石巻市雄勝町の半島部、北部の岬を巡る道路を歩いていると、山裾に平坦な場所があり、昨年
までは震災復興用の資材置場になっていて、たくさんのテトラポッドなどが置かれていました。
今は砂利敷きの広い空地になっていますが、かつて多くの車両が出入りし、膨大な資材が持ち
込まれた場所ですから、何か面白い種子が入り込んだ可能性もあります。
広場の外周寄りの、丈の低い草が生え始めた辺りを捜し歩くと、星型の白花がたくさん咲いて
いるのを見つけました。これはニワゼキショウの白花種でしょう。
二枚とも2019.6.3撮影
ニワゼキショウの白花種と、仲間のオオニワゼキショウの花がよく似ているとの記述があった
ので、念のため両者を比較してみましょう。
まず草丈はオオニワゼキショウの方が大きく、花はニワゼキショウの方が大きいようです。
ただ、両者を並べて比較しているわけではないので、ここでは識別の役には立ちません。
花の中心部にある濃紅紫色の部分が違うようで、オオニワゼキショウはこの部分が狭く、
目立たないようです。下にオオニワゼキショウの写真を貼り付けます。
〈オオニワゼキショウ 筑波大学の花より〉
2019.6.3撮影
アヤメ科ニワゼキショウ属の多年草で、北アメリカ原産の帰化植物。明治の中頃に観賞用と
して渡来し、現在では、日本全土の日当たりの良い芝地や道端などで野生化している。
草丈は10~20cm。茎は扁平でごく狭い翼があり、基部で枝分かれして斜上~直立する。
葉は剣状で幅2〜3mm。二つ折りになって茎を抱き、茎に沿って直立する。
花期は5〜6月、茎の先に細い花柄を出し、小さな花を次々に咲かせる。
花の直径は1.5cmほどで、1日でしぼむ。花被片は紅紫色~白色で6個、濃紅紫色の筋が
あり、中心部も同色。さらに基部は合着して黄色となる。雌しべ1個、雄しべ3個。
果実は蒴果で、直径3mmほどの球形。熟すと3裂して種子を散らす。
種子は黒褐色で長さ0.5~1mm。
までは震災復興用の資材置場になっていて、たくさんのテトラポッドなどが置かれていました。
今は砂利敷きの広い空地になっていますが、かつて多くの車両が出入りし、膨大な資材が持ち
込まれた場所ですから、何か面白い種子が入り込んだ可能性もあります。
広場の外周寄りの、丈の低い草が生え始めた辺りを捜し歩くと、星型の白花がたくさん咲いて
いるのを見つけました。これはニワゼキショウの白花種でしょう。
二枚とも2019.6.3撮影
ニワゼキショウの白花種と、仲間のオオニワゼキショウの花がよく似ているとの記述があった
ので、念のため両者を比較してみましょう。
まず草丈はオオニワゼキショウの方が大きく、花はニワゼキショウの方が大きいようです。
ただ、両者を並べて比較しているわけではないので、ここでは識別の役には立ちません。
花の中心部にある濃紅紫色の部分が違うようで、オオニワゼキショウはこの部分が狭く、
目立たないようです。下にオオニワゼキショウの写真を貼り付けます。
〈オオニワゼキショウ 筑波大学の花より〉
2019.6.3撮影
アヤメ科ニワゼキショウ属の多年草で、北アメリカ原産の帰化植物。明治の中頃に観賞用と
して渡来し、現在では、日本全土の日当たりの良い芝地や道端などで野生化している。
草丈は10~20cm。茎は扁平でごく狭い翼があり、基部で枝分かれして斜上~直立する。
葉は剣状で幅2〜3mm。二つ折りになって茎を抱き、茎に沿って直立する。
花期は5〜6月、茎の先に細い花柄を出し、小さな花を次々に咲かせる。
花の直径は1.5cmほどで、1日でしぼむ。花被片は紅紫色~白色で6個、濃紅紫色の筋が
あり、中心部も同色。さらに基部は合着して黄色となる。雌しべ1個、雄しべ3個。
果実は蒴果で、直径3mmほどの球形。熟すと3裂して種子を散らす。
種子は黒褐色で長さ0.5~1mm。
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