里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ノゲシ 宮戸島の農道に群生

2024-04-13 | 日記

東松島市宮戸島、大震災で塩害を受けた農地が復旧され、その外周に農道が巡らされて
いるので、これを踏査してきました。農道は少し盛土された上に小砂利が敷かれていて、
その道端や法面にはたくさんの黄色い花が咲いています。
歩み寄って観察すると、ノゲシ(ハルノノゲシ)とオニノゲシの花で、ここではノゲシの花
の方が多い印象です。

これらの果実には白い冠毛が付いていて、風で遠くまで散布されます。
飛来した果実は草地に落ちると、密生する葉が邪魔して土に触れないので発芽できません
が、農道法面などの裸地に着地すると発芽する確率が上がります。
それで新しい農道の道端や法面には、このような群落が形成されやすいのでしょう。

                                 三枚とも2024.4.6撮影

ノゲシは2021年の12月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/15c683433cc10d523831bc757a6818c7

 

 



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