里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

オオバノイノモトソウ 北限の自生地

2018-10-07 | 日記
一関市花泉町日形地区の北西部、キャンブ場下の渓流を小橋で渡ると、対岸には
石灰岩の岩壁がそびえていて、大きな窪みには祠が祀られています。

対岸を上流側へ少し上がると、岩壁下に常緑性の羊歯が二株だけ生えています。
「あれ、これはオオバノイノモトソウだよね。」
東北南部が北限とされている羊歯で、宮城県内においては石巻市雄勝町や、登米市
東和町などで自生を確認していますが、岩手県南にも自生していたんですね。
私の踏査範囲内では、自生北限が30kmほど北上したことになります。






                             三枚とも2018.10.5撮影

オオバノイノモトソウは2015年の11月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴などは、下の青字をクリックして参照願います。
雄勝のオオバノイノモトソウ


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