教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

うずたかく積み上げられた資料

2005年11月21日 23時55分55秒 | Weblog
 写真は、図書館備え付けの机の上に積み上げられた『帝国教育』三年分くらい。

 今日は、早起きの日。今日は調子がいい! テンションも上がってきていて、さい先のいいスタートを切れた。
 朝9時から大学図書館へ直行。今日の作業はパソコンを使うが、そのために机とコンセントが必要である。だが、それらは1階以上にしかない(書庫は地下2階)。地下の書庫に入って、『帝国教育』(明治42~44年分)を一気に持って上がる。運動不足の私には息が切れるほどの運動である。備え付けの机の一角とコンセントの一つを占領、ノートパソコンを起動。そしてさっそく『教育公報』記事中に見られる、帝国教育会における研究活動のテーマを抽出開始。調子よく午前中のうちに消化。
 しかしこれは「一巡目」。長い闘いの序曲。即座にさっき持ってきた分を、地下の書庫のもとの場所へ戻す。そしてさらに2・3年分を持ってテーマ抽出を繰り返す。だいたい一巡するのは1時間半ぐらいか。
 午後1時すぎぐらいに昼飯を食べ、午後2時半ぐらいにリポビタンDでドーピング。2度の数分の休憩を経て、何度も図書館1階と地下2階を往復する。それを何度繰り返したか。いつの間にか夕方になって夕日を見たかと思えば、真っ暗になって、図書館の書庫閉庫時間の20:30となった。

 本日の結果。明治37(1904)年~昭和2(1927)年、23年分消化。たぶん、写真の7・8倍の量の紙に目を通したことになる。
 めざましい成果だ。われながら恐ろしい

 ただし、今日はこれで終わりではない。図書館を後にすると、研究室へ直行。少し研究室にある資料を使って、今日の調査の補強をする。そして、晩飯食わなくちゃいけないことを思い出したので、外出。しかし、食べたいものがなく、結局大型スーパーの半額惣菜を買う。しかし、研究室では後輩たちが明日の特研のために必死でやっていたことを思いだし、家に帰って晩飯にしたくなった。いったん研究室へ戻って必要なものを取って、家に帰る。
 晩飯を食べて、発表レジュメの「はじめに」執筆に奮闘する。激戦。午前2時近くまで格闘するが、なんか全部ボツにしたくなったので寝た。
コメント
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