傾斜が急なだけでなくこれまでの道と違って指標もない大きな石がごろごろしているだけのところを自分の判断で歩を進めてゆかなけらばなりません。次の一歩をどこに置くのか考えながら登るのはとても大変なことと思い知らされました。
北アルプス南部にあり通年営業をしている山荘なので、11年前に立ち寄った時は特別な感慨もなかったのですが今回はよくぞたどり着いたものだとの思いが強く湧いてきました。実はここまでたどり着く登りの行程で体力的にはそろそろ限界かもしれないとの気持ちがありました。
登山届所から1時間半くらい歩いた時突然高い木がなくなり西穂高山荘が見えました。以前は散歩気分で登れた記憶しか無かったのですが、今回は意外に厳しい山登りでした。11年前とは体力差があることを実感したところです。