読書日和

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特定秘密保護法案

2013-11-28 20:23:25 | 政治
ここ最近、マスコミが総出で批判しまくっている特定秘密保護法案。
日本の安全保障に関する情報のうち「特に秘匿することが必要であるもの」を「特定秘密」として指定しようという法案ですが、日本マスコミは反対の論陣を張っている所が多いようです。
日本マスコミによると「言論の自由」「報道の自由」「国民の知る権利」が侵害されるとのことですが、私は民主党政権下で成立が画策された極めて危険な法案について日本マスコミが全く報道せずに国民に隠蔽したのを目の当たりにしていただけに、この論調には強い疑問を持っています。

その法案は民主党政権下で人権侵害救済法案→人権救済機関設置法案→人権委員会設置法案などと何度も名前を変え、執拗に成立が画策されていました。
一部の勢力に都合の悪い言論は全て「差別であり人権侵害だ」ということにして取り締まり弾圧出来てしまうという、凄まじい法案。
「人権委員会」なる組織に強大な権限が与えられ、一部の勢力に都合の悪い言論をする者には捜査令状もなしに家宅捜索が出来るようになります。
これこそ国民の言論の自由を弾圧する恐るべき言論弾圧法案だったのですが、日本マスコミはそのことを全く報道しようとせず、国民に隠していました。
つまり「国民の知る権利」を侵害していたのです。

「国民の知る権利」を侵害していた日本マスコミが「国民の知る権利が侵害される」などと言って特定秘密保護法案を批判しても全く説得力がなく、「平気で国民の知る権利を侵害しているあなた達が何を言っているの?」という話になります。
このほか、有名なものとして今年の春に大阪市生野区で犯人が通行人に「生粋の日本人ですか」と聞いてから襲い掛かる通り魔事件があり、その犯人が韓国人で「生粋の日本人なら何人も殺そうと思った」などと供述する、日本人を狙ったテロリストそのものな事件があったのですが、これもほとんどの日本マスコミは報道せずに隠蔽し、国民に知らせていません。
日本マスコミには韓国に都合の悪いことは報道せずに隠蔽するという特徴があります。
この場合、韓国が好きとか嫌いとかの問題ではなく、「犯人がわざわざ日本人かどうかを聞いてから殺害しようとした」という事実が肝心の日本国民に隠されていることが大問題なのです。
ここでも、「国民の知る権利」を侵害しています。

日本マスコミは「報道の自由が侵害される」などとも主張していますが、上記のように日本マスコミの場合は「報道しない自由」というのをしばしば行使し、特定の勢力に都合の悪い情報を意図的に隠蔽し、最初から公平な報道をしようという気がありません。
大阪市生野区の通り魔事件だけでなく、「報道しない自由」が行使された例を挙げれば切りがありません。
そのような日本マスコミが「言論の自由」「報道の自由」「国民の知る権利」などと臆面もなく主張するのはとても矛盾した話だということを、改めて指摘しておきます。

新嘗祭

2013-11-28 19:26:01 | ウェブ日記


先日、11月23日は新嘗祭(にいなめさい)でした。
写真はその時に明治神宮で撮ったものです。



明治神宮本殿前の門の両側に野菜で作られた船が飾られていました
新嘗祭とはその年の収穫を祝う行事で(なので写真のように収穫した野菜で舟が作られたり、収穫物が奉納されたりします)、1947年までは国民の祝日としての名前も「新嘗祭」でした。
しかし第二次世界大戦後に日本を占領したGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)がこの名称を抹消し、「勤労感謝の日」に変えました。
以来11月23日は「勤労感謝の日」に名前が変わり、今日に至っています。

GHQが何を考えたかというと、新嘗祭は天皇陛下が行う祭祀(さいし)でもあるので、天皇陛下の力を恐れていたGHQとしては、日本国民と天皇陛下のつながりを切り離して疎遠にするのが狙いだったということです。
この狙いは成功していて、天皇陛下は現在も毎年11月23日になると新嘗祭の祭祀を行っているのですが、そのことを知っている日本国民は昔に比べてだいぶ減ってしまったのではないかと思います。
私も数年前まで知りませんでした。
自分の国の収穫をお祝いする日のことも知らないというのはちょっとなあ。。。と思います。

勤労感謝の日、名前のとおりに行くと勤労に感謝する日ですが、実はその年の収穫を祝う日だという、ちょっとした小話でした。