石巻市雄勝町の峠崎道路沿いに咲いていたアキノノゲシです。
わざわざ自然豊かな雄勝の半島部まで行かなくても、町中の空地や郊外の道路沿い
によく咲いている花です。峠崎の道路沿いは片側が山の斜面ですから、草木で薄暗く
なっていて、クリーム色の花を際立たせてくれるので撮ってみました。
この花は一日花ですから、いつも新鮮な花を見ているわけで、それで花色が
上品に見えるのかも知れませんね。
朝咲いて他家受粉を待ち、受粉できなかった時は夕方花が閉じるときに自家受粉
するようです。受粉モレが生じないようにする、この花の知恵なのでしょう。
二枚とも2015.9.5撮影
アキノノゲシは古い時代に中国から渡来した、史前帰化植物と言われています。
アキノノゲシ属 は世界に凡そ100種あり、主として温帯ユーラシアに分布しています。
その中のひとつがチシャ(含レタス、サラダ菜)で、アキノノゲシと非常に近いが、
長い栽培の歴史の中で品種改良が加えられ、現在の形になったようです。
野菜としての歴史は古く、紀元前4500年のエジプトの壁画に描かれているとか。
2015.9.5撮影
キク科アキノノゲシ属の二年草で、日本全土に分布する。
平地~山地の日当たりのよい草地や路傍、空地などに自生し、草丈は60~150cm。
茎につく葉は柔らかくて互生、下部の葉は長さ10~30cm、羽状に深裂し、
基部は茎を抱く。葉は上部に行くに従って小さくなり、切れ込みも少なくなる。
結球しないレタスの仲間で、葉や茎をちぎると白い乳液を出す。
花期は9~11月、茎頂に円錐花序を出し、直径2cmほどの淡黄色の頭花を多数付ける。
花は一日花、舌状花のみで円形に展開して美しい。
舌状花の一つ一つが独立した花で、冠毛・花冠・雄しべ・雌しべを持つ完全花。
総苞は長さ1cmほどで、総苞片は鱗状に重なり合う。
果実は白色の冠毛をもつ痩果で、長さ4.5mmほど、風で拡散する。
茎が立たないうちの若苗は、ごまあえや煮びたしにして食べられる。
わざわざ自然豊かな雄勝の半島部まで行かなくても、町中の空地や郊外の道路沿い
によく咲いている花です。峠崎の道路沿いは片側が山の斜面ですから、草木で薄暗く
なっていて、クリーム色の花を際立たせてくれるので撮ってみました。
この花は一日花ですから、いつも新鮮な花を見ているわけで、それで花色が
上品に見えるのかも知れませんね。
朝咲いて他家受粉を待ち、受粉できなかった時は夕方花が閉じるときに自家受粉
するようです。受粉モレが生じないようにする、この花の知恵なのでしょう。
二枚とも2015.9.5撮影
アキノノゲシは古い時代に中国から渡来した、史前帰化植物と言われています。
アキノノゲシ属 は世界に凡そ100種あり、主として温帯ユーラシアに分布しています。
その中のひとつがチシャ(含レタス、サラダ菜)で、アキノノゲシと非常に近いが、
長い栽培の歴史の中で品種改良が加えられ、現在の形になったようです。
野菜としての歴史は古く、紀元前4500年のエジプトの壁画に描かれているとか。
2015.9.5撮影
キク科アキノノゲシ属の二年草で、日本全土に分布する。
平地~山地の日当たりのよい草地や路傍、空地などに自生し、草丈は60~150cm。
茎につく葉は柔らかくて互生、下部の葉は長さ10~30cm、羽状に深裂し、
基部は茎を抱く。葉は上部に行くに従って小さくなり、切れ込みも少なくなる。
結球しないレタスの仲間で、葉や茎をちぎると白い乳液を出す。
花期は9~11月、茎頂に円錐花序を出し、直径2cmほどの淡黄色の頭花を多数付ける。
花は一日花、舌状花のみで円形に展開して美しい。
舌状花の一つ一つが独立した花で、冠毛・花冠・雄しべ・雌しべを持つ完全花。
総苞は長さ1cmほどで、総苞片は鱗状に重なり合う。
果実は白色の冠毛をもつ痩果で、長さ4.5mmほど、風で拡散する。
茎が立たないうちの若苗は、ごまあえや煮びたしにして食べられる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます