教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

母親の

2005年09月01日 21時56分50秒 | Weblog
 今日は、まず大日本教育会・帝国教育会に関する年表作成(大正10年、ほとんど進んでない…)。年表作成には機関誌を使っているのですが、作業のついでに書籍の広告を見て面白そうな題名を書き留めています。明治期のころは書き留める名前も多くなかったのですが、大正期の半ばをすぎたごろから面白そうな名前が突然多くなり、今ではキリがないぐらいあります。大正期の教育史研究をする研究者は多いですが、なるほどその気持ちがようやくわかりました(笑)。
 その後機関誌を図書館に返却した後(雑誌は即日返却なので)、博士論文の副指導教員とばったりあったので、先行研究に関する質問をしました。すると、その論文を持っているからコピーさせてやるとのこと(ちなみに、ご本人の論文です)。お借りしてコピーし、十数頁だったので一気に読み切りました。
 最後に「群像」の執筆。今日は「三上主一」さん。明治期広島市の小学校校長です。ちなみに昨日、広島市立図書館に行って来て資料が増えるはずだったのですが、小学校教員の資料は学校の記念誌ではその任に堪えないことが判明。中等学校以上の教員に関する資料と、教員の顔写真だけとってくるはめになりました。ううーん、小学校教員について詳しく調べるには、やっぱ学校沿革誌にあたるしかないか… まあ、それはキリがないので、とりあえず今使える資料を使ってしまおう。
 「群像」の執筆終了後、さて帰ろうか、と思っていると、母親から電話が。インターネットサイトの検索方法を教えてくれという。30分電話でやりとりするが、なぜか成功してくれない。googleのサイトに飛んで、検索ワードを打ち込むだけのことを30分も教えてできないとは… むしろ俺がショックです(苦笑)。
 できないので後回しにするとのことで一端電話を切った数分後、ふたたび母親から電話。できた、という。教えたとおりにできていなかっただけだったとか… ううーん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする