*最終日の10日は、早朝に市場に行ってみました。水揚げされた魚が
山のように積まれて活気溢れるアジアの台所を感じました。
タイ・マレーシアの旅の報告もこれが最後になります。
今回は、タイとマレーシアの三カ所の訪問ということで、
最初から最後まで駆け足になってしまった忙しい旅でした。
それでもそれぞれの訪問先の違いを、
感じていただけたのではないでしょうか。
最終日4/10(水)はコタ・キナバルで過ごす最後の日。
この日は、JICAの鈴木さん、協力隊の不動田さんも同行。
車を手配していただき、二台でキナバル山とポーリンに向いました。
噂に聞いていたキナバル山は、雲に隠れて姿をくっきり見ることはできず。
*素晴らしい森が広がる風景。
キナバル山国立公園管理事務所に勤務するアリムさんに、
施設を案内していただきました。
*ヤイロチョウの剥製を見せていただきました。
*こちらはニシキヘビの剥製。迫力あったわ~☆
*資料棚には、蝶や昆虫など分類されて
多くの生きものの資料が収められていました。
*国立公園の地図を写真に収めました。
時間がないということでキナバル山は歩けず、
次の目的地ポーリンに向いました。
アリムさんがポーリンでのガイドを手配してくださいました。
ポーリンはキナバル公園の一部ですが管理事務所から車で約一時間。
温泉が湧き出ていて宿泊施設もついています。
そのポーリン温泉の奥に、キャノピー・ウォークという地上41mの
高い場所に吊り橋が157m架けられています。
熱帯雨林を真上から見れるのですが、これがなかなかどうして
高所恐怖症の人には無理な場所のようで、
何人も渡ろうとしてリタイアする人を見かけました。
我々のメンバーにもそんな人がいたようで、その人の悲鳴と嘆きを聞きながら
他のメンバーは笑いながら歩きました。しかし、私も下を見るとクラクラしました。
編目からは41m下が丸見え、揺れるので写真もなかなか写せず。
ここからは鳥や獣を見ることもできるそうですが、
この日は訪れる人が多く、生きものの姿を見つけることはできませんでした。
全員無事に渡り終えて、今度はここの目玉となった
「ラフレシア」の花を観察に行きました。
その名も名高いラフレシアは、世界最大の花。
約一年くらい咲く準備をして一週間で枯れてしまうといいます。
私は子どもの頃、教科書で見てから忘れられない花でした。
そんなこんなでヤイロチョウの仲間が多く住んでいて
日本にもやって来るヤイロチョウも確認されている
タイ・ボルネオをあちこちを駆け回った今回の旅行でした。
今回の旅をきっかけに、新たなヤイロチョウの
ネットワークづくりが広がることを願っています。