光列車が人気と報じられています。関駅の待避線に今停まっている2両編成の列車は、平成28年に運航開始した特別列車の一号車の森号です。沿線の風景を紹介しながらゆっくり走る森号で、都ホテル岐阜長良川の料理長が特別に作った和洋食を楽しめるとのことです。
出発駅の美濃加茂市から富加町を経由して関市へと単線の線路が田園地帯を走ります。稲刈りが済んでいない田と、刈り取った稲株から出たひこばえが茂っている田が入り混じっています。稲のひこばえのことを稲孫(ひつじ)と呼び秋の季語になっていることを知りました。
駅舎に長良川鉄道の事務所はなく、ホームにもそれらしい駅員さんは見えません。切符の自販機が一つだけありました。列車は路線バスと同じのワンマンカーで、運転や乗降客の世話などすべてを一人で行います。始発以外は後のドアから乗り、前のドアから降りる仕組みです。
美濃太田駅の跨線橋上の駅からJRの線路に並行して敷かれた線路の上をゆっくり入線してくる長良川鉄道の列車が見えました。たった一両だけのディーゼルカーです。美濃太田駅発8時12分、郡上八幡駅着9時34分、各駅停車で1時間22分の乗車です。