東松島市南西部の宮戸島を踏査していると、あちこちの林際や路肩などにドクダミが
群生していて、たくさんの白い4弁花を咲かせていました。
「4弁花」と記述しましたが、補足が必要ですね。4枚の花弁のように見える部分ですが、
実は花弁ではなく総苞片(そうほうへん)という器官で、葉が変化したものと言われています。
本当の花は、中心にある棒状の黄色い部分です。
撮影したドクダミは半日陰の崖下や、樹下に咲いていたものです。
日陰~半日陰を好む植物ですが、日向でもよく見かけますね。そんな場合は水路沿い
だったり、水が染み出すような斜面だったり、湿り気のある場所のことが多いようです。
二枚とも2017.6.23撮影
ドクダミはよく知られた薬草で、生薬名を十薬(じゅうやく)といいます。
花期(6~7月)にドクダミの全草を採取し、軒先などで吊るして日干しした後、陰干し
で完全に乾燥させます。十薬には排便を促す緩下作用や、余分な水分を排泄する利尿作用、
さらに毛細血管を強化する作用もあって、高血圧予防にも効果があるようです。
一般的にはドクダミ茶として飲用します。
薬効成分はクエルシトリン、カリウムなど。
2017.6.23撮影
ドクダミ科ドクダミ属の多年草で、日本全土に分布し、草丈は20〜50cm。
山野の日陰~半日陰に自生し、やや湿った場所を好む。
地下茎は白く横に這い、茎は高さ20〜50cmで暗紅紫色。
葉は互生し、葉身は心形で長さ4〜8cm、先端は尖り、全縁で有柄。葉表は暗緑色、裏面は
茎と同じ暗紅紫色。表裏とも無毛で、葉質はやわらかい。
花期は6〜7月 茎の先に長さ1〜3cmの穂状花序をつくり、小さな花を多数付ける。
基部には白色で花弁状の大きな総苞片が4枚あり、全体が1つの花のように見える。
花は両性で花弁はなく、雄しべは3本。子房は上位で3室に分かれる。
種子は長さ0.4〜0.6mm、発芽率は低い。
群生していて、たくさんの白い4弁花を咲かせていました。
「4弁花」と記述しましたが、補足が必要ですね。4枚の花弁のように見える部分ですが、
実は花弁ではなく総苞片(そうほうへん)という器官で、葉が変化したものと言われています。
本当の花は、中心にある棒状の黄色い部分です。
撮影したドクダミは半日陰の崖下や、樹下に咲いていたものです。
日陰~半日陰を好む植物ですが、日向でもよく見かけますね。そんな場合は水路沿い
だったり、水が染み出すような斜面だったり、湿り気のある場所のことが多いようです。
二枚とも2017.6.23撮影
ドクダミはよく知られた薬草で、生薬名を十薬(じゅうやく)といいます。
花期(6~7月)にドクダミの全草を採取し、軒先などで吊るして日干しした後、陰干し
で完全に乾燥させます。十薬には排便を促す緩下作用や、余分な水分を排泄する利尿作用、
さらに毛細血管を強化する作用もあって、高血圧予防にも効果があるようです。
一般的にはドクダミ茶として飲用します。
薬効成分はクエルシトリン、カリウムなど。
2017.6.23撮影
ドクダミ科ドクダミ属の多年草で、日本全土に分布し、草丈は20〜50cm。
山野の日陰~半日陰に自生し、やや湿った場所を好む。
地下茎は白く横に這い、茎は高さ20〜50cmで暗紅紫色。
葉は互生し、葉身は心形で長さ4〜8cm、先端は尖り、全縁で有柄。葉表は暗緑色、裏面は
茎と同じ暗紅紫色。表裏とも無毛で、葉質はやわらかい。
花期は6〜7月 茎の先に長さ1〜3cmの穂状花序をつくり、小さな花を多数付ける。
基部には白色で花弁状の大きな総苞片が4枚あり、全体が1つの花のように見える。
花は両性で花弁はなく、雄しべは3本。子房は上位で3室に分かれる。
種子は長さ0.4〜0.6mm、発芽率は低い。
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