一関市藤沢町藤沢の南部、平坦な台地状の山があって、そこにりんご園が拓かれ
ているので、舗装された農道が通じています。
農道のりんご園近くの切通しには、コシアブラの小高木が一本あって、枝によっては
黄葉しています。その黄葉の下を通り過ぎようとしたら、黒っぽい実がたくさん生って
いるのを見つけました。よく見ると熟した山葡萄のような色合いですね。
山菜として若葉は採取したこともありますが、果実を見るのは初めてです。
二枚とも2017.10.25撮影
今は果実が付いていますが、元は花ですね。このような付き方の花を散形花序といいますが、
コシアブラの場合は中央の主軸から側枝が出て、さらにその先に花柄が付くので、複散形花序
というようです。私はまだ花を見たことはありませんけど・・
果実は液果で直径4~5mmの球形ですから、野鳥も食べやすいのでしょう。
種子の散布形態は、鳥散布となっています。
このくらいの大きさの果実ですと、一般的にヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ツグミなどが食べる
ようです。そして、見晴らしのよい止まり木に止まってフンをするわけで、そのフンに含まれた
種子が発芽して、子苗が芽生えることになります。
こういう生り物の木が、林際に多いのも頷けますね。
2017.10.25撮影
コシアブラは昨年の11月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
コシアブラの黄葉
ているので、舗装された農道が通じています。
農道のりんご園近くの切通しには、コシアブラの小高木が一本あって、枝によっては
黄葉しています。その黄葉の下を通り過ぎようとしたら、黒っぽい実がたくさん生って
いるのを見つけました。よく見ると熟した山葡萄のような色合いですね。
山菜として若葉は採取したこともありますが、果実を見るのは初めてです。
二枚とも2017.10.25撮影
今は果実が付いていますが、元は花ですね。このような付き方の花を散形花序といいますが、
コシアブラの場合は中央の主軸から側枝が出て、さらにその先に花柄が付くので、複散形花序
というようです。私はまだ花を見たことはありませんけど・・
果実は液果で直径4~5mmの球形ですから、野鳥も食べやすいのでしょう。
種子の散布形態は、鳥散布となっています。
このくらいの大きさの果実ですと、一般的にヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ツグミなどが食べる
ようです。そして、見晴らしのよい止まり木に止まってフンをするわけで、そのフンに含まれた
種子が発芽して、子苗が芽生えることになります。
こういう生り物の木が、林際に多いのも頷けますね。
2017.10.25撮影
コシアブラは昨年の11月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
コシアブラの黄葉
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