クマザサの上にいたのはシロコブゾウムシ、
ゾウムシの中では大型でよく目立ちます。
羽に二つの突起があるのが特徴で、マメ科植物の
葉を食べる身近かに観察できるゾウムシです。
ゾウムシは目が優しい感じが好きです。
これから虫たちとの出会いも楽しい季節、
今年もいろんな虫たちに会いたいものです。
*菜園で見つけたクモの子。
これからクモの子たちの旅が始まります。
先日、東京に住んでいる学生時代の親友が
金沢に帰って来たので、会いに行きました。
90才を過ぎた友人のお父さんが玄関先でたくさんの
お花を育てていました。近くで畑を借りて
家庭菜園もしているというので、案内していただいて
その畑も見に行きました。タマネギやジャガイモ、
夏野菜の苗などがすくすくと育っていました。
久しぶりに会ったのにいつも私たちの関係は変わらず、
親しい人と過ごす時間はほんとに心地いい。
一通りおしゃべりをして、親友が夜には帰京するというので、
私も少し買い出しをして、夕食を親友宅で
ご高齢のご両親と共に4人で食べました。
いつもとひと味違う夕食風景、一期一会の楽しい時間でした。
8時過ぎには駅まで親友を見送って、
あっという間の再会の時間でした。
今度会えるのを楽しみに、また元気に日々を頑張りましょう!
いつものお散歩道。
今日はサンコウチョウが初鳴きしました。
竹やぶからこちらに向かって走ってきたのは
このアナグマ。アナグマって目がよく見えてないみたい。
私のそばまで(1mくらい)走ってきて、
ほんの一瞬立ち止まって走り去った。
その後、鳥仲間さんと待ち合わせて
昨日壊れかけていた巣箱の修理をしました。
中を覗くと、苔を敷き詰めてありましたが
鳥の姿はなかったので,巣箱を降ろして修理。
無事に紐をかけて抜けないようにしました。
他の巣箱では、ヒナの声がしたので、この巣箱もこれから
ちゃんと子育てに使ってもらえればいいのですが。
今日も山の畑で作業をしました。
野菜はまだ育たないので畑に勝手に生えてきた野蕗摘み。
そこで見つけたのがこの幼虫、スミレの葉を一生懸命に食べていました。
ツマグロヒョウモンの幼虫に似ているので、
ヒョウモンチョウの仲間だと目星をつけてあとで調べてみると
ミドリヒョウモンの幼虫でした。二本の触覚がかわいい。
ヒョウモンチョウ類の中では最も森林的環境を好むらしい。
我家の畑は、山の中ですからね。
このくらいの収穫でいいかな。
蕗の大きな葉は、小さな虫たちの好みの場所。
ブルーベリーの木の周りも雑草でいっぱいだったので
今日は周りを草むしりして、周りに出てきた幼木も
ちゃんと育つように支柱を立てました。
そして、増えた玄関先の植木鉢をいくつか畑に持参したので
その鉢を通り道の花壇に並べました。
畑でも花を咲かせてくれそうな百合やバラ、水仙などです。
畑仕事はやってもやっても次の仕事が見えてくるので
あっという間に数時間が過ぎていきます。
桜の満開宣言が出ました。
いつもと別のコースを歩いてみました。
ここでも桜がとてもきれい!
いつもは一足早く咲くヒガンザクラも
今年はソメイヨシノと同時に咲いていました。
その散歩道に転がっていたのがこのヒミズ。
時々こんなふうに死んだ個体を見つけることがあります。
少し血が出ていて死因は何?と思ってヒミズの天敵を調べてみると、
「食性は肉食性で、昆虫類、クモ、 ムカデ、ミミズなどの
小型土壌動物を捕食する。いっぽう、天敵はアナグマ、テン、
イノシシ、トビ、フクロウ、モズなどである」とありました。
補食されずに転がっていたのは何故かわかりませんでした。
桜の季節、どれだけ楽しめるか?
まだ散らないで〜と思いつつ、
ここしばらくは桜の花に囲まれていたいものです。
雨の日が続いていた金沢ですが、
今日は快晴!この春初のスミレの開花を見つけました。
春の野の花の代表格ですね。
ホーホケキョ♪とウグイスの初鳴きも確認。
春の空気が気持ちいい。
そこに飛んで来たタテハチョウの仲間。
じっとしているとそばにとまりました。
少し待っていると羽を広げてくれました。
もうボロボロに痛んだ羽、触覚も1本しかないヒオドシチョウでした。
羽がボロでもお構いなしという素振りで、力強く飛んでいくのでした。
生きものたちは逞しい!!
その姿をしばし立ち止まって見送ったのでした。
今朝も雪道をお散歩。
愛車を森の入り口に止めて雪道を歩く。
新しく立てられていたのはこの看板。
今日はウソの群れ、アカゲラ、ノスリなどを観察。
北陸の冬は虫たちの姿はなく、植物も雪の下。
シーンと静かな散歩道、時折聞こえてくるのはカラの混群。
森を一周して帰り道を歩いていくと、
向こうに見えてきたのは愛車の姿。
何だか「かわいいヤツ」と思えて、ホッとする瞬間です。
*実家のすぐ後ろの神社は蛸を祀る神社。
*植えられた葉牡丹もうっすら雪化粧。
昨日は能登島でお泊まり。
お兄さん家族と我家の7人で
にぎやかに食卓を囲みました。
今朝はうっすら雪が残った道を散策。
昨夜TVでやっていた「昆虫すこいぜ」はマレーシア編で
大きくてきれいなアカエリトリバネアゲハや巨大なナナフシ、
ピッカピカのカブトムシなどが紹介されていて
すごく面白かったです。特にトリバネアゲハの羽の輝きは魅力的。
手で捉えたTVの画面からその躍動感が伝わってきました。
昔、友人にその蛹をもらって
お部屋で羽化させたことを想い出しました。
その頃よりもっと昆虫好きな私がここにいます。
今日も金沢までの帰り道にまた田鶴浜野鳥公園を
覗いて帰りました。近くにオナガガモやオオバン、
コガモなどがいて楽しかったです。
元旦・2日と夕食はそれぞれの実家に行って過ごしました。
3日の夜はやっと我家で迎えたお正月。
コンパクトに食べたいおせちを並べた
我家の食卓はやっぱりしっくり来ます。
今日は頑張って具沢山の茶碗蒸しも作りました。
ついにお隣の畑に仕掛けられたイノシシ用の檻。
辺り一面イノシシに荒らされてしまいました。
我が家の畑もすごい事になっています。
来年は我が家も対策を考えないと
畑の作物が掘り起こされてしまいます。
急に増え出したイノシシ、天敵は犬らしい。
久ぶりに山の畑へ。
忙しかったのと週末はいつも悪天候だったので
なかなか来れませんでした。
ブルーベリーの木が真っ赤に色づいていました。
取り残してあったピーマンやホオズキトマト、
サトイモ、コンニャクイモをやっと収穫。
ピーマンの枝で動けなくなっていたシータテハを発見!
気温が低くて、もう飛べないようなので
小屋の中の籾殻のバケツの中に移動させました。
雨露をしのげるだけでも助けになるでしょう。
成虫はこのまま越冬するので、春までこのままかな?
生きものたちの気配が消えていく季節、
寂しい冬を迎えつつあります。
昨日はもう姿を消しつつある虫の姿を
まだ見る事ができました。
気温が低くて飛び立てずにいたウラギンシジミ。
ツンと顔を上げています。
羽を広げるとオレンジ色がきれいなチョウですが
羽を閉じていることが多く、なかなかそのオレンジ色を
写すのは難しいチョウです。
まだ姿があったジョロウグモ♀。
♂の姿がありませんが卵を生む前に
気温が低くなってしまったのでしょうか。
触るとのろのろと動いていました。それを真似て、
初めてクモを触った男の子、そんなに怖くはないですよ。
こちらは地味な色のカメムシ。
おまけはこのシロキクラゲの赤ちゃん。
キクラゲの仲間は寒くても姿を見つける事があります。
バケツの中に見慣れぬ生きもの。コレは何?
尾があるので、最初はスズメガの幼虫が水に落ちたのかと思い、
バケツ上のモクレンの木を見上げるが確認できない。
では、ということでこの変な生きものを枝で掬い上げてみると
ふにふにしているので水生生物だとわかった。しかし、何者か?
水の中でふわふわ動くのみ、数匹の
長い尾が管のようになっていて尾が底から上に伸びている。
こういうとき、ネットは優れもの。
「長い尾、水生生物」と入れるだけでコレと同じ画像が出て来た。
フムフム、これは種類は確定できないけれど、
ハナアブの幼虫らしい。花粉にやって来て受粉の役割を持つハナアブたち。
まさか幼虫が水の中にいるなんて想像もしていなかった!
このバケツの中、実はめだかのためにゾウリムシを発生させようと
ワラを切って水に浸けてあるもの。それからどうなるん?
そこんとこはわからずにやってる。多分、このまま春になれば
ゾウリムシ発生のイメージなんだけど・・。
その中にコレがいたって訳なんです。
この幼虫たちもこのワラを食べていたんだと思われます。
自分の中の新発見!まだまだ生きものたちのこと、
知らないことがいっぱいありそうです。
今朝は川沿いを歩いていたら
水しぶきが上がっていたのでカイツブリでもいるのかと
双眼鏡を覗くと、大きなサケ?が5匹くらいいて
産卵しているようでした。
生きものとの出会いはタイミング。
冬に死骸を見たことはありますが
産卵風景は今回、初めて観察しました。
こんなに狭い川にもやってくるのかと思うと嬉しい。
こんな生きものたちの命の姿を温かく見守りたい。
今朝はセンボンヤリの綿毛に
ワカバグモが止まっているのを発見!
ワカバグモの全身グリーンなところが私のお気に入り。
こうやって獲物を待ち伏せているようです。
出現期は4月〜10月とあるので、
もうすぐ見られなくなりますね。
私のフィールドで異彩を放つセンボンヤリ。
昨年も花を見逃しているので来年こそ!
目印をつけておかねばね、目立たない花らしい。