皆様 おはようございます。
3月17日(金) 鳥取の天候は 終日、となり最高気温13℃の予報です。
今朝の最低気温は0.6℃、現在は5℃ですが、晴れているために暖かく感じます。
鳥取での営業も本日と明日の2日間。
その間に、墓参り、レンタルのガスファンヒーターの返却、草取りなどを行い
19日、東京に向かう予定です。
雪解け後、草がとても元気に芽を出し、大きくなっております。
暖かくすごしやすい時期なのですが、草との格闘が始まる嫌な季節です。
本日の事例紹介は昨日(午後6時前)、来店された男性の事例です。
概要
・50代前半の男性。(終日PC作業)
・右肩~肘にかけての強い痛みで仕事に集中できず、仕事の効率が
上がらないため困っている。
・整形外科に通っているが改善しない状況。
→ 診断では「頸椎の崩れによる神経性の痛み」と診断されている。
・5年前にも同様の症状が起こり、半年以上病院に通い首の牽引などの治療を続け
痛みが治まった経験がある。
・早期に改善したいことや妻など家族の勧めがありこちらに伺うことにした。
身体を診させていただくと
<原因1> → 神経性の痛み
・頸椎(首の骨)下部~胸椎(背骨)上部の骨が左右に崩れ神経を圧迫していました。
・その骨の崩れの原因は、次の2つと思われました。
①骨盤の崩れ から 胸椎(背骨)の崩れ が起こっている。
②肩甲骨~肩周辺の筋肉の短縮により背骨が左方向に引っ張られ崩れた。
<原因2> → 筋肉性の痛み
・肩、肩甲骨、腕などの筋肉コリなどによる痛みと思われます。
①肩周辺の「僧帽筋」「肩甲挙筋」などの強い筋肉コリ。
②肩甲骨の筋肉(棘下筋)が腫れたように膨らみ、指で押すと「肩口~肘」に達する
強い痛みが起こっていたのです。
③腕の前側、後ろ側にある筋肉コリ(上腕二頭筋、上腕三頭筋)による痛み。
④前腕(肘~手首間)の筋肉もコリや短縮などにより可動範囲が狭く、動きづらく
なっていました。
<その他>
・腰~背中~肩までの筋肉の硬縮などで盛り上がっていました。
・お尻~太腿裏、ふくらはぎなどの筋肉も筋肉疲労などで固くなり、
ふくらはぎでは強い痛みも訴えておられました。
改善施術
神経性の痛みの改善
・お尻の筋肉を緩め、骨盤の崩れを整えます。
・腰~背中、肩甲骨周辺の筋肉を緩めます。
・肩の筋肉を緩めます。
・首の筋肉(胸鎖乳突筋)を緩めます。
・頭蓋骨の崩れを整えます。
・背骨上部~首の骨下部の崩れを矯正で整えます。
腕~指先(小指&薬指)の鋭い痛みやシビレがなくなりました。
「痛みはないが、なんとなくスッキリしていない状況」とおっしゃっていました。
筋肉性の痛みの改善
・肩甲骨の筋肉(棘下筋)を緩めます。
・腕の筋肉(肩~肘)の筋肉を施術用枕で緩めます。
→ 強い痛みを訴えられるため30秒~1分ほどの施術を3回ほど行い
他の場所に移動。
・前腕(肘~手首)の筋肉を緩めます。
施術途中でしたが、午後8時となったため本日の施術を終えることに。
<施術時間は約2時間でした。>
肩~腕の筋肉を緩めることで、筋肉性の痛み解消が図れる見込みです。
施術後には、
①自宅でできる改善方法などを紹介。
・腕のストレッチ
・肩甲骨~肩のストレッチ
②腕の痛みの原因を図書と骨格模型などにより説明。
などを行い、施術を終えたのです。
終日、PC作業を続け、年齢も50代となると
・眼精疲労 ・視力低下 などが懸念されます。
頭部の筋肉、目の周りの筋肉、顔の筋肉などを緩め、
視力低下などを防ぐ防衛措置が必要な頃です。