今日は、仕事を休んで上高地へ。版画で仲良くなったFちゃんとは、とても気が合い自然が好きなのも一緒!夏が終わる前に、山へ行きたいね~と言っていたのが、今日叶った。本当はもっと高い山、乗鞍か立山がよかったが、交通手段の関係で上高地へ行くことにした。山はもう秋の気配。二人で林道の中を、清流沿いに穂高連峰を望みながら思う存分5時間くらい歩いた。コガラやヒガラの群れ。メジロやコゲラ、ウグイス、ヤマガラの声。目の前に出て来た大きなカエル。野生の猿の群れ。清流を泳ぐオシドリやマガモ。みんな一期一会だ。夏の花々はもう終わりかけていたが、それでも紫色が鮮やかなヤチトリカブト、濃いピンク色のヤナギラン、薄いピンクのアズマヤマアザミ、黄色のミヤマアキノキリンソウ、色が白くて長い猫の尾のようなサラシナショウマ(いい香りの花)などが私たちを迎えてくれた。花の蜜を吸うアサギマダラやカラスアゲハも忙しそうに舞っていた。私の好きな彫刻家・高村光太郎がかつて、智恵子とスケッチ旅行したのもこの山々だ。緑の中にすっぽりと包まれて、8月最後の日はとても素敵だった。
去年から、我が家の家庭菜園では食べるためにヘチマを作っている。九州や沖縄では、チャンプルーにして食すらしい。けどこのヘチマ、油断するとアッという間に大きくなりタワシ用になってしまうので、見逃さないようにしなければならない。今夜はカレーに2本入れてみた。なかなかオツなヘチマカレーとなった。家庭菜園も、いつも同じものを作るばかりじゃあきてくるので、時々変わったものを作ることをお勧めする。それがお料理の幅や発想も広げてくれる。友人からは「来年用に、ヘチマの種ちょーだい!」ともう種の予約が入っている。
ワークショップを学び合うWOW-NETという会に関わって、もう5年くらい経つ。ここで、どれだけのことを学んだだろう!まさしく、ここは自分を見つける場。今まで見えなかったいろんな自分に出会って来た。その度に軌道修正して、ちょっぴり大人になれたかな?人は何となく、自分の好きな分野には興味を示すが、その世界は狭いし、しかもたった一人の人間の出会うものは限られている。いろんな人がいろんなテーマを持ち込み、みんなで体験していくこの場。人との違い、個性の発見、初めて向き合うもの、いつも何かを期待できて楽しい!!そして、心の距離が心地いい仲間たち。来月は年に一度の宿泊ワークショップをする。また、新しい発見に出会えると思うとワクワクするな。
(★ワークショップ・・・参加体験グループ学習。参加した人たちと協力しながら共に何かを作り上げていく場、発見していく場。)
(★ワークショップ・・・参加体験グループ学習。参加した人たちと協力しながら共に何かを作り上げていく場、発見していく場。)
日曜日の今日も、湯涌創作の森で一日版画制作をしていた。静かな山里の中にあるこの空間は創作するのににもってこいで、日常を忘れて作品づくりに没頭できる。もう次の作品を作っていて、この作品のイメージはオーロラの中に一羽のワタリガラスを浮かび上がらせ、風の中に祖先の声を聞くという場面だ。6色刷りなので6枚の版を彫っている。「どうして、仕上げまでにこんなに時間のかかる木版画で表現しているのか?」と今日一緒にやっている人に聞かれたが、改めて考えるとどうしてなんだろう?まだ、うまく刷り上げることができずにいるが、木の持つテクスチャーが魅力なのかもしれない。出会ったタイミング、先生、仲間、それもあるだろう。でも、ずっとずっともっともっと突き詰めていくと根源的に木が好き・・・という無意識の場所に行き着くのかもしれない。
どういうわけか、私の周りには天然ボケの友人が多い。最近、仲良くしているY子さんもその一人。
彼女の場合は、本当にユニークでいつも私を楽しませてくれる。先日、買い物のついでにカチューシャ(髪を押さえるヘアーバンドのようなもの)を買って来てほしいと頼んだ。彼女の家の近くに安くていいのがありそうだったから。そのとき彼女にひと言「今、気に入ってるのがなくてクリスマスのトナカイの角が折れて耳だけになったのを仕方なく使ってる」話をした。まともなカチューシャが欲しかったのだ。そして次に会った時、彼女が笑顔で「カチューシャ買って来たよ~」と云ったのでワクワク。袋から出してみると、な、なんとこれにも耳がついてる・・。それも手作りの耳が、それも豚の耳が、そして極めつけは、その耳に真珠まがいの玉がついてる・・う~ん、豚に真珠か・・・。爆笑してしまった。それを今、家で愛用しているのは云うまでもない。
彼女の場合は、本当にユニークでいつも私を楽しませてくれる。先日、買い物のついでにカチューシャ(髪を押さえるヘアーバンドのようなもの)を買って来てほしいと頼んだ。彼女の家の近くに安くていいのがありそうだったから。そのとき彼女にひと言「今、気に入ってるのがなくてクリスマスのトナカイの角が折れて耳だけになったのを仕方なく使ってる」話をした。まともなカチューシャが欲しかったのだ。そして次に会った時、彼女が笑顔で「カチューシャ買って来たよ~」と云ったのでワクワク。袋から出してみると、な、なんとこれにも耳がついてる・・。それも手作りの耳が、それも豚の耳が、そして極めつけは、その耳に真珠まがいの玉がついてる・・う~ん、豚に真珠か・・・。爆笑してしまった。それを今、家で愛用しているのは云うまでもない。
今年はもう一種類、朝顔を育てている。朝顔というより夕顔の仲間らしいが、花のブルーが涼し気で美しい。苗から育てるより種から育てる方が楽しいので、種を探して買って来た。名前は『ヘブンリーブルー』。大輪で、吸い込まれそうなブルーの色の花だ。種は『小花紫』と同じ頃に植えた。向こうはもう花が終わり種もつけ出しているというのに、この花はやっと盛夏を過ぎてここ4、5日前からやっと咲き始めた。種の形は細長くてとがっていた。こんなふうに同じ花の仲間を育てて、違いを探しながら楽しんでいると暑い夏もあっという間に終わってしまう。
夏の花は、やっぱり朝顔!朝起きて、きのう蕾だった花が開いているのを見るのは楽しい。一日で花は閉じてしまうけど毎日どんどん咲いてくれる。朝顔の品種は多くて、花屋さんを覗くといろんな苗が売られている。でも私が一番気に入ったのは、散歩の途中で見かけた小さめの朝顔の花で、紫と白の混じったものだった。秋にそこを通ると、取り残された種が落ちていたので大事に拾って次の年から作り始めた。それから、5年目。毎年見事に花を咲かせてくれる。花のひとつずつの色のバランスがみんな違うので、子どもたちと今日はどの花が好き?と花の色のバランスの好みを言い合う。一瞬の楽しい時間。この花、名前が分らないので勝手に命名。『小花紫』と名付けた。今年はショウリョウバッタが沢山現れて、次々に葉っぱが食べられ続けている。
今日は、NPO地球村のいつものミィーティングの場に関組長がゲストに来てくれた。東京永田町の議員会館で、いろんな政治家にインタビュー活動をしているユニークで貴重な存在の人だ。今回は、9月の選挙のこともあり、意図的に石川と群馬を回っている様子。彼の話を聞くのは2回目だが、難しそうに思える政治の話をわかりやすく話してくれるので、見えなかったものが見えて来る。今回その中でも、私の心に残ったのは政党で選ぶのではなく、あくまでも個人を見て判断して候補者を選んでいくということだった。また話を聞いてて思ったのは、議員さんは自由になるお金や待遇が良すぎて、お金のためか世のためかどちらのために政治家として動いている人なのか見えてこない。(純粋に、世のため動いている政治家などいるのかぁ?)それが、回り回って国民の政治不信に繋がっているとすれば、議員さんのお金を待遇をグッと低くしてそれでも政治をやりたいという情熱を問われる場を政治家のためにも国民のためにも、作る他はないのだが・・。政党や議員さんの、ベールを剥がした話も良かったが、関組長の視点の深さや日頃を積み重ねた活動、自分の生活を投げ打っての活動に一番刺激を受けた。この純粋さは、どんな政治家も持ちえていないかもしれない。
今日の午前中は絵画教室だった。絵を描きながら「ねえねえ!聞いて!」と云って中学3年の女の子が話し始めた。「オレオレ詐欺の電話が家にかかって来て、『あんたの家の娘を預かっている』といって最初は男の声。次に女の子が泣きながら電話に出たけど、親がどうも声が違うと思って電話を切った。それから学校に電話が親からかかってきて、先生に呼び出されたりして、ちょっと大変だったんだよ~。」それを聞いて思わず「そんな時は、すかさず『あんたの息子もこっちであずかっているぜ』と云わなきゃ!」とアドバイスをしたら、ジョークが受けてしばらく大笑いだった。
しかし、今もどこかでオレオレ・・が続いているとは!いつの間にか、お金が一番になってしまったこの社会。お金の魔力にどこまで引きづられていくのだろう?
しかし、今もどこかでオレオレ・・が続いているとは!いつの間にか、お金が一番になってしまったこの社会。お金の魔力にどこまで引きづられていくのだろう?
夏休みは、毎朝小学生の娘とラジオ体操に通っている。以前中国に行ったとき、公園で太極拳でなく、ラジオ体操をしている人たちを見て驚いた事があったが、全身を使ういい体操だ(特に肩こりにgood!)と思う。
このラジオ体操、小学校の体育の時間に流れの順に徹底的に教えてもらった事があって、そのおかげで、今でも間違えずに第2体操まできっちりできる。体が覚えてるって感じだ。このラジオ体操には、この頃の同級生も来ているが、他の人たちや子どもが適当にやっていたり間違えたりしていても、この二人は完璧なのさ!
このラジオ体操、小学校の体育の時間に流れの順に徹底的に教えてもらった事があって、そのおかげで、今でも間違えずに第2体操まできっちりできる。体が覚えてるって感じだ。このラジオ体操には、この頃の同級生も来ているが、他の人たちや子どもが適当にやっていたり間違えたりしていても、この二人は完璧なのさ!
今日、また作品が1つ仕上がった!今日の作品は、「ワタリガラスの神話」シリーズの中の『クマは森の王者』という場面。木版をはじめて12作目のものだ。ずっと一貫して、生き物がテーマになっている。きっと、自分がとっても興味があって好きなのはこのテーマなんだろうな。そういえば私の小学生の頃の趣味は一人で朝早く起きて、近所のお庭を見て回り、いろんな花の種を集めることだった。あの頃、石をそっとめくればオケラがいたし、ドブではいつもイトミミズがダンスしていた。川や山にもよく行った。自分で採った虫や魚、かえるにあきたらお小遣いをためて、今度はインコやジュウシマツなどを飼ってあきずによく眺めていた。学校でハツカネズミをもらって飼っていたのもこの頃だ。親にまた何か連れて来た~と嫌がられたものだった。
あの頃からどんどん時代は変わり、今、たくさんの生き物がこの地球から消えようとしている。最も大きな原因は、開発という名の下の森林などの生息地の消失。他の生き物を思う人の心も、いつしか消えていったのかもしれない。生き物の消えた地球なんて、悲しくて想像したくもないけどなぁ。
あの頃からどんどん時代は変わり、今、たくさんの生き物がこの地球から消えようとしている。最も大きな原因は、開発という名の下の森林などの生息地の消失。他の生き物を思う人の心も、いつしか消えていったのかもしれない。生き物の消えた地球なんて、悲しくて想像したくもないけどなぁ。
今日明日は作品づくりの日。久々に会う仲間とも、もう気心が知れた親しさだ。自分の本当にやりたいと思っている事をやっていない事に、いつしか気づいた。目の前の仕事や家事に追われて過ぎて行く時間。本当にやりたい事に時間を使いたい!そう思って、やっと2年前から作品づくりを始めた。ちょうど、木版画を体験する機会があり、これで何か作品が作れそうな気がした。ラッキーにも気の合う先生と、気の合う仲間にも会えた。自分の創作テーマも、木版画にぴったりだった。時間を忘れる楽しい時間。でも作品を作るのは決して楽しいばかりではない。使う色の数だけ版を彫刻刀で彫るのは、けっこう時間がかかるし力もいる。刷りもコツを覚えるのにも時間がかかる。指の豆を潰したり腱鞘炎になったり、失敗しながらそれでも一歩一歩、これからも作り続けよう。自分の中に眠っているものを表現するのは、本当に気持ちがいいことだから。
夏休みの宿題で、小5の娘が「お母さん、都道府県一緒に覚えよう」と誘って来た。そういえば、今まで真面目に覚えた記憶がない。いい機会!と思い一緒に覚えることに・・・。しかし、白紙の日本地図を見ても分らないところがいっぱいある。特に東北の下から関東にかけて、北陸から中国地方にかけてのあたり。きっとレベルは娘と変わらない。「兵庫県って日本海側にあったんだ」私の喜びにあふれた発見に、そばで聞いてた上の娘が「当たり前じゃない?」と冷たく言う。クソォ~。クイズを出し合うように小5の娘とチャレンジ!2日目にはバッチリ覚えた二人だった。しかし、名前は覚えてもどんな県なのかイメージが湧かない。そう、分らなかった県は、出身の友人もいないし、行ったこともない所ばかり。これはいつか旅に出るしかないかなぁ。そう思ったらちょっとワクワクしてきた。そして、家族に宣言。「行った事のない県に、いつか行くぞ~!」
先日、映画「星になった少年」を絵画教室の子どもたちを連れて見て来た。この映画に出てくる“子象のランディの絵のコンクール”に出す絵をみんなで描いたのがきっかけになった。主人公の男の子は象使いになりたくて、タイまで修行に行く。言葉も通じず、象の扱いも簡単ではない。それでもいくつかの試練を乗り越えて象使いになっていく。やがて日本に帰って来てその才能を少しづつ開かせたその時、事故に遭い、遠い空の星になってしまう、20才の若さで・・。これは実話らしい。
そして今日、大学時代の友人の家にお参りに行った。息子さんが突然事故でなくなったと聞いたからだ。年もちょうど20才。親にしたら胸を引き裂かれる思いだろう。何の言葉もなく、友人が話すその息子さんの話を聞いていると、面識もないのに人柄が伝わってくる。ここにもかけがえのない星になった少年がいた。友人は寂しそうに言った。「あまり考えないようにしているんだ」と。もしかして人生は、追っても追えない大切なものを一つずつ手放して行く旅なのかもしれない・・。
そして今日、大学時代の友人の家にお参りに行った。息子さんが突然事故でなくなったと聞いたからだ。年もちょうど20才。親にしたら胸を引き裂かれる思いだろう。何の言葉もなく、友人が話すその息子さんの話を聞いていると、面識もないのに人柄が伝わってくる。ここにもかけがえのない星になった少年がいた。友人は寂しそうに言った。「あまり考えないようにしているんだ」と。もしかして人生は、追っても追えない大切なものを一つずつ手放して行く旅なのかもしれない・・。
夕方、仕事の手があいたら夕食の支度。今日は何を作ろうか?考えるのは楽しい!これは私にとって、ゲーム感覚、遊び感覚。アイデアを出してみて、その中の作りたいものを頭の中で選んで作る。買い物にはその都度、行かない。畑で作った野菜や冷蔵庫の在庫をみて、自分で作ったお米が美味しく食べれればそれが最高!我が家の今日のメニューは、黒豆と青豆と昆布とエリンギの玄米炊き込みごはん カブとニンジンとコーンの豆乳スープ ニシンとジャガイモの煮物 キュウリと青じその昆布漬け タマネギのスライスサラダ。おつまみには、昨日友人にもらった北海道のトバと焼きニンニクがある。いつの頃からか、和食が一番おいしいと思うようになって来た。足りないものは生協の宅配を利用しているが、最近は他のスーパーと同様レンジものが多い。レンジを使わない選択をした我が家では、素材と調味料を大切にしている。おっと、それと心を込めた呪文「おいしくな~れ!」も忘れずにねっ。