一関市花泉町日形地区の北西部、丘陵上の踏査を終え、沢沿いの林道を下っていくと、
山側斜面に多様なつる植物が絡み合う箇所があって、そこにオニドコロの果実が多数
連なっていました。果実の中心から三方に耳形の翼が出ていて、これはヤマノイモ科の
植物に共通する形ですね。よく似たヤマノイモとの区別ですが、葉がヤマノイモよりも
大きく、きれいなハート形をしています。ヤマノイモの葉はもっと縦長ですね。
二枚とも2018.10.5撮影
子供の頃は、この果実で遊びましたね。
三方に出た翼の間は開いたU字形になっていますから、子供の鼻にちょうど良く載るんですね。
ただ載せただけではすぐに落ちてしまいますから、なめて濡らしてから載せると張り付くのです。
これを落とさずにどれだけ歩けるかなどと、他愛も無く遊んだものでした。
たいていは鼻の低い子が勝つのです(笑)
全く果実の生っていないつるもありましたが、これは雄株なんでしょうね。
オニドコロは雌雄異株ですから、雄株は花粉を供給するだけで果実は生りません。
果実の翼には二枚ずつの種子が入っていますから、1個の果実には計6個の種子が入っています。
その種子にもヒレ状の翼が付いていますから、風による散布を狙っているのでしょう。
2018.10.5撮影
オニドコロについては2016年の7月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
オニドコロ 長寿の象徴
山側斜面に多様なつる植物が絡み合う箇所があって、そこにオニドコロの果実が多数
連なっていました。果実の中心から三方に耳形の翼が出ていて、これはヤマノイモ科の
植物に共通する形ですね。よく似たヤマノイモとの区別ですが、葉がヤマノイモよりも
大きく、きれいなハート形をしています。ヤマノイモの葉はもっと縦長ですね。
二枚とも2018.10.5撮影
子供の頃は、この果実で遊びましたね。
三方に出た翼の間は開いたU字形になっていますから、子供の鼻にちょうど良く載るんですね。
ただ載せただけではすぐに落ちてしまいますから、なめて濡らしてから載せると張り付くのです。
これを落とさずにどれだけ歩けるかなどと、他愛も無く遊んだものでした。
たいていは鼻の低い子が勝つのです(笑)
全く果実の生っていないつるもありましたが、これは雄株なんでしょうね。
オニドコロは雌雄異株ですから、雄株は花粉を供給するだけで果実は生りません。
果実の翼には二枚ずつの種子が入っていますから、1個の果実には計6個の種子が入っています。
その種子にもヒレ状の翼が付いていますから、風による散布を狙っているのでしょう。
2018.10.5撮影
オニドコロについては2016年の7月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
オニドコロ 長寿の象徴
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