読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

2021-04-03 19:50:12 | ウェブ日記
気象庁の区切りでの冬(12~2月)が終わり、3月になって春が始まりました
その3月が早くも終わり4月になって新年度を迎え、月日の流れの早さに驚きます。

春の始まりの頃は、まだ冬を意識していました。
しかし3月上旬、中旬と進むにつれて、段々と年末年始の頃のような猛烈な寒さにはもうならないのだろうなと実感するようになりました。
季節が春になってから少し遅れ、気持ちも春になったのだと思います
3月下旬になると完全に後ろの冬より前の春に意識が向くようになりました。
4月を迎えた今は約1ヶ月後に迫った二十四節気の「立夏」、そして初夏の時期を意識するようになり、人の気持ちもどんどん移り変わって行くのを感じます。

3月は着るものや寝る時の布団の厚さも目まぐるしく変わりました。
毎日天気予報を見て、朝冷え込むようなら布団を厚くし、暖かいようなら薄くしました。
服は最高気温をよく見るようにし、毎日コートは着ていましたがインナーを調節しました。
そのインナーも真冬の厚さになる日はほとんどなくて、ここでも冬が終わったことを日々感じました。

そして昨日4月2日はこの春初めてコートなしで通勤の行き帰りを歩きました。
今日もコートなしで一日過ごし、段々と身体もコートなしで過ごすことに慣れてくると思います。
日々力強くなって行く春に上手く対応しながら過ごして行きたいです

年末年始の体力強化とダイエット

2021-01-09 14:56:26 | ウェブ日記
今回のお正月休みは12月25日から1月4日まででした。
その間、ウォーキングをしてダイエットと新型コロナウイルスに備えての体力強化をすることにしました
スマートフォンに万歩計が付いているので歩いた歩数を記録して行きました。
それぞれの日ごとの歩いた歩数は次のとおりです(端数切り捨て)。

12月25日 19000
12月26日 18000
12月27日 13000
12月28日 20000
12月29日 12000
12月30日 10000
12月31日 22000
01月01日 18000
01月02日 20000
01月03日 20000
01月04日 18000

1日につき必ず10000歩以上歩くことを意識しました。
目安として10000歩歩くのに1時間と少しかかっていて、それだけ歩くとそれなりに脂肪を燃焼出来ている気がします。
合計すると11日間で190000歩歩きました。

普段の年だとお正月休みに餅などをたくさん食べて休み明けは体が重くなりがちでした。
それが今回は帰省出来ないのは残念でしたが、たくさん歩いたおかげで体が締まって動きやすい状態になっているのは良かったです
体力も向上して休み明けの通勤もスムーズに歩けました。
この調子で休みの日を中心にしっかり歩き、ダイエットと体力強化を続けて行けたらと思います

新年のご挨拶

2021-01-07 20:34:37 | ウェブ日記
新年明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
良い一年になることをお祈り致します。

今回のお正月休みは新型コロナウイルスの影響で帰省出来ませんでした。
帰省の際は感染者数がとても多い東京を通るので、万が一新型コロナウイルスに感染すると体力のある私は大丈夫かも知れませんが、家族は危ないと考えました。
普段どおりの生活で年末年始を過ごすことになり、特に年末は年を越すという実感がなかなか湧きませんでした。
それでも大晦日は年越しそばを食べたい気持ちになり、お昼と夜それぞれお店で美味しいそばを頂きました
気持ちが「年越しらしい物」を求めたのかなと思います。

始まったばかりの2021年は東京を中心に、新型コロナウイルス感染者数が天井知らずに増えています。
ついに1月8日から東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県に再び緊急事態宣言が出されることになりました。
私的には今年はぜひ昨年より新型コロナウイルスの混乱が収まってほしいと思います。

今年はブログを書くペースを少しずつでも取り戻して行きたいです。
まだ記事に出来ていないクラシック演奏会や、フォトギャラリーに出来ていない景色の写真がたくさんあり、これから読みたい小説もたくさんあります。
そういった一つ一つへの情熱を取り戻せる年に出来たら嬉しいです
コロナの閉塞感はありながらも、日々を楽しむことは忘れずに行きたいと思います

2020年大晦日

2020-12-31 17:10:58 | ウェブ日記
もうすぐ2020年が終わろうとしています。
一年納めの12月は途中まで暖かい日が多く、まだ晩秋が続いているかのようでしたが、後半になると寒い日が増えて冬らしくなりました
冬至を迎え、クリスマスイブとクリスマスを迎え、あっという間に大晦日になり年越しを迎えようとしています。

今年は何と言っても新型コロナウイルスに振り回された一年でした。
実家にはお正月の滞在以来、ついに一度も帰省しないまま一年が終わろうとしています。

振り返ってみると、1月前半の頃はまだ現在のような大事になるとは思っていなかったです。
ところがある日、世界で初めて新型コロナウイルスが確認された中国からの観光客をたくさん乗せた客船を日本が無防備に入港させるニュースをツイッターで見て、嫌な予感がしました。
その頃は船も飛行機もまともな対策もなく海外から日本に入れていたので、そういったルートでどんどん感染が広がるのは時間の問題だったのではと思います。

私の場合はクラシックの演奏会によく出掛けるので、演奏会を通じて新型コロナウイルスの影響がどんどん影を落として行くのを実感しました。
2月から3月上旬にかけて、予定していたのより大きなホールでの開催にしてソーシャルディスタンスを確保できるようにしたり、マスク必須での開催にするなど、苦心しながら何とか開催しているのが分かりました。
やがて開催自体出来なくなり、演奏会、コンサートが街から姿を消しました。
最近は再び何とか開催する動きを見せていますが、やはり影響は大きく受けています。
一日も早く新型コロナウイルスの混乱が収まり、かつてのように開催出来るようになってほしいです。

ブログはなかなか思うようなペースでは書けず、記事の更新は少なくなってしまいました。
それでも2月から5月にかけて3ヶ月くらい休んでからは続けて来られたので良かったです。
来年はぜひ週に1~2回更新出来るくらいのペースを取り戻したいです
平日はツイッターメイン、休日はブログメインのように、上手く使い分けられたらと思います。

読書もなかなか読めない期間があってから、今年再開することが出来ました。
まだまだ本来のペースに戻っていませんが少しずつ戻して行けたらと思います。
感性を育むのに読書は良いと思います

大変な一年でしたが、無事に大晦日まで来られて良かったです。
ブログや読書も思うように進めるきっかけは掴めた気がします。
そして2021年はぜひ新型コロナウイルスの混乱も収まり、落ち着いた一年になってくれることを願います

新型コロナウイルスと健康な体作り

2020-12-22 19:57:17 | ウェブ日記
ツイッターで流れてきたツイート(呟き)によると、新型コロナウイルス予防にビタミンDが効果があるかも知れない、という説が出回っているようです。
※あくまで「かも知れない」という情報を見ただけなので、盲信はせず、様々な情報を見てご自身でお考えになり、ご自身で方針をお決めになってください。

私の場合はこの話を見て、本当なのか実際には新型コロナウイルス予防に関係ないのかよりも、「ビタミンD」というところに興味を持ちました。
ビタミンDは食べ物から摂る他に、太陽の光を浴びることで体内で自動的に作られます
なので晴れた日に外を歩くのが好きな私は無理なくビタミンDを作ることが出来ます。
元々ビタミンDは体内に吸収されにくい「カルシウム」を吸収しやすくして骨を丈夫にしてくれる効果もあるので、新型コロナどうこうに関係なく私にはそれだけでも十分です

ただし今は冬の時期で日が短く、平日は通勤で朝夕にそれなりの時間外を歩きますが、ほとんど日差しを浴びられないです。
冬場は日差しを浴びる時間が少なくなりがちなので体内のビタミンDも減りやすくなるだろうなと思います。
なので最近はその分休日にしっかり歩くようにしています。

しっかり歩くことで体力も付けることが出来ます。
治療薬やワクチンの開発が進んではいても依然として新型コロナウイルスは大きな脅威なので、万が一に備え体力は上げておいたほうが良いと思います。
ただし歩き過ぎて体が疲れるとかえって体調を崩しやすくなり本末転倒な気がするので、程々にウォーキングするくらいが丁度良いのだろうと思います。
日差しを浴びてビタミンDを作り、体力も上げて健康を守って行きたいです

真冬の訪れ

2020-12-16 19:15:08 | ウェブ日記
昨日、今日と物凄く寒くなりました。
朝起きた時からこの冬一番の寒さで、部屋の気温が昨日は12度台、今日は11度台まで下がりました。

12月に入ってからこれまでの間、意外と暖かい日が続いていました
最高気温も15度前後の日が多く、コートの下が真冬の寒さの時より一枚少なくても過ごせていました。
そこから一気に昨日今日と最高気温が5度くらいまで下がり、朝だけでなく帰宅時も寒さに身を縮ませながら歩くことになりました。
寒いと早足になり、タッタッタッタッと一歩一歩を踏み出すスピードが先日までよりも明らかに速くなりました。
また今日は夜中に雪が降ったようで、朝外に出ると辺りがうっすら雪化粧していて驚きました
凍て付く寒さで身を縮めましたが、雪化粧した景色を見て束の間朝の忙しさを忘れて静謐な気持ちになりました

週間予報を見ると、昨日今日の寒さはこれから少し緩むものの、最高気温15度くらいの日々には戻らないようです。
今回の寒波が真冬を連れて来たのだと思います。
これからしばらくはコートの下も厚く着込んで過ごすことになると思います。

自身の気持ちも、つい先日まで木々に少し残った紅葉を見て晩秋の名残を感じていたのが、寒波によって一気に冬モードになりました。
気付けば今年の冬至まであと5日、クリスマスまであと9日に迫り、やはりそれくらいの時期になると真冬がやって来るのだなと思います。
クリスマスの先には大晦日、そして年越しが待っています。
新型コロナウイルスが猛威を振るった2020年も残りわずかとなり、コロナだけでなく真冬の寒さにも気を付けながら過ごして行きたいです

ネットでの「偉そうな人」への対処

2020-12-06 13:52:03 | ウェブ日記
ブログやツイッターなどをしていると、妙に言動が偉そうな人を見かけることがあります
偉そうな人には主に次の二通りあるように思います。

1.個人で偉そうにする人
2.周りに対して偉そうにする人

1番の「個人で偉そうにする人」は、あくまで個人のことなので、まあ言いたいように言って頂けば良いのではないかと思います。
まずいのは2番の「周りに対して偉そうにする人」で、「まったくあなたはなっていない、こうしなさい」「まったくあの人達はなっていない、こうすべきだ」のような物言いのことです。
こういった物言いをされた人は、「この人いったい、何様のつもりなの?」と激怒することになるのではと思います。

現実世界でどのような地位や名誉を持つのかは分かりませんが、ネットの世界でそれは威力を発揮出来ず、周りとの関係は「対等」です。
これをわきまえず、周りに対して上から目線で偉そうな物言いをすると、トラブルになるのだと思います。
また世の中には、自身を上に置き、周りを下に置いた形でないと物が言えないタイプの人も居るのだろうなと思います。
舐められたくない、自身を優位に立たせたいといった思いがあるのかも知れませんが、その物言いが周りからどう見えるかは重要な点です。

また「こうしなさい、ああしなさい」と他人の方針を自身の思い通りにコントロールしようとするのは、「サイコパス」か「世間知らず」のどちらかではと、私は思います。
私の場合の見分け方として、上から目線の物言いをするのとは別の場面、例えば誰かの心境に動揺が走った時、「私はあなたのことを心配しています」と言葉巧みに近付き、「心配しているので、こういったことをしてくれませんか?」と考え方や行動を操ろうとするようならサイコパスではと思います。
そしてそういったことにはあまり関心を示さず、ひたすら周りへの偉そうな物言いに邁進するようなら世間知らずかなと思います。
サイコパスは単純な上から目線の物言いに加え「周りを操ること」に重きを置くでしょうから、より狡猾な印象があります。

「世間知らず」とは世間を知らない人、対等な関係の人との付き合い方をわきまえていない人のことなので、「自身と周りは対等(上から目線は御法度)」がなかなか理解出来ないのかも知れません。
そういった人はもしかしたら、「周りに命令するのが当然の環境で育った」のような事情があるのかも知れませんが、不快さではサイコパスに引けを取らないものがあります。

これらの偉そうな物言いをする人とどう付き合うかですが、私は関わらないのが一番良いと思います
無理に相手にせず、世の中にはそういう人もいるのだなと割り切り、距離を置いて関わらないようにするのも大事なことだと思います。
場合によっては関わらないといけないこともある現実世界と違い、関わるのも自由、関わらないのも自由なのがネットなので、関わりたくないものには関わらないようにして快適に楽しんで行きたいです

秋の進み

2020-11-08 19:27:32 | ウェブ日記
11月を迎えました。
気象庁の区切りでは9~11月が秋で、早くもその最後、晩秋になりました。

秋は空が綺麗で、雲の少ない青空になる日が多いです
そして空気が爽やかで、気持ちも爽やかに外を歩くことが出来ます。

気温は10月中旬頃からどんどん下がって行きました。
最近は最高気温が20度を下回る日も見られるようになり、晩秋になったのを実感します。
朝起きた時窓に結露が現れるようにもなりました。
寒い時期ならではのもので、これから春になるまで毎日のように現れると思います。

初秋の頃はたくさん聞こえていた秋の虫の鳴き声もほとんど聞こえなくなりました。
今聞こえるのは風が吹いた時に木々の葉がサワサワサワと揺れる音で、その音もこれから落葉樹の葉がなくなれば寂しいものになります。
夏から冬にかけて、自然界の音がどんどん少なくなっていくのが印象的です。

紅葉は見頃を迎えました
名所には行けていませんが市街地でも桜やもみじの赤、銀杏の黄色の葉が青空に映えて綺麗で、気持ちも爽やかになります。
綺麗な紅葉を見ながら残り少なくなってきた秋を楽しみたいです

夏の終わりと秋の訪れ

2020-09-20 09:35:35 | ウェブ日記
9月も後半を迎え、最近は朝晩目に見えて涼しくなりました。
朝起きて窓を開けた時に入って来る空気が印象的で、真夏の時期は外の空気を入れつつ冷房もつけていたのが、昨日や今日は外から入って来る空気の涼しさだけで快適に過ごせました
最高気温も真夏日(30度以上)にならない日が続くようになり、すっかり秋だなと思います。
空にも秋らしく薄い雲が高い位置に出るようになりました。

6月下旬に今年初めて聞こえたニイニイゼミの小さな鳴き声も、7月30日の中国地方梅雨明けの日、それまでより遥かにたくさん鳴いたクマゼミの鳴き声も、今ではすっかり聞こえなくなりました。
かろうじて鳴いているツクツクボウシも数は少なく、鳴き声も心なしか元気がないように聞こえます。
既に空は秋色で最高気温も下がって来ているため、「夏の名残りの最後」のようにも見え寂しく感じます。

8月の半ば頃から目立つようになった秋の虫の鳴き声は今、爽やかになった空気に乗り朝晩をより涼しく感じさせてくれています。
そんな秋の虫も10月になり寒さが目立つようになると一気に数が減ってくるので、鳴き声のピークは初秋の9月のうちなのではと思います。
たくさん鳴き声が聞こえる期間もあと少しと思うとセミと同じで寂しく感じ、それと同時に本格化する秋を意識します。

今年は十五夜が10月1日、十三夜が10月29日で、どちらも10月にあります。
その頃には今よりさらに空気も澄んで、晴れればとても綺麗な月が見られると思います
そして中国地方も十三夜の頃には紅葉が見られるようになっていると思います
秋の虫、綺麗な月、紅葉と魅了されているうちにどんどん秋は進んで行くのだなと思います。
はっきりと顔を現した「秋」の進みに置いて行かれないように、しっかり付いて行きながら楽しみたいと思います

「長谷川玲奈 1st写真集 一瞬の光」

2020-09-13 19:28:33 | ウェブ日記


今回ご紹介するのは「長谷川玲奈 1st写真集 一瞬の光」(著:長谷川玲奈)です。

-----内容-----
アイドル活動を経てアニメ・ゲーム・外画の吹き替え等で活躍中の新人声優・長谷川玲奈初めての写真集。
光のように過ぎ去る10代。
非凡なる光をまとい、表舞台を走り切った彼女は今、新たな艶を帯び一段と彩光を増す。
10代最後の一瞬を焼き付けた400枚の永遠がここに。

-----感想-----
一般的に長谷川玲奈さんという名前を聞いて、どんな人物かすぐに分かる人はまだ多くはないのが実情ではと思います。
長谷川玲奈さんは、昨年1~5月にかけて大々的にテレビなどでも取り上げられ世間の注目を集めた、新潟を拠点とするアイドルグループNGT48の山口真帆さん暴行事件において、一貫して山口真帆さんに味方し、暴行事件を山口真帆さんのせいにしたい人達と戦ってくれた人です。
最終的に、被害者でありながら半ば追い出される形でグループを卒業することになった山口真帆さんとの友情・義を貫き、自らのアイドル生命が絶たれることになっても一緒に卒業する道を選びました。


(2019年5月18日の卒業公演後、三人で手をつなぐ左から長谷川玲奈さん、山口真帆さん、菅原りこさん。
アイドルとして最後の日でした。)

舞台「罪のない嘘 ~毎日がエイプリルフール~」の感想記事で同様のことを書いた時、菅原りこさんについて「義に厚い戦国大名上杉謙信が思い浮かぶくらい大変感銘を受けた」と書きましたが、”越後の龍”上杉謙信はもう一人居て、それが長谷川玲奈さんです。
グループ卒業後はクロコダイルという声優事務所に移籍し、アイドルから声優に転身して活動することになりました。


(抱き締め合う左から長谷川玲奈さん、山口真帆さん、菅原りこさん。
この姿に並々ならぬものを感じました。)

まるで上杉謙信のような立ち居振る舞いがとても印象的だったことから、私は長谷川玲奈さんという人個人にも興味を持ちました。
そして今回初の写真集が発売されることになり、元々モデル適性も高い気がしていたのでこれはぜひ見てみようと思いました


写真集全体の印象
長谷川玲奈さんの見せる表情がとても豊かです
天真爛漫な印象で、どの表情にも魅力があります。
写真集には「一瞬の光」というタイトルが付いていますが、その中でさらに「Ivory Light(白系色の光)」と「Ebony Light(黒系色の光)」があります。
撮る写真のテーマごとに章になっていて、それぞれの章が「Ivory Light」か「Ebony Light」の写真で形作られるという凝った作りになっています。


Ivory Light last summer(morning sea)
朝の海をテーマにした章で、白のタンクトップにブルーのデニムショートパンツという衣装です。
冒頭の砂浜で座って遠くを見ている写真が良かったです
髪を後ろに流していて、前髪も同じように流し、そうすると爽やかさと凛々しさを併せ持ったかなり格好良い雰囲気になり、その姿に希望も感じました。
この章では白のシースルーの羽織ものを羽織っている写真もあります。

浜辺での写真が次々登場し、打ち寄せてきた波を蹴ったりもしてとても躍動感がありました。
何より本人が明るく楽しそうで見ているこちらも楽しくなります

浜辺での写真の最後、唐突にしっとりとした雰囲気になるのが印象的でした。
横からの構図で、体育座り(三角座り)で顔をこちらに向けていました。
それまでの無邪気さから一転し、大人の雰囲気が顔を覗かせたように見えました。


Ivory Light last summer(riverside)
水の傍をテーマにした章で、白のタイトスカート、ベージュのキャミソール、白のシャツという衣装でした。
長谷川玲奈さんは脚が長くて美脚という特徴があり、1枚目の鉄塔をバックにすらりと立っている全身写真の脚の長さが際立っていました


(昨年7月、ホテルのロビーにある椅子に座って微笑む長谷川玲奈さん。
この時にとても美脚だなと思いました。)

衣装コーディネイトがかなり似合っていて、スカート、キャミソール、シャツともに目立つ模様や刺繍などもなくシンプルでしたが、そのシンプルさが知的な雰囲気を醸し出していました。
こういったコーディネイトは長谷川玲奈さんのモデル適性の高さがあるから引き立つのではと思います

時折見せるはにかんだ笑顔が良かったです。
田んぼで帽子を被ってしゃがんでいる写真のくしゃっとした笑顔も良く、無邪気さを感じました。
また、アスファルトにできた水溜まりにしゃがみ込む写真には本人も水に心を寄せているような穏やかさを感じました。


Ivory Light last summer(white night)
冒頭の写真集表紙の写真と同じ衣装で、白キャミソールで髪をカジュアルなお団子にしています。
1枚目のナチュラルな笑顔が良く、明るく平和的な印象を受けました。

左手をつっかえにしてこちらを見て穏やかに頬笑む写真も良く、アーモンド形の目に引き込まれました
穏やかな笑顔がとても優しい雰囲気の人だと思います。
思いっきり笑っている写真もあり、屈託がなくて無邪気で良いなと思いました。
他にもはにかんだ笑顔、いたずらっぽい笑顔などもあり、笑顔が印象的でバリエーション豊かで天真爛漫さがあります。
そして時折見せる胸に秘めたものがありそうな表情も良かったです。


Ivory Light last summer(appointed day)
真っ白なドレスを着ていて、ウエディングドレスのようにも見えかなり似合っていました
「撮影協力」に名前の載っている新潟県胎内市(長谷川玲奈さんの出身地)の「ロイヤル胎内パークホテル」での撮影で、写真集表紙の写真の髪型に小さな可愛らしいティアラ(冠)を載せていました。


(ガオーッのポーズをする長谷川玲奈さん。ドレス姿でこの椅子に座っている写真もありました。)

新緑のもみじの木の下にたたずむ写真が良かったです。
黄緑色のもみじの葉が日差しを浴びて輝き、白のドレス姿の長谷川玲奈さんに高潔感がありました

田んぼをバックにトラックの荷台に立つ写真も良かったです。
微笑みながら前方を指差していて、田んぼ、トラックとドレスの組み合わせがシュールでした。
前方を指差すような躍動感のあるポーズは、天真爛漫さのある長谷川玲奈さんによく似合うと思います。

トラックの番号が「れ 03‐15」で長谷川玲奈さんの名前と誕生日(3月15日)になっているのが面白かったです。
とうもろこしを食べながらはにかんでこちらを見る写真も良く、いたずらっぽい雰囲気が出ていました。


Ivory Light last summer(private secrets)
新潟県胎内市にあるJR中条駅を中心に撮影していて、高校の制服の衣装でした。
白の半袖シャツにグレーのスカートで、かなり似合っていて昨年の春先まで高校生だったので違和感がないです。
髪型は学生らしくシンプルに後ろで一つに結んでいて、スクールバッグを大きく振りながら歩く様子はまさに活発な少女でした。

1枚目の写真が良く、正面からの構図で左肩にスクールバッグがあり、右手で押えそこに左手を添えていて、駅を歩く女子高生の姿です。
長谷川玲奈さんが持つ雰囲気によって、その姿には威風堂々や清心という言葉が思い浮かびました

最後のページの写真は夜の神社と思われ、灯籠のオレンジ色の光を浴びていました。
スクールバッグを両手で前に持ちこちらを見ている写真には今を精一杯生きる人がふとした時に見せる静寂の心を感じました。
両手で頬杖をついて物思いに耽っている写真もあり、学校帰りにはそうしたい日もあると思います。


Ebony Light next summer(old light)
神社での撮影で、赤いショート丈のワンピースと赤いヒール姿で、髪は下ろしていてワンレングス(パッツンと同じ長さに揃える)のストレートになっていました。
神社の緑色の草木や焦げ茶色の木の幹、苔むした階段の中にあって赤色はとても目立っていました。
あまりに周囲と違う色に一瞬合成ではと思うほどで、しかし間違いなくそこに存在しています。
そしてこれが構成の狙いだと思いました。
静謐な神社の雰囲気の中にあって、非現実的な雰囲気の長谷川玲奈さんに強烈に引きつけられます。

神社に向かって階段を上りながらの見返り美人の写真が良く、クールビューティーな雰囲気でした。
もう一枚印象的な見返り美人の写真があり、そちらは目に情感が宿り何かを言おうとしているように見えました。
神社で手を合わせる写真も良く、横からの構図でこちらを向いて軽く微笑んでいて、とても神聖で品があると思いました。
神聖さや品とは違うタイプの衣装でも写真を見る人にそう思わせるのは凄いことで、本人が持つ素養です


(今年6月にツイッターにアップされた、美容室で髪を切った時の写真。
品があると思います


Ivory&Ebony Light this summer(vacation)
家で夏休みをくつろいで過ごすのを中心にした章です。
白のノースリーブタンクトップに猫の柄入りのピンクのショートパンツという衣装で、髪はトップをお団子にしてそれ以外は下ろし、サイドにはウェーブがかかっていました。


(長谷川玲奈さんの写真集PR公式ツイッターの写真。
うちわを持ち、この写真にも夏休みの雰囲気があります

1枚目の写真に驚き、まるで別人のような表情で上品なギャルという言葉が思い浮かびました
とても大人びて見え、こんな表情もできるのかと思いました。

かき氷器でかき氷を作って食べていく様子の写真がたくさんあり、かなり楽しそうで見ている方も楽しくなりました
見開き2ページで寝そべりながらこちらを見ている写真は一転してじっと見つめてくる表情になっていて、かき氷の楽しそうな写真からの変化が印象的でした。

この章だけIvory&Ebony Lightになっているという特徴があり、途中でピンクのハーフパンツはそのままで、上が襟元が四角に開いた黒のタンクトップに変わります。
1枚目が右手で右頬に触れながら膝を抱えて座りこちらを見つめている写真で、一気に大人びたシックな雰囲気になりました。

左からの横顔写真が特に印象的で、肩から上のアップの構図でこちらを見ていて、その目力が凄かったです。
こんなにシリアスな表情にもなるのかと驚きました。

外を歩く写真ではカジュアルでシンプルなサンダルを履いていて、その場面では笑顔を見せていました。
笑うと一転して家の近所を楽しそうに歩く少女の雰囲気になるのが印象的でした。


Ebony Light next summer(sweetroom)
黒のキャミソールワンピースで髪型はゴージャスなお団子で、ロイヤル胎内パークホテルの一室での撮影です。
1枚目は壁に寄りかかってこちらを見ているとてもシックな雰囲気でした。

白いカーテンにくるまって遊んでいる写真があり、そのカーテンを開いて登場する時の顔が印象的でした。
笑顔ですが何だかすまなそうな雰囲気もあり「泣き笑い」の表情にも見え、これも天真爛漫さを彩る良い表情だと思います


(この章の衣装が写真集の裏表紙になっています。)

見開き2ページでベッドに横になってこちらを見る写真が3回ありました。
1回目はシリアスにこちらを見ていて、2回目はやや魅惑的に見ていました。
3回目は何とも言えない表情をしていて、表情がないように見えてその顔は何かを言おうとしているように見え、こちらの心の奥底を覗き込むような目が印象的でした。

寝そべった状態でカメラから視線を外した写真が印象的で、どこか寂しさを感じました。
同じ雰囲気の写真がたまに登場していて、私は良いと思います。

ベッドにダイビングする写真もあり、連続のコマ送りのような撮り方をしていました。
とても楽しそうにダイビングしていてこちらも楽しくなります

ベッドに寝ているのを横から撮る構図で、ここでも全く別人なのではという雰囲気の写真がありました。
無邪気さとは対極のシリアスな雰囲気で、黒い衣装がその雰囲気を一際引き立てていると思います。


Ebony Light next summer(sunset)
最後は黒のへそ出しのトップスに黒のショートパンツで、黒のシースルーの薔薇の刺繍入り羽織ものを羽織っていました。
髪はナチュラルなストレートですが前髪を分けているので雰囲気が変わり、大人な雰囲気に見えました。

砂浜で海を背後に左斜め前からの構図で、長谷川玲奈さんが左斜め上を見上げている全身写真がとても良かったです。
夕方の時間帯で景色はセピア色のようになっていて、もの悲しくもありますが美しさを感じます。
写真全体の構図も良く、下側は砂浜、真ん中は海、上側は空で、それぞれのセピア系色が良いグラデーションになっていました

写真集の冒頭と最後がどちらも浜辺での撮影なのは印象的でした。
冒頭は白の衣装で朝の浜辺でしたが最後は黒の衣装で夕方の浜辺で、対極になっています。

背後からの構図で長谷川玲奈さんが海を見ている写真も印象的でした。
広大な海に長谷川玲奈さんの可能性が無限に広がっているように見えました。

海で水浴びをしているのがとても楽しそうで、楽しそうな表情がとても生き生きする人だと思います
海に向かって水切りの石を投げる連続写真も楽しそうに笑いながら投げていました。

浜辺で体育座り(三角座り)を崩した状態で左腕を左脚に載せて遠くを眺めている写真が良く、ストレートの髪が風でなびき表情にも風格があり、大人の顔だと思いました。
やや濡れ髪状態で右横からの上半身アップの構図でこちらを見つめている写真も良く、しっとりとした雰囲気で本当に表情が多彩だと思いました。

最後は正座を崩した座り方で両手を前についてこちらを見ている写真でした。
最後の1枚を長谷川玲奈さんの特徴である生き生きとした笑顔にしなかったのは印象的でした。
表情を見ると無邪気さやもの悲しさ、楽しさなどがないまぜになった、「浜辺で遊んでいてふとこちらを見て、何かを言おうとしている一瞬を収めた写真」のように見えました。
後ろから打ち寄せる波の雰囲気ともよく合っていて、この写真集がまだまだ続くのではと思わせてくれる良い終わり方だと思いました


巻末のインタビューでは、母親に「自分がされてイヤなことを人にしてはいけない」と言われて育ったとあったのが印象的でした。
長谷川玲奈さんの上杉謙信を思わせるような立ち居振る舞いを形作ったのではと思います。
事務所がサポートをしてくれて声優のレッスンをたくさん受けることができたとあり、良い事務所に入れて良かったと思いました。
マルチに活動できる声優になりたいとも語っていて、もしかしたらこの先舞台に登場したりすることもあるかも知れないと思い楽しみになりました。
そして「あなたにとっての永遠の光でありたい」という言葉が印象的で、ずっと輝き続けるという決意表明にも見えました。


終わりに
「一瞬の光」には興味深い特徴があり、Ivory Lightの章には「last summer」、Ebony Lightの章には「next summer」というタイトルが付いています。
last summerは過ぎて行った夏のことなので、明るさや無邪気さといったこれまでの等身大の自身を表現し、next summerはこれからの夏のことなので、シックな大人の雰囲気になった自身を表現しているのかなと思いました。
そして一つだけあった「this summer」は今年の夏(今)で、Ivory LightとEbony Lightが両方あったことから、今は無邪気さと大人っぽさが混在しているということではと思います。
タイトルが示すように、10代後半の青春時代は一瞬で過ぎて行きます。
写真集を通してそんな一瞬の中に居る長谷川玲奈さんの様々な姿を見ることが出来て嬉しく、またこれから先の歩みで新たな一瞬の光を見せてくれるのも楽しみにしています



-----長谷川玲奈さん登場作品の記事-----
「海辺の街でもう一度、あの日の彼女に会えたなら 〜Diary〜」
「海辺の街でもう一度、あの日の彼女に会えたなら 〜Hanabi〜」


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