読書日和

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ウオッカ引退

2010-03-08 22:04:37 | ウェブ日記



ドバイに遠征中のウオッカが、引退することになりました。
先日出走した「マクトゥームチャレンジラウンド3」のレース後に鼻出血を発症していたようです。
ジャパンカップのレース後にも鼻出血を発症していたので、このまま引退するのが一番良いと思います。
ドバイワールドカップには出られなくなりましたが、ウオッカはこれまで数々の記録を打ち立ててきました。

2007年5月27日、牝馬として64年ぶりに日本ダービーを制した雄姿、今でも覚えています。
このときウオッカは勝てないだろうと思っていた私は、その想像を遥かに上回る強さに衝撃を受けました。
その後しばらくスランプに陥るウオッカですが、翌年の安田記念で1年ぶりの復活勝利を挙げます。

2008年11月2日、歴史に残る名勝負となった天皇賞(秋)。
ダイワスカーレットとの10分以上に及ぶ写真判定の結果は、2cm差でウオッカに軍配が上がりました。
現地に観戦しに行っていた私は、武豊騎手が行った「万歳三唱」にも参加しました。
あんなにみんなで勝利の喜びを分かち合えるレースはもうないのではと思います。
この日の思い出は一生忘れません。

2009年11月29日、この秋2連敗で迎えたジャパンカップ。
正直今回ばかりはもうダメかも…という思いがありました。
それでも、最後にもう一度ウオッカが勝つ姿を見たいと思い、現地に行って必死の思いで応援しました。
結果は、またしても2cm差の勝利。
ぎりぎりのところで勝利を収められるのは、ウオッカの持って生まれた凄さだと思います。
本当にドラマチックな馬です。

もうウオッカの雄姿を見ることは出来ませんが、残した記録、名勝負の数々はこの先も語り継がれていきます。
ウオッカ、本当に今までお疲れさまでした。
そして幾度もの感動をありがとう