栗原市栗駒町沼倉地区の林道脇に、サルナシの乳白色の花が咲いていました。
つる状の木本ですが、茎や枝が直線的に伸びるためか、木々に絡むというよりは梢から
枝垂れて花を付けている印象があります。
林道沿いとか山間の牧草地周辺など、ある程度の日射しが得られるような場所で、時々
見かけます。やや湿り気を好むようで、沢近くとか山裾の窪地に多いかも知れませんね。
今回は花で見つけましたが、花や実が付いていなくても赤い葉柄で識別できます。
二枚とも2017.6.17撮影
徳島県の祖谷地方、観光名所にかずら橋があります。これに使われている「かずら」ですが、
実はサルナシのつるなんだとか。現地ではシラクチカズラと呼ばれていて、強靭で腐りにくい
ので、昔から使い続けられているそうです。
最近、ビタミンCの含有が多いと注目されているのが、キウイフルーツですね。
地方のスーパーでも、1年を通じて店頭に並ぶようになりました。
これがサルナシの仲間なんだとか。
中国の揚子江流域が原産のシナサルナシが、1900年代初頭にニュージーランドに移出され、
品種改良されたのがキウイフルーツです。
含有するビタミンC、ベータカロテンやルテインの抗酸化作用で、がんや心血管障害などの
生活習慣病の予防効果があるようです。
サルナシはキウイ以上にそれらの含有量が多く、ベータカロテンが3.2倍、ルテインが1.8倍
と高濃度なんだとか。でも野生の果物ですから、食べ続けるのは難しいですね。
2017.6.17撮影
サルナシは2015年7月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
実生りの良いサルナシ
つる状の木本ですが、茎や枝が直線的に伸びるためか、木々に絡むというよりは梢から
枝垂れて花を付けている印象があります。
林道沿いとか山間の牧草地周辺など、ある程度の日射しが得られるような場所で、時々
見かけます。やや湿り気を好むようで、沢近くとか山裾の窪地に多いかも知れませんね。
今回は花で見つけましたが、花や実が付いていなくても赤い葉柄で識別できます。
二枚とも2017.6.17撮影
徳島県の祖谷地方、観光名所にかずら橋があります。これに使われている「かずら」ですが、
実はサルナシのつるなんだとか。現地ではシラクチカズラと呼ばれていて、強靭で腐りにくい
ので、昔から使い続けられているそうです。
最近、ビタミンCの含有が多いと注目されているのが、キウイフルーツですね。
地方のスーパーでも、1年を通じて店頭に並ぶようになりました。
これがサルナシの仲間なんだとか。
中国の揚子江流域が原産のシナサルナシが、1900年代初頭にニュージーランドに移出され、
品種改良されたのがキウイフルーツです。
含有するビタミンC、ベータカロテンやルテインの抗酸化作用で、がんや心血管障害などの
生活習慣病の予防効果があるようです。
サルナシはキウイ以上にそれらの含有量が多く、ベータカロテンが3.2倍、ルテインが1.8倍
と高濃度なんだとか。でも野生の果物ですから、食べ続けるのは難しいですね。
2017.6.17撮影
サルナシは2015年7月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
実生りの良いサルナシ
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