新芽にテントウムシがとりついていました。無農薬栽培を標ぼうしているこちらのお宅です。虫が普通にいるのは葉に農薬がついていない証拠です。新茶の忙しい時期にお邪魔したのに「もっといっぱい摘んでって」と勧められ、ご厚意に甘えて一生懸命の初体験でした。
メンバーのお宅が代々、お茶を通じてお付き合いしている、掛川のお茶農家さん宅にお邪魔しました。お茶の栽培と製茶工場を自前で持たれて、掛川茶として販売されています。現地到着後すぐに茶畑に直行。ちょうど摘みごろになっている畑に案内していただきました。
池の両側に庭全体の守護神である「仁王石」、中央には「守護石」が配置され、池の手前正面の「座禅石」に座して瞑目すれば、中国の道教「蓬莱神仙思想」由来の不老不死や永遠の繁栄の意をお庭からくみ取ることができる。・・・とはスピーカーから繰り返して流されるお寺さんのご説明です。
本堂横の一段高い位置にある木立を切り開いたスペースの中に井伊家歴代の墓所がありました。一般人は墓石近くまでは入れません。正面の大き目の墓石右側が初代共保の、左側が22代直盛のもので、左側に並ぶやや小さな墓石の奥から2番目の下に次郎法師(直虎)が眠っています。
本堂には直虎ゆかりの品々が並ぶ一室などがあり、NHK大河ドラマの進行に伴う人気に応える気遣いが随所に見られます。いいなずけの直親が亡くなったと思い込み出家して、この寺で男性名「次郎法師」を名乗り修行の日々を重ねていたわけです。
毎年恒例となったお友達四夫婦の懇親旅行で泊まった浜名湖舘山寺のホテルから車で約30分の奥浜名湖の地、井伊谷に臨済宗妙心寺派龍潭寺はありました。井伊家40代を祀る菩提寺で直虎の相談相手の南渓さんが和尚を務めていました。(5月10日撮影)