朝方歩き出した時とは反対に河童橋の右岸側に陽射しが当たっています。まだまだこの辺りにいたいとは思いましたが、帰りのバスに乗る列が長くなっているとのことですので日がかげりはじめたこの橋を渡りバスセンターに向かいました。
くっきりと見える奥穂高岳とロバの耳のあたりから薄い雲が沸き上がりだしました。そろそろ天気が変わるのでしょうか。♪穂高よオーさアーらアーばアー♪ また来る日まアーでエー♪ その昔!!若い仲間と口ずさんだメロディーが浮かんできます。
河童橋に近いビューポイントに戻ってきました。岳沢の下に茂る雑木林から湧き出る水が作る湿地帯と梓川の流れ越しに、また穂高の峰々を見上げます。午後になっても朝からの青空は変わりありません。溜息をつきたくなるような絶景が惜しみなく続いていました。