しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

豆料理。(11/30*水)

2005-11-30 | 食べもの大好き!
生協の“食と安全探検クラブ”で活動している。ここでのテーマは『スローフード』。出来合いもののおかずが最近どこでも沢山売られているが、「地元の素材にこだわり、手作りで食事を作る」ということをここでは大切にして伝えていきたいと思っている。もう関わってから6年ぐらい経ち、今年はNさんと私が交代で講師役を務める。メンバーは子育て中の若いお母さんが多い。今回は私が講師役。ちょっと手のかかるお豆料理を選んでみた。体にいいのは知っているけどレパートリーがなかなか広がらないと思っている人も多いのではないだろうか。
今日のメニューは、大豆サラダ、大豆コロッケ、大豆のかき揚げ、三色豆とマイタケの炊き込みご飯、大豆のゆで汁を使ったみそ汁、黒豆茶 の6品。なかなかボリュームのある出来映えになった。若いお母さんたち中心に喜々として学んでくれるのがうれしい!「お豆料理は今まで避けていたけれど、とても美味しかったので今度からチャレンジしてみます」という声も多かった。手作りの美味しさ、母の味。これは私がこれからもずっと大切にしていきたいテーマだ。
☆ちなみに今日使用した大豆は地球環境のネットワークの仲間、農業青年中村くんから手に入れたもの。除草剤1回のみの産地が見える大豆。誰かとつながっているといろいろいいことあるもんね!

白菜漬け。(11/29*火)

2005-11-29 | 食べもの大好き!
週末は初雪が降ると言う。寒くなると美味しくなるものはいろいろあるが、お漬け物もその一つ。いただき物の白菜があったので今日は朝からお漬け物づくり。大きな白菜を8つに縦切りして、塩と唐辛子、昆布を入れて重石を載せれば出来上がり。所要時間は15分から20分。あとはじんわり塩が白菜に忍び込んでいく。昆布味の好きな私は、いつも昆布は欠かせない。たっぷり入れて昆布もむしゃむしゃ。寒い冬もお漬け物を作り出すと楽しい冬に早変わり。この季節にしかできないこと、たくさん見つけよう!

年賀状制作。(11/28*月)

2005-11-28 | 私の作品
今年も年末が迫って来た。クライアントの年賀状制作を済ませたら、時間を見つけて自分の賀状制作を始める。私の賀状は趣味のバードウォッチングを生かして、毎年野鳥をテーマにしたデザイン。もう20年以上続いている。『毎年楽しみにしているよ』と友人たちから言われると張り切らなくちゃ!いつか一堂に集めて展覧会でもしようかな。今年は、どの鳥をテーマにしようかとこの季節にいつも考える。模様が面白い鳥、好きな鳥、印象深い出会いの鳥、色が美しい鳥などなど。そして、今年は心密かに先日見た“あの鳥”にしようと決めていた。それが、面白くデザインして遊べなければあきらめることもあるが昨日今日と考えてデザイン完成!イエローが美しいポイントの野鳥。さぁ、なんの野鳥かな?来年までお楽しみに~。
(答えはお正月にブログに載せます)

探鳥会in森林公園。(11/27*日)

2005-11-27 | 野鳥大好き!
お天気荒れ模様の今日は、津幡の森林公園で探鳥会のリーダーをするために目的地まで行く。途中、もう一人のリーダー役のS氏と合流。早めに到着して参加者を待つ、その間に眩しい光と共に地響きするくらいの音と振動。雷が近くに落ちたらしい。幼い頃から、雷には縁があり“雷を連れて来た”とよくからかわれた。今日もそうなのか?同時に自分は晴れ女だと思っているのだが、今日は晴れてくれるだろうか?
開始時間になったら陽がさし始める。コロコロ変わる秋の天気。悪天候で急なキャンセルが多かったらしいが全員11名で歩き始める。さっそく出会ったカラ類の声。姿もちらほら見えて双眼鏡でとらえる。池まで歩く途中で移動するシメの群れにも出会う。池に着いたら沢山のカモの群れ。双眼鏡とプロミナーで参加者にカモを見てもらう。マガモの中にオシドリ夫婦の姿も見える。♂の姿は華やかでみんなに大人気だった。山全体が黄色く色づいていて美しい。参加者も私の心配をよそに健脚ぞろいで登りの急な道も全然大丈夫だった。今日、見れた鳥は17種。初心者の参加が多かったが探鳥をとても楽しんでもらえたようでうれしかった。今日の私のラッキーは、太っちょシメの群れだったなぁ!

空の色。(11/26*土)

2005-11-26 | 自然大好き!
空を見るのが好き!ブルーの色、黄色、ピンク、赤色、パープル、色とりどり。雲の形、毎日見てても飽きないなぁ。最近はお天気が変わりやすくて、晴れたと思っていたら雨が急に降って来たりして・・。先日もウオーキングの帰りにどしゃ降りの雨に降られて全身ずぶぬれ。でもラッキーなときは虹に出会える。
時間があったら一日中、ぼっ~と何もしないで雲が流れるのをずっと見ていたいと思う。昔、入院していたときもそういえば空の景色にずいぶん勇気づけられたっけなぁ。いつか、こころゆくまで空の絵、雲の絵を描きたい。あなたは最近、空を見ましたか?

ニオイザクラ。(11/25*金)

2005-11-25 | 植物大好き!
お花が好き、特に匂いのするお花。白百合、水仙、ヒヤシンス、フリージア、ハマナス、金木犀、ムスカリ、オシロイバナ、沈丁花、バラetc。その中でもここ最近一番気に入っているのはハマナスの花の香り。そんな花々に出会うと必ず顔を寄せて匂いを嗅ぐのが私の癖。時々、花粉を鼻につけていて笑われることもある。そして、できれば切り花でない方が好き。根っこのついてない花はちょっとむごい感じがするから。根っこがあれば花が終わっても、種や球根や根が生きているのでまた来年咲かせることができる。先日、買い物で通りかかった花をふと見るとあまり見かけない花が目に入った。名前を見ると『ニオイザクラ』と書いてあった。まだ蕾で花の匂いがわからない、でも嗅いでみたい!衝動に負けてその花を買って家に帰った。その花が今日咲き始めた。確かにうっすらと漂ってくる花の香り。この季節に珍しく華やかな姿だ。原産地がインド・アッサム地方のお花なので冬は家の中で一緒にいよう。北陸の冬を乗り越えてくれるとうれしいけれど。
あなたの好きなお花はどんなお花?聞かせてくださいな。

子分が来た。(11/24*木)

2005-11-24 | 人間大好き!
先日と今日、子分が朝からやって来た。子分は広告代理店時代の20代の頃知り合った仕事での後輩。彼女の前では思いきり親分肌を出してしまった関係なので、今になっても子分と呼んでいる。(きっと一生、私の子分だ:笑)彼女は東京での生活を引き上げてパソコンも手放してこちらに帰って来た。そこに急に、知り合いから仕事を頼まれたので私の事務所で仕事させて!パソコンさせて!と来た。人と人との関係はずっと付き合っていくと、身内的な感覚になっていくから面白い。そして考えてみると、これは1対1で正面から向き合うことがポイントなのかもしれない。そんなふうに誰かと時間を共に過ごし身内となる人が増えていくと、自分と他人との垣根が消えていくね。きっと誰とでもそうなれる訳ではないけれど、縁あって出会って惹かれ合って、ずっと付き合える関係ってステキ!さぁ、今からもそんなふうに付き合える人に何人出会えるのかな?

1リットルの涙。(11/23*水)

2005-11-23 | 人間大好き!
最近のテレビはとても質が落ちていると思いませんか?子どもたちに見せたくないような番組がたくさんある。テレビを見続けていると思考能力もなくなるとどこかで聞いたことがあるが、最もだと思う。先日会った友人も同じようなことを言っていた。見たい番組は選ばなくちゃね!私が今、週に1回だけ楽しみにしているドラマがある。それがこの「1リットルの涙」。実話をドラマにしたものだ。昨日は私が出かけていて見れなかったので子どもが気を利かせてビデオに撮ってくれていた。
15才で難病にかかり、勉強も部活も頑張っていた普通の少女が一つひとつ自分の出来てたことをあきらめていかなくてはならなくなる。告知を受けたときのショック、家族の励まし、友人としてのあり方、そして社会で弱者として生きていくということ。そばに寄り添う人と背を向ける人。社会の縮図が見えてくる。そんないろんなことをこのドラマは教えてくれる。15才の女の子があんなにも明るくひたむきに生きたかと思うと本当に抱きしめたいほど愛おしい。ドラマの最後に写る実在した彼女のガッツポーズがすごく好き!彼女を支えたボーイフレンドの存在も、ただの恋愛を超えていて美しい。悲劇ではなく、生きるということ。自分が生きていくということ、それをこのドラマはいつも考えさせてくれるのだ。苦しみや悲しみはなんて人を深くするのだろうか。

田んぼ収穫祭。(11/22*火)

2005-11-23 | 食べもの大好き!
無農薬で仲間たちと田んぼをして3年目。今日は田んぼの仲間11人が集まってお鍋で打ち上げ。石狩鍋とキムチ鍋とかも鍋の豪華3本立て。今年一年を振り返ってわいわいみんなで騒いだ。私が今年担当した田んぼは、周りが休耕田なので自然がいっぱい!今年は、自分で勉強してくず大豆や米ぬかを使ったやり方で新しい挑戦もしてみたし、私の好きな野鳥たちもいて本当に楽しかった。その中でも大騒ぎをしていつも出迎えてくれたのはケリという鳥。ここは気の強いケリの縄張り近くらしく、いつもキキッキキッと大声で威嚇して来た。ほとんどの野鳥は人の姿を見ると逃げて行くのに野鳥の方から向って来てくれるとはうれしい!(相手は怒っているんだろうけど:笑)子どもたちにも、このお米づくりを体験させてあげたくて娘の友人もよく連れて行った。ハタネズミ、ザリガニ、シジミ、カエル、トンボ、オケラと、農薬を使わない田んぼは命があふれていた。でも、楽しいことばかりではなくとてつもなく大変だったのは草取り。除草剤を使わない田んぼの草取りの大変さを思い知った。農家さんの苦労がしみじみわかる。それ故、お米の一粒一粒が本当に愛しいと思う。このお米づくりを通して学んだことはすごく大きい。来年は仕事が忙しくなりそうなので田んぼづくりはとても残念だけど断念!だけどね、稲の成長が目をつぶれば見えてくる。このお米づくりに関われたことに本当に感謝!

版画展。(11/21*月)

2005-11-21 | アート大好き!
今、香林坊のラブロで私が木版画を学んでいる先生の個展、谷内正遠版画展をやっているので、今日はお手伝いに行って来た。会場には次々にお客さんがやってきてにぎやかだ。モチーフは、風景中心にお地蔵さん、ねこ、いぬをテーマにしたものもある。聞くと25年、毎年個展をして来たというからすごい持久力だ。私も今は仕事の合間を縫って作品づくりをしているけど、来年はもっと時間を作って少しでも多くの作品を作っていきたい。自分の世界、自分の世界、自分の世界をどこまで追求して行けるだろうか。

不思議な果実、むべ。(11/20*日)

2005-11-20 | 食べもの大好き!
昨夜、だんなの実家の能登島に着いた。この前来た時は、夏真っ盛りだったけどもう晩秋に入ろうとしている。お母さんやお兄さん、甥っ子とも話が弾んで楽しかった。お兄さんが「明日、むべを取りに行こうか」と誘ってくれた。「むべ?」聞いたこともない名前だ。能登島では方言で『おんべ』ともいうらしい。聞くと、アケビに似た実らしいがとても珍しくてここら辺にしかないという。甥っ子も見たことも聞いたこともないと言った。じゃあ、明日みんなで取りに行こう!と盛り上がったが飲み過ぎて甥っ子はダウン。お兄さんの案内でだんなと私と長女と三女の5人で出かけた。車でそんなに遠くもない場所にむべはあった。赤い実が木に巻き付いたつるからいくつもぶら下がっていた。初めて見た実だった。インターネットで調べてみるとこんなふうにあった。

【皇室献上品、伝説の霊果】
滋賀県の蒲生野に伝わる伝説
大化の改新を行った天智天皇がこの土地を訪れ、8人の子供を持つ健康な老夫婦に出会った。「長寿の秘訣は?」と天智天皇に聞かれた老夫婦は「この地で取れる無病長寿の霊果を毎年食します」と言いながら、ひとつの果実を差し出した。これを食した天智天皇が「むべなるかな」(なるほど、いかにも)とこたえたという。以来、この果実は「むべ」と呼ばれ、現在でも毎年秋に皇室に献上されています。

今日は我が家もむべなるものを食してみようと思う。こんな珍しい果実との出会いに感謝したい。

交通事故現場に遭遇。(11/19*土)

2005-11-19 | 人間大好き!
昨夜6時半頃友人宅から自宅への帰り道、歩道を歩いていると後方でバーンという大きな音。とっさに事故だ!と思い振り返って10mくらい走ってかけつけると、車道の隅に人が転がっていた。運転者らしき人ともうひとり通行人の大学生風の男の子。20mほど先に派出所があるので、警察に連絡してきます!とその二人にいって駆け込んだ。しかし、派出所は空っぽ!どうして肝心の時におまわりさんがいないんだ!派出所の電話機から110番。救急車と警察を呼んだ。受話器を置いてまたしてもダッシュして現場へ。さっきは暗くてよく見えなかったが倒れている人は年配のおばさんだった。意識が戻って少しだが会話も出来る様子にちょっとホッとした。自転車が転がっていたので、雨の中車道を自転車で走っていて車と接触して転がったらしい。打ち所が悪ければ命取りだ。救急車がくるのがとっても長い時間のように感じられた。やっと到着した救急車に手を振って合図する。今度はパトカーを待つ訳だが、これもまた到着するのに時間がすごく長く感じられた。運転手と、通行人の私と男子学生、あとで事故の音で近所のおばさんが二人様子を見に来た。110番した時に、事故を起こした車のナンバーを控えておくようにと言われたが、これは現場で恐くなって逃げ出す人がいるからなのだろう。携帯電話を持っていた男の子に番号の控えをそっと頼んだ。しかし、どんなときでも学びはあるもので、その時の運転手さん(65才くらいの背広の男性)がすごく冷静で落ち着いていたように見えた。人柄のよさが伝わって来たと言うか何というか・・。あの落ち着きは自分にはないかもしれないな。見習うところあり!だった。事故は起こってしまったけれど、雨の中暗い車道を自転車で走っていた方も危険すぎる行動だ。ドライバーとして、同情してしまったこの一件。家に帰ったら子どもたちが私の帰りの遅いのを心配していた。救急車やパトカーのサイレンも聞こえていたらしい。雨の中の自転車は気をつけてね、と子どもたちにも注意をした。あ~、それにしても久々命がけでダッシュした日だったなぁ。みなさんもくれぐれも事故にはご用心を!!

卯辰神社で鳥見。(11/18*金)

2005-11-18 | 野鳥大好き!
今朝のウォーキングは、浅野川からせせらぎ公園を抜けて卯辰神社へ。そこから菖蒲園へ降りて浅野川を戻るコース。ちょっと歩く道を変えるだけで出会える野鳥の顔ぶれも違ってくる。今日は、冬鳥で渡ってきたミヤマホオジロに会えた。チッチッと地鳴きをしながら地面に降りて餌をついばんでいた。♂2羽と♀1羽。頭にリーゼント風の冠羽があって、顔の黄色がかわいい鳥だ。この鳥を見たら何だかラッキーな気分になれる。卯辰神社の前では、枯れた松の木にキクイタダキが群れで飛んできた。日本で最小の鳥で10cmの大きさしかない。この鳥の頭上が黄色いのでキクイタダキ、野鳥の名前にはなるほどと思わせる面白いものがたくさんある。そして、ここの駒犬を何気なく見ると跳んでるように両足をあげている。こんな格好の駒犬も珍しいかもしれないと思いハイぱちり。帰り道では、浅野川で久々にブルーの羽が美しいカワセミにも出会った。青空の広がる気持ちのいい秋の日。大きく深呼吸して秋を楽しんだ。

里に降りた紅葉。(11/17*木)

2005-11-17 | 植物大好き!
金沢市には二つの川が流れている。男川といわれる犀川。女川といわれる浅野川。その浅野川の近くに我が家はある。ここは幼い頃からの私の遊び場。夏休みになると空き缶一つ手に持ってドジョウすくいに通ったものだ。あれからずいぶん周りの田んぼや畑が消えてしまい、川は護岸工事がされ自然の息吹が消えてしまった。ドジョウもこんな均一化された流れの中では生きていけないだろう。今はバードウォッチングしたり、ウォーキングしたりしている日々。ここの樹木もどんどん色づき始め、きれいな紅葉の見頃となった。桜の木の色づいた葉っぱが落ちてしまったら今度は白い雪が降るだろう。紅葉もお花見と同じで一瞬を見逃すと消えてしまう。ひとつひとつの季節を日々じっくりと味わえたらいいね。

辰美会展。(11/16*水)

2005-11-16 | アート大好き!
先日、金沢市民芸術村で辰美会展というのをしていた。これは美術専攻科を持つ金沢辰巳丘高校の創立20周年を記念してのこの科を卒業した人たちの展覧会。在校生の娘も作品を出したり受付を頼まれたりしていた。「面白いから見に来て!」そういわれて見に行った。油絵、日本画、彫刻、デザイン、現代アート、写真などいろんな作品が展示されていた。芸大や美大などに進学し、作家やデザイナーとして活躍している卒業生も多いようだ。その中で,私が好きだった作品はこれ!無機質のビルディングが建ち並ぶ中に、人間の生活が匂ってきそうな建物が丸い固まりとなって宙に浮いている。まるで先日見た映画『三丁目の夕日』を彷彿させるような絵だった。この世界がこれから消えていこうとするのか,またどこかで根を張るのか・・・。この絵は見る人にそれを問いかけるようでもあった。
芸術の道は決して甘くはないけど、どこかキラキラきらめいていたり、夢を見させてくれるものがある。だからその道を進む若者たちを応援したいし、自分もその道を歩き続けていきたい。荒んだ社会に清涼剤となり光を放つものとなれるように!