皆様 おはようございます。
3月29日(水)
昨日、自宅周辺及び神田川周辺の桜の開花状況を見て回ったところ
・ごく一部の桜が咲いている。
・大半はつぼみ状態で、少し膨らんでいる程度。
というような状況で、見頃はまだまだ先の感じです。
やはり先日の真冬のような寒さが2~3日続いたことが原因のようです。
私たちが鳥取に帰る今週末までに見頃になればよいのですが・・・・。
本日の事例紹介は昨日、来店された女性(70代)の事例です。
改善要望
・左太腿が痛い。
・睡眠時に時々、左ふくらはぎ外側が痛くなり寝られない。
・肩~肩甲骨内側周辺が肩こり状態でつらい。
・両腕の肘~手首間が重だるい。
身体を診させていただくと
<足>
・太ももの前側及び外側の筋肉が硬く、こりこり状態になっており
指で押すと痛みを訴えるほどになっていました。
(大腿四頭筋、大腿筋膜張筋の筋肉コリです。)
・ふくらはぎ外側は筋肉には異常はなく、ふくらはぎ外側にある「腓骨(ひこつ)」
という骨がズレ、神経を圧迫したことによる痛みでした。
<肩周辺>
・首~肩&肩甲骨間の様々な筋肉がとても強いコリとなっていたための不調でした。
(斜角筋、胸鎖乳突筋、僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋など)
・また、左側の筋肉の短縮により、背骨上部が左側に曲がり、背中右側の筋肉を
引き延ばしていたことが肩周辺の辛さの一因となっていました。
<腕>
・肘~手首間の筋肉が硬く、こりこり状態になっていたことが腕の不調原因でした。
(腕橈骨筋、手関節屈筋群、手関節新筋群など)
<その他>
・背中及び胸部の筋肉の短縮により背中が大きく盛り上がっていたのです。
改善施術
・腰~背中~肩に至る脊柱起立筋を緩めます。
・腹部の腹直筋、胸部の大胸筋&小胸筋を緩めます。
→ 上記の施術で背中の盛り上がりが相当小さくなりました。
・太腿の筋肉を緩めます。
・膝下にある腓骨の崩れを矯正で整えます。
→ あっけなくふくらはぎ外側の痛みが消えたためびっくりされていました。
・両腕前腕(肘~手首間)の筋肉を緩めます。
・首の筋肉を緩めます。
→ 胸鎖乳突筋、斜角筋
・肩の筋肉を緩めます。
→ 僧帽筋、棘上筋
・肩~肩甲骨周辺の筋肉を緩めます。
→ 肩甲挙筋、菱形筋など
施術後の身体の状況を伺うと
・腕が軽く、動かしやすくなりました。
・気になっていた足はすっかり良くなり驚きです。
・首~肩周辺が動かしやすくなり、軽快な感じです。
・気になるところだけの改善だけでは良くならない、原因は他にもあるというのが
わかりました。
などとおっしゃり、お出しした「羊羹&お茶」をおいしそうに食べられ、
うれしそうな表情でお帰りになられたのです。