大塚久雄『社会科学の方法―ヴェーバーとマルクス―』、岩波新書、1966年。読了。
この本は、当時まったく対立するものとされていた両者の社会科学基礎理論を関連させ、その共通性と相違性を論じたもの。すなわち、経済(利害関係)が社会諸現象の分析軸であるとする点は共通、ただしヴェーバーはさらに理念(宗教)を分析軸に据えたとする。歴史研究における、理念と利害関係による両軸分析方法について学んだ。
この本は、当時まったく対立するものとされていた両者の社会科学基礎理論を関連させ、その共通性と相違性を論じたもの。すなわち、経済(利害関係)が社会諸現象の分析軸であるとする点は共通、ただしヴェーバーはさらに理念(宗教)を分析軸に据えたとする。歴史研究における、理念と利害関係による両軸分析方法について学んだ。