皆様 おはようございます。
12月8日(木) 鳥取での営業も残り3日間となりました。
昨夜から今朝にかけて雷が鳴り、大きな音を立てが降っておりましたが
今朝は時々の落ち着いた天気となっています。
今回鳥取では、既存のお客様からの紹介で
昨日までに新規の方が3人お越しになり、
本日4人目の方が来店下さることになっています。
紹介下さった方にお礼のメールをお送りすると
「紹介して人も大変喜んでいました。」とお礼を頂いています。
私たちの持てる力を最大限生かした施術を行う。
可能な限り少ない回数で改善をはかる。
(少々痛いときもあるのですが・・・・。)
紹介で来店される方は、
「痛い時があるが、効果は抜群」と聞いておられ
痛さよりも効果を期待して来店いただいているようです。
本日の事例紹介は、紹介で来店された奥様が、私たちの施術効果を見込んで
体調がすぐれず頻繁に入退院を繰り返しておられる夫の改善を図ってほしいと
の要望で来店された方の事例です。
概要
・兵庫県で中学校の体育の教師&校長をされていた69歳の男性。
・定年退職後、生まれ故郷の鳥取に夫婦で帰ってこられて以降、
体調がすぐれず総合病院に頻繁に入退院を繰り返しておられるそうです。
・不調内容は、
①脊柱管狭窄症と診断され、腰痛、腰がだるい・重い、腰~太腿裏のシビレ、
足に力が入らないなどの症状が起こっている。
②胃腸が不調で内臓からの出血(血便)があるが場所が特定できない。
③食欲不振で食べても美味しいと感じない。
④全身が冷えており、寒く感じている。
⑤蝉の鳴き声のような耳鳴りが常に続いている。(両耳)
⑥貧血 ⑦糖尿病(境界型)
⑧血流が悪く、人工血管の埋め込みや血管のバイパス手術を受けている。
・奥様の要望は、次の2点でした。
少しでも不調を改善し2人で人生を楽しみたい。
少なくとも80歳くらいまでは生きていてほしい。
身体を診させていただくと
・背中右側の筋肉が異常に硬く、盛り上がっており、左右の背中の高さが
異なっていました。(写真2)
・そのため骨盤右側が上方(肩方向)に引き上げられ、骨盤から足が
右方向に曲がっていました。(写真1)
・腰の骨(腰椎4~5番)が左方向にズレ、足への神経を圧迫していました。
・背骨(胸椎)もS字状に歪んでいることに加え、中部&上部の骨が左右に
崩れていたのです。
・胸の筋肉(大胸筋、小胸筋)が短縮し、肩が前方に出て、背中が丸くなる
姿勢になっており、胸や背中の辛さを物語っていました。
・肩~首の筋肉(僧帽筋、斜角筋など)も硬く、コリコリ状態となっていました。
・お尻~足指までの下半身全体の筋肉が硬くなり、血流の悪化で冷えていました。
太腿裏、太腿横、ふくらはぎは、棒状に硬くなった筋肉が出来ており、指で押すと
強い痛みを感じておられました。
・すね~足甲の筋肉が縮んで伸びないため、足首が曲がったままで伸びなくなっていました。
不調原因は、次のように考えられました。
①全身の筋肉の拘縮による血流障害などの不調。
②骨盤、腰椎(腰の骨)、胸椎(背骨)のズレなどによる神経圧迫、血流障害
改善施術
今回は、体力が低下していること、カイロなどの施術経験がないことから1時間以内の
施術にし、ソフトな施術(筋肉の緩め主体)だけを行うことにしたのです。
・身体の背面の筋肉を施術用枕を使って緩めます。(足首~お尻~肩甲骨付近まで)
・硬く盛り上がっていた背中右側の筋肉(脊柱起立筋、腰方形筋)を緩めます。
・お尻の筋肉(大殿筋、小殿筋、梨状筋)を緩めます。
・肩甲骨周辺の筋肉を緩めます。
・骨盤(仙骨)の崩れ及び背骨の歪みを整えます。
・椅子に座っていただき、肩の筋肉を緩めます。
・首の筋肉(斜角筋)を緩めます。
<問診~触診、施術で約1時間50分を要しました。>
施術後の身体の状況を伺うと
・身体がとても軽く感じており、楽にすっと立てるようになった。
(今までは、よいしょという感じで立っていた。)
・腰が伸びた感じで、身体がまっすぐ立てているように感じる。
・肩がとても楽になって、軽く動かせるようになった。
・お出ししたお菓子、お茶を「美味しい」と感じて食べられた。
・奥様は、「主人が美味しいと感じて、パクパク食べることは今までになかった。」
とおっしゃり、とても驚いておられました。
・身体が温かく感じると言われ、顔は紅潮しておられました。(奥様ビックリ)
・お帰りの際には、階段を軽快にトントンと降りられ、顔の表情が来店時と
全く変わっていたのです。
今後は、更なる改善を目指して、通って施術を受けたいとのご希望でした。
次回は、私どもが東京の営業を終えて鳥取に帰る年末年始頃来店予定です。
◆写真1
◆写真2