読書日和

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ノルディック複合、渡部暁斗選手が銀メダル!

2014-02-13 23:55:36 | スポーツ
7日から始まったソチオリンピック。
昨日行われた「ノルディック複合ノーマルヒル」で、日本の渡部暁斗選手が銀メダルを獲得しました
ノルディック複合とはノルディックスキーの「ジャンプ」と「クロスカントリー(距離)」を両方やる競技です。
ジャンプでは瞬発力、クロスカントリーではスタミナが求められます。
それぞれ違う力が求められることから、勝者は「キング・オブ・スキー」と呼ばれ称えられます。

元ノルディック複合の選手で現在はスポーツキャスターを務める荻原次晴さんが生放送で号泣していたのが印象的でした。
「ノルディック複合は日本のお家芸と言われましたが、その割にはオリンピックで勝てない時期が続き…」と、言葉に詰まり、男泣きしていました。
生放送であんな熱い号泣を見たのは初めてかも知れません。
92年アルベールビルオリンピック、94年リレハンメルオリンピックと複合団体で連続金メダルを獲った栄光も今は昔。
この20年オリンピックのメダルから遠ざかっていた複合の苦闘、苦労を物語る涙だったと思います。

私はノルディック複合の90年代前半の黄金時代は中学校の教科書で見た世代です。
94年リレハンメルオリンピックの複合団体、アンカーで走る荻原健司さんの写真を見たのを覚えています。
荻原健司さんは当時の絶対的エースでした。
そして冬のオリンピックに興味を持つようになって初めて見た長野オリンピックでは黄金時代は過ぎていました。


写真は92年アルベールビルオリンピックの複合団体、日の丸を手にトップでゴールを迎える荻原健司さん。

そんなわけで、ノルディック複合の黄金時代を生では見ていないので、今回の渡部暁斗選手の銀メダル獲得は「日本のお家芸」という言葉に実感を持たせてくれる素晴らしい活躍でした
複合日本の復活、20年ぶりのメダル獲得、本当に良かったです。
この後はラージヒルと団体があるので、そちらでもぜひメダル獲得目指して頑張ってほしいと思います