教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

誤算の精算

2005年11月22日 23時18分39秒 | Weblog
 今日の体調は遅起きの日である。むちゃくちゃ眠い。午前7時ぐらいに目が覚めたが、とても起きあがれなかった。しかし、そんなことは言ってられない。気持ちで起きた。といっても、そのころには、すでにお昼といってもよい時間になっていたが(笑)。
 今日は13:10から特研がある。出ている余裕はないのだが、義務なのでこれには出なくてはならない。特研まで約2時間程度の時間があったので、図書館へ。昨日と同じ作業を一巡した。特研は少し長くなって17:00に終了。即行で図書館へ。時間的には2巡以上できそうだったが、途中、発表レジュメに書く、研究テーマの凡例を書いていて一巡で終わった。
 今日の成果は、昭和3(1928)年~昭和7(1932)年の5年分。ゴールは、昭和18(1943)年。あと11年分。明日は図書館が休みなので無理だが、木曜日一日でなんとかなりそうだ。間に合わないかと思っていたので、少しホッとした。でも体調を崩したらすべてがパアなので、今日は「王将」でギョウザ3人前とライス(大)を喰らってきた。
 
 今回の発表は、間に合わないかもしれないという最悪の事態を想像した、初めての機会。今回の発表は、研究活動の主題を抽出して分析するだけなので、簡単そうに見える。しかし、二つの大きな誤算があった。一つ目の誤算は、両会における研究活動は、「これは研究活動です」「これは研究活動ではありません」と明確にわからないという問題に関わる。前からこの調査はやろうと思っていたので、かなり前からその基準を考えていた。予算編成は事務活動であって研究活動ではない、と判断することは簡単である。しかし、附属図書館の創設は事務なのか研究活動なのか、悩むところである。結局これは、附属図書館創設の方法の調査研究は研究活動、附属図書館経営は事務活動、というように、方法・計画立案と運営を分けて考えることにしていた。しかし、やり始めたら迷いが生じたのである。今までExcelで年表を作り、一瞬で検索できるようにしてなかったら、本当に無理だったかもしれない。今までやってきた基礎作業が役に立ったのである(つーかまだ終わってないが)。
 二つ目の誤算は、思った以上にべらぼうに数が多かったことである。今日昭和7年まで調査を完了したが、それだけでもテーマ件数979件である。数件は上述の「迷い」の産物なので後で削除するが、それでも900件以上ある。昭和18年までやったら、まちがいなく1,000件を越す。たぶん一年平均20件ぐらいあると思う。件数が足りなくて、統計の説得力もないかなとまで思っていたが、充分だよこれは。研究活動が両会の大事な事業の一つだと主張する私としては、こんなにうれしい事実はないのだが、〆切時間が切迫していると「そんなになくていいのに!」と倒錯した気持ちになる。なんにせよ、油断してスタートが遅れた自分が悪いのだが。
 明日は図書館が閉まっているので、この調査は続けられない。気持ちは悪いが、とにかく分析を始めないといけないので、明日はデータの分析をやるつもり。そうでないとホントに資料紹介だけで終わってしまう。最初からそのつもりならいいのだろうが、資料紹介をするつもりはなかったので、そうなってしまうと恥ずかしい。なんとかがんばりたい
 しかし、ここにきてさらに難関が。明日はぐるーぷ樹のミーティングなのである… 私が議長なので、抜けられない。まったくなんでこんな時に…
コメント
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