読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

大船観音

2010-03-21 19:36:42 | ウェブ日記
先日、JR大船駅の近くにある大船観音に参拝してきました。
小高い丘の上にあります。「大船」はあまり知名度が高くないと思いますが、「鎌倉」なら知っている人も多いかと思います。
「鎌倉の大仏」や「紫陽花」が有名ですしね(^-^)
大船も鎌倉も「鎌倉市」に属しているという点では同じだったりします。

写真が「大船観音」です。
正直ここにたどり着くまでが結構大変でした。
かなりの急勾配の坂を登っていくので、足の不自由な人や高齢者は果たして参拝出来るのだろうか…と疑問に思ったりもしました。
それでも急勾配を登るだけあって、登った先からの眺めは最高でした♪
頑張って登った甲斐があったというものです。

そして今回は、「おみくじ」が印象に残りました。
引いたのは「吉」でしたが、吉にしては書いてあることが良い感じだったので、そのまま持って帰ることにしました。
神のご加護のあらんことを…

気休めとはいえ、希望が持てるようなことが書いてあると、少しだけ気持ちも上向いてきますね。
初の大船観音、何となく後味の良い参拝となりました☆

「五橋の舞」

2010-03-19 23:59:03 | 音楽・映画


今回は久々に音楽のレビューです
ご紹介するのは吉永真奈さんの「五橋の舞」という曲です。
ホームページに行くと曲の一部が流れるようなので、お聴きになる方は以下のリンクからどうぞ。

http://www.yoshinagamana.com/index.html

曲の特徴としては、序盤は神秘的な感じ、中盤から終盤にかけてはアップテンポな感じ、最後は再び神秘的な感じ、という構成になっています。
上記のリンクで流れるのは中盤のアップテンポになっている部分の一部です。
このアップテンポになっている部分は大きく二つに分けられるのではと思います。
箏で演奏している部分と、三味線で演奏している部分があります。
それぞれ見せ場があり、同じアップテンポでも楽器が違うと印象が随分違うというのがよく分かります。
箏の部分は高貴で煌びやかな感じ、三味線の部分は清水の次郎長的なイメージを持ちました。
どちらもステップを踏んで踊り出すかのようなリズミカルさが特徴的です
また、私的には箏から三味線に変わるときの、雰囲気がガラッと変わる場面がけっこう好きです。
一つの曲の中でこういった変化があると、聴いているほうもワクワクしてきますね^^

こういった和楽器を使った音楽は、Jポップではあまり耳にすることがないです。
なので聴いていてとても新鮮です。
よく耳にするポップ調の音楽と比べても全く引けをとらず、むしろ上回っていて、日本の伝統楽器の持つ底力を見た気がしました。

「五橋の舞」が収録されたCDアルバムについては、こちらをどうぞ。
興味を持たれた方は聴いてみてください

「ONE PIECE 57巻」

2010-03-18 23:59:00 | マンガ


世界最強の海賊動く!!

エース奪還の為、「海軍」「王下七武海」との全面戦争に突入した「白ひげ」大艦隊!!

世界を震撼させる頂上決戦に、ルフィは間に合うのか…!?

”ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!


というわけで、今はとにかく「ONE PIECE」が熱いです
先日発売されたこの57巻は、初版最高発行部数となる300万部を記録し、「ハリーポッター」の持つ日本記録を塗り替えました
表紙には三日月形の髭が特徴的な”白ひげ”こと大海賊エドワード・ニューゲート。
そしてその下にはルフィと白ひげ海賊団の各隊長たち。
白ひげは「世界最強の男」とも言われていて、世界中の海賊たちの頂点に立つ存在です。
そんな白ひげ率いる海賊大艦隊が、公開処刑が間近に迫った白ひげ海賊団の2番隊隊長、ポートガス・D・エースを救出するため、「海軍本部」に総攻撃を仕掛ける!
海軍本部には「大将」「中将」をはじめ世界中から名のある海兵が集結し、さらには「王下七武海」も召集され、超豪華メンバーが勢揃い
白ひげ大艦隊VS海軍本部&王下七武海の頂上決戦が始まります。

毎週「ジャンプ」でワンピースを読んでいる者としては、この大戦争編には色々と驚きの展開がありました。
エース…
白ひげ…
ジャンプではすでに大戦争編もクライマックスになっていますが、コミックスではこれからが佳境です。
57巻は序盤から中盤にかけてはそれぞれの有名人たちの実力描写に比重がおかれています。
白ひげ海賊団の隊長たちの能力が明らかになったり、海軍大将「赤犬」の能力が明らかになったりします。
そしてラストではまさかの衝撃的な展開が待っています。
大戦争ということもあり、非常に大勢の人が入り乱れての戦いになっています。
1対1でのバトルより乱戦といった感じです。
尾田栄一郎さんのコマ割りも今までとは違ったものになっている印象を受けました。
こういった乱戦は各キャラごとの描写が少なくなるので、ともすれば淡白な内容になってしまいます。
しかしそこは尾田栄一郎さん、うまくそうならないようにまとめたのではと思います。
こと今回に関しては「バトル」ではなく「大戦争」なので、大勢の人が入り乱れるような展開のほうがそれらしい感じが出て良いのではと思います。
果たして白ひげ大艦隊はエースを救出することが出来るのか…
そしてルフィは大物揃いのこの戦場でどう動くのか…
ワンピース史上かつてない激戦は、まだまだ終わらない。

冬の終わりに

2010-03-16 23:59:38 | ウェブ日記
一つ前の記事で「春の訪れ」と書きましたが、これは同時に「冬の終わり」でもあります。
とうわけで、今回は冬の終わりに相応しい「冬らしい」写真を載せてみようと思います^^


場所は横浜みなとみらいの赤レンガ倉庫です。
以前作った「夕暮れ時の大さん橋」のフォトギャラリーの後、帰り道に赤レンガ倉庫を通りがかったときに撮りました。
この場所では冬の間、スケートリンクが現れます。
写真のように、夜になると柔らかなライトアップがされてシックな雰囲気になりますね


夜でも結構多くの人が滑っていました。
後ろの赤レンガ倉庫に星型のライトアップがされていることもあり、なかなかロマンチックな感じです。
このスケートリンクはもうなくなったと思いますが、冬の風物詩として毎年この場所に登場しています。

次にこのような光景を見られるのは、今年の暮れになります。
冬は寒くて苦手なのですが、景色はかなり綺麗なので好きです
こうして見ると、冬が去り行くのも少しだけ寂しいものがあるなと思いました

春の訪れ

2010-03-15 23:15:37 | ウェブ日記


東京の桜の開花が来週に迫った今日この頃。
気温の高い日も増えてきて、所々に春の気配を感じます。
いつの間にか随分日も長くなりました
最近は18時でもまだ空に明るさがあり、18時半くらいになると暗くなるようです。
17時半くらいで真っ暗になっていた12月と比べると、かなり日が伸びたなあと思います。

「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざがあるように、例年彼岸を過ぎると寒い日はめっきり少なくなってきます。
それと同時に「昼の長さ」を実感するようになります。
私は「昼の長さ」「夜の長さ」の移り変わりを見るのが好きなのですが、彼岸を過ぎると「夜が短くなった」から「昼が長くなった」へと気持ちの認識がシフトしていきます。
気分的にも冬から春になるということなのかなと思います(^-^)
そしてそのタイミングで、鮮やかに咲き始めるソメイヨシノ
写真は昨年のものなのですが、やはり桜の咲き始めはワクワクしますね
満開になる頃には、完全に春を実感しています。
桜は春の訪れを告げる素晴らしい存在なのだなと改めて思います。
まずは開花を楽しみに待ちたいと思います

座右の銘

2010-03-14 23:49:03 | ウェブ日記
よく芸能人などのホームページやブログで、プロフィール欄で見かける「座右の銘」。
「花より団子」であるとか、「論より証拠」などの言葉のことです。
ふと思ったのですが、私は明確な座右の銘というものを持っていません。
座右の銘として使われる言葉の数々は日本的で好きです
しかし今まで自分自身に何か一つ座右の銘を付けたことはありませんでした。
何か良いものはないか考えたりはしましたが、自分にピッタリと当てはまるものは思い浮かびませんでした。
というより、少し考えたくらいで思い付くのなら、そんなものは座右の銘とは呼べないと思います。

というわけで今のところ、私には座右の銘はなし。
気の向いたときに考えてはいるので、いつか自分にピッタリの座右の銘が見つかると良いなと思います(^-^)
ちなみに好きな言葉なら、
「この道行かば行け 偽ることなかれ 臆すれば道なし 踏み出せば道になる」
があります。
ちょっと長いですが、この際これを座右の銘にしても良いのではというくらい気に入っています

ところでみなさんは、座右の銘というものを持っているのでしょうか?
持っている場合は、それが今までの行動理念になっていたことと思います。
話のネタにもなるし、持っていて損はないですね

座右の銘…改めて考えてみると、日本的で面白いことだと思いました

「フィッシュストーリー」伊坂幸太郎

2010-03-14 13:54:07 | 小説
今回ご紹介するのは「フィッシュストーリー」(著:伊坂幸太郎)です。

-----内容-----
最後のレコーディングに臨んだ、売れないロックバンド。
「いい曲なんだよ。届けよ、誰かに」
テープに記録された言葉は、未来に届いて世界を救う。
時空をまたいでリンクした出来事が、胸のすくエンディングへと一閃に向かう瞠目の表題作ほか、伊坂ワールドの人気者・黒澤が大活躍の「サクリファイス」「ポテチ」など、変幻自在の筆致で繰り出される中篇四連打。
爽快感溢れる作品集。

-----感想-----
この作品は以下の四篇で構成されています。

動物園のエンジン
サクリファイス
フィッシュストーリー
ポテチ

どの作品も伊坂さんらしさが出ていたように思います。
特に「フィッシュストーリー」は時間軸が「二十数年前」「現在」「三十数年前」「十年後」と変化していき、そのそれぞれが少しずつリンクしていくという、いかにも伊坂さんらしい作りになっています^^
序盤では謎な展開ながらも、後半になるとそれぞれの話のつながりが分かってきて面白くなりますね

それと、伊坂さんの作品でもう一つ有名なのが、印象的な言い回し。
過去に読んだ作品でも色々な言い回しが出てきました。
今回は「サクリファイス」に出てくる「人を信じてみるというのは、人生の有意義なイベントの一つだ」が一番印象に残りました。
何だか妙に説得力のある台詞なんですよね。
たぶんこれを言った人物とこの台詞が絶妙に合っているからだと思います。
人生の有意義なイベントの一つ…たしかにそんな気がします。

さらにはもう一つ、伊坂さんの作品でよく見られるのが「意表を突く展開」。
これは「動物園のエンジン」で見られました。
最初その部分を読んだときは、きっとこれは「彼」の思っていることなのだろうと思いました。
しかし後半になると、これが全く違う人物のことだったことに気付きます。
というか、実際には人物ではありませんでした^^;
これは完全に伊坂さんにしてやられました(笑)
やはり伊坂さんはこういった仕掛けが上手いなと思います。

こんな感じで、それぞれの中篇で随所に伊坂さんらしさを見ることが出来ます。
どの作品も気軽に読めるので電車のお供にお勧めです。
興味を持った方は読んでみてください


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ブログの開設から1111日

2010-03-13 16:32:40 | ウェブ日記
今日は「読書日和」を開設してから1111日目です。
ブログの編集画面を見ていたらこの数字が目に入り、何となく1揃いで縁起が良いなと思いました^^

先月でブログを開設してから3年が経ちました。
思えば遠くへ来たものです
通算の記事数も「1000」が見えるところまできて、3年の歴史を感じます。
この間、gooブログ自体も少しずつ進化してきました。
いつの間にか新たな機能が追加されたりといったことがよくありました。
私がブログを始めた頃と比較すると、大幅にパワーアップした印象を受けます。
人数もあの頃は70数万人だったのが今では137万人となり、およそ2倍に増えました。

そんな中、「読書日和」もこの大人数の中で埋もれないように頑張ってきました。
最近のアクセス数は200~300人が中心で、今年もしばらくはこの流れが続くかと思いました。
しかし先日の東京マラソン2010の記事で、この流れに微妙な変化がありました。
2月28日から昨日までのアクセスの推移を振り返ってみると、以下のようになります。

2010.03.12(金)  657 PV  265 IP  4579 位 / 1378729ブログ
2010.03.11(木)  869 PV  321 IP  3425 位 / 1378322ブログ
2010.03.10(水)  723 PV  246 IP  4578 位 / 1377890ブログ
2010.03.09(火)  882 PV  319 IP  3255 位 / 1377389ブログ
2010.03.08(月)  971 PV  321 IP  2962 位 / 1376908ブログ
2010.03.07(日)  1176 PV  384 IP  2034 位 / 1376503ブログ
2010.03.06(土)  1341 PV  358 IP  2325 位 / 1376036ブログ
2010.03.05(金)  1022 PV  382 IP  2498 位 / 1375571ブログ
2010.03.04(木)  1067 PV  375 IP  2335 位 / 1375160ブログ
2010.03.03(水)  1244 PV  444 IP  1659 位 / 1374674ブログ
2010.03.02(火)  1286 PV  398 IP  2022 位 / 1374256ブログ
2010.03.01(月)  1422 PV  626 IP  893 位 / 1373830ブログ
2010.02.28(日)  2123 PV  936 IP  420 位 / 1373357ブログ

東京マラソンのあった2月28日は過去最高の936IPを記録し、順位も初の500位以内となる420位。
このイベントへの関心の高さを表す数字でした。
とはいえこれは一過性の数字なので、大事なのはその後です。
その後はしばらく300人台後半で推移し、今週は200~300人台前半での推移となりました。
元々が200~300人での推移なので、そこに落ち着いてきたということです。
300人台前半が出ているところを見ると、少しだけ地力が上がったような気もします。
新たに見てくれる人が増えたのかな?
いつか夢見る天下統一には到底及びませんが、少しだけその可能性を見ることが出来ました^^
引き続きマイペースに頑張っていこうと思います

受け継がれる意志

2010-03-10 23:57:06 | ウェブ日記


これらは止めることのできないものだ

"受け継がれる意志"

"人の夢"

"時代のうねり"

人が『自由』の答えを求める限り、それらは決して止まらない

――海賊王ゴールド・ロジャー

以前書きましたが、これは人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」に出てくる重要なキーワードです。
ONE PIECEではこのキーワードがそのまま話のタイトルになることがあり、読書日和でもこのキーワードを使った記事を書いてみようかなと思っています。
以前書いたときは”人の夢”を使った記事を書きました。
なので今回は”受け継がれる意志”を使った記事を書こうと思います。

ここでの”受け継がれる意志”とは先日引退したウオッカのことです。
ウオッカといえばディープインパクト引退後の日本競馬界を牽引し、一時代を築いたスーパースターです。
ウオッカは必ずしも「王者」ではなかったですが、そのドラマチックな戦いぶりは多くの人を魅了しました。
そんなウオッカが引退した今、文字通り一つの時代が終わりを迎えました。
では、次の時代とは何なのか?
その答えとなりそうなのが、ブエナビスタとレッドディザイアという二頭の4歳牝馬です。
どちらもタイプは違えど、ウオッカの意志を継げる器だと思います。
特にレッドディザイアは先日ドバイで行われた「マクトゥームチャレンジラウンド3」で1着になり(ウオッカは8着)、ウオッカとの直接対決で勝ちました。
これから始まるであろうレッドディザイアの全盛期を予感させるものでした。
ブエナビスタにしても先日の京都記念で9ヶ月ぶりの勝利を挙げ、幸先の良い2010年スタートを切りました。
悪い流れを断ち切ったことですし、今年は昨年以上の大活躍を期待したいです。

というわけで、やはり今年はこの二頭の時代になっていくのかなと思います。
新時代の到来です。
ウオッカの牡馬相手に挑戦していく姿勢は、この二頭が受け継いでいくことでしょう。
どちらも頑張れ

ウオッカ引退

2010-03-08 22:04:37 | ウェブ日記



ドバイに遠征中のウオッカが、引退することになりました。
先日出走した「マクトゥームチャレンジラウンド3」のレース後に鼻出血を発症していたようです。
ジャパンカップのレース後にも鼻出血を発症していたので、このまま引退するのが一番良いと思います。
ドバイワールドカップには出られなくなりましたが、ウオッカはこれまで数々の記録を打ち立ててきました。

2007年5月27日、牝馬として64年ぶりに日本ダービーを制した雄姿、今でも覚えています。
このときウオッカは勝てないだろうと思っていた私は、その想像を遥かに上回る強さに衝撃を受けました。
その後しばらくスランプに陥るウオッカですが、翌年の安田記念で1年ぶりの復活勝利を挙げます。

2008年11月2日、歴史に残る名勝負となった天皇賞(秋)。
ダイワスカーレットとの10分以上に及ぶ写真判定の結果は、2cm差でウオッカに軍配が上がりました。
現地に観戦しに行っていた私は、武豊騎手が行った「万歳三唱」にも参加しました。
あんなにみんなで勝利の喜びを分かち合えるレースはもうないのではと思います。
この日の思い出は一生忘れません。

2009年11月29日、この秋2連敗で迎えたジャパンカップ。
正直今回ばかりはもうダメかも…という思いがありました。
それでも、最後にもう一度ウオッカが勝つ姿を見たいと思い、現地に行って必死の思いで応援しました。
結果は、またしても2cm差の勝利。
ぎりぎりのところで勝利を収められるのは、ウオッカの持って生まれた凄さだと思います。
本当にドラマチックな馬です。

もうウオッカの雄姿を見ることは出来ませんが、残した記録、名勝負の数々はこの先も語り継がれていきます。
ウオッカ、本当に今までお疲れさまでした。
そして幾度もの感動をありがとう