※「衆議院選挙1 民進党の矜持とは」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「衆議院選挙2 民主党政権時と現在の経済の比較」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「衆議院選挙4 マスコミの立ち位置」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「衆議院選挙5 日本外交の復活」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「衆議院選挙6 憲法九条に自衛隊を明記」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「衆議院選挙7 強引な立憲民主党持ち上げ報道」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
衆議院選挙に向けた動きが活発化する中、今日は希望の党への合流で揉めている民進党に新たな動きがありました。
希望の党への入党を断られた議員達の中で、枝野幸男氏を代表とする立憲民主党という新党が結成されました。
この新党結成まで、先日からの動きを見ていくと興味深いものが見えてきます。
まず衆議院解散直前の9月25日、小池百合子東京都知事を代表にした希望の党という新党ができました。
そこに9月28日、衆議院が解散すると、民進党の議員が議席ほしさに入党しようとします。
これは国民に支持されていない民進党から出馬したのでは選挙に勝てないと見て、話題性のある希望の党から出馬して議員として生き残ろうとしているのは誰の目にも明らかです。
9月28日に行われた民進党の両院議員総会では事実上党を解党して希望の党に合流することが満場一致で了承され、前原誠司民進党代表は「希望者全員で希望の党に入党する」と言っていました。
ところが希望の党代表の小池百合子東京都知事が「無条件に全員を入党させるわけではない」と言い、希望の党の党としての考え方に合わない議員は「入党お断り」の考えを示したことで雲行きが怪しくなります。
枝野幸男氏も当初は希望の党に入党しようとしていましたが、断られたことで希望の党への入党を主導した前原誠司民進党代表に「話が違う」と激怒します。
そして今日の立憲民主党結成となりました。
注目は枝野幸男氏も一度は希望の党に入党するつもりでいたという点です。
立憲民主党の参加者の中にも、一度は希望の党に入党しようとして媚を売る発言をしていた人がいます。
菅直人氏「小池新党との連携は十分に理解出来る」
辻本清美氏「小池さんにはシンパシーを感じる」
また、中には希望の党に入り込んで内部から乗っ取ろうという発言をする人もいました。
有田芳生氏「トロイの木馬」
これらの人達は希望の党に入党できないと分かった途端、今度は希望の党批判に転じていました。
そしてこれらの人達は希望の党が憲法改正賛成、安全保障法制(集団的自衛権)賛成という立場なのを知っていて入党しようとしていました。
枝野幸男氏、菅直人氏、辻本清美氏、有田芳生氏いずれも憲法改正反対、安全保障法制(集団的自衛権)反対の立場の人達です。
このことから、これらの人達にとって政策はどうでもよく、自分達が議員として生き残るためなら政策が真逆な政党に入るのもいとわないということが見て取れます。
「全員で入党できないとは騙された」となぜか被害者のポジションを取ろうとしていますが、議席ほしさに考え方が大きく異なる政党に入り込もうとする姿勢のほうが問題なのではと思います。
枝野幸男氏は希望の党に合流する方針の人がその方針を転換し立憲民主党に入りたい場合には「排除しない」とのことです。
そうなると民進党では勝てないと見て希望の党に行ったのに、今度は希望の党よりも立憲民主党のほうが居心地が良さそうと見て戻ってくることになります。
それはいくら何でも国民を馬鹿にしすぎです。
今回の選挙では民進党の迷走ぶりが際立っていて、10月10日に公示され選挙戦が始まっても、民進党(立憲民主党)の主張に耳を傾ける人はいないのではという気がしています。
政策をどうでも良いものとして扱う人達だというのが露呈しているのが大きいです。
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衆議院選挙に向けた動きが活発化する中、今日は希望の党への合流で揉めている民進党に新たな動きがありました。
希望の党への入党を断られた議員達の中で、枝野幸男氏を代表とする立憲民主党という新党が結成されました。
この新党結成まで、先日からの動きを見ていくと興味深いものが見えてきます。
まず衆議院解散直前の9月25日、小池百合子東京都知事を代表にした希望の党という新党ができました。
そこに9月28日、衆議院が解散すると、民進党の議員が議席ほしさに入党しようとします。
これは国民に支持されていない民進党から出馬したのでは選挙に勝てないと見て、話題性のある希望の党から出馬して議員として生き残ろうとしているのは誰の目にも明らかです。
9月28日に行われた民進党の両院議員総会では事実上党を解党して希望の党に合流することが満場一致で了承され、前原誠司民進党代表は「希望者全員で希望の党に入党する」と言っていました。
ところが希望の党代表の小池百合子東京都知事が「無条件に全員を入党させるわけではない」と言い、希望の党の党としての考え方に合わない議員は「入党お断り」の考えを示したことで雲行きが怪しくなります。
枝野幸男氏も当初は希望の党に入党しようとしていましたが、断られたことで希望の党への入党を主導した前原誠司民進党代表に「話が違う」と激怒します。
そして今日の立憲民主党結成となりました。
注目は枝野幸男氏も一度は希望の党に入党するつもりでいたという点です。
立憲民主党の参加者の中にも、一度は希望の党に入党しようとして媚を売る発言をしていた人がいます。
菅直人氏「小池新党との連携は十分に理解出来る」
辻本清美氏「小池さんにはシンパシーを感じる」
また、中には希望の党に入り込んで内部から乗っ取ろうという発言をする人もいました。
有田芳生氏「トロイの木馬」
これらの人達は希望の党に入党できないと分かった途端、今度は希望の党批判に転じていました。
そしてこれらの人達は希望の党が憲法改正賛成、安全保障法制(集団的自衛権)賛成という立場なのを知っていて入党しようとしていました。
枝野幸男氏、菅直人氏、辻本清美氏、有田芳生氏いずれも憲法改正反対、安全保障法制(集団的自衛権)反対の立場の人達です。
このことから、これらの人達にとって政策はどうでもよく、自分達が議員として生き残るためなら政策が真逆な政党に入るのもいとわないということが見て取れます。
「全員で入党できないとは騙された」となぜか被害者のポジションを取ろうとしていますが、議席ほしさに考え方が大きく異なる政党に入り込もうとする姿勢のほうが問題なのではと思います。
枝野幸男氏は希望の党に合流する方針の人がその方針を転換し立憲民主党に入りたい場合には「排除しない」とのことです。
そうなると民進党では勝てないと見て希望の党に行ったのに、今度は希望の党よりも立憲民主党のほうが居心地が良さそうと見て戻ってくることになります。
それはいくら何でも国民を馬鹿にしすぎです。
今回の選挙では民進党の迷走ぶりが際立っていて、10月10日に公示され選挙戦が始まっても、民進党(立憲民主党)の主張に耳を傾ける人はいないのではという気がしています。
政策をどうでも良いものとして扱う人達だというのが露呈しているのが大きいです。