樹木図鑑に載っている、カエデ科の樹木の殆どは見たことがあるのですが、カジカエデ
だけは一度も出合ったことがありませんでした。
分布域は本州から九州、或いは宮城県以南の本州となっていましたから、県内で
の観察は殆ど諦めていました。
大和町宮床地区の、長倉山東麓の林道を上っていると、大きな葉のカエデ類らしき
樹木が木洩れ日を浴びていました。
ちよっとくすんだ黄葉なので撮影せずに通り過ぎましたが、大きな黄葉だったよね、
イタヤカエデでは無いし・・・気になったので帰りに寄ってみました。
葉が特大だし、葉柄がやけに長いし・・・ひょっとしてこれがカジカエデか ?
二枚とも2015.11.1撮影
帰宅後に樹木図鑑で調べると、やはりカジカエデのようです。
赤くはないけれど、カナダ国旗のシュガーメープルに似ていますね。
撮影後、改めて周辺を調べてみると、高さ1mほどのカジカエデが数本ありましたから、
この木を母樹に、実生で増えているようです。
2015.11.1撮影
カエデ科カエデ属の落葉広葉樹で、樹高15mほどの高木。
宮城県以南の本州~九州に分布するが、東北地方の日本海側、新潟県、長野県北部、
富山県では見られない。山地の肥沃な谷間や緩やかな傾斜地の中腹に自生する。
和名の由来は、葉がカジノキ(和紙原料の木)に似ていることから。
別名を鬼紅葉(オニモミジ)という。
樹皮は灰褐色でなめらか。カエデの中では、もっとも大きな葉になる。
葉は対生し、葉身は直径6~15cmで、掌状に5中裂する。中央の3裂片が大きく、
縁には荒い鋸歯がある。基部は心形、葉柄は葉身とほぼ同じ長さで、短毛がある。
雌雄別株で、花期は4~5月、葉が展開する前に側芽から長さ3~5cmの散房花序を
出し、暗紅色の花を付ける。雄花と比べ雌花の方が色が淡く、雄花序は花が5~15個
垂れ下がり、雌花序は花が3~6個やや上向きに付く。
果実はU字型の翼果で、長さは2.5~3cm、褐色の毛がある。
個体数は少ないようで、近畿~中国地方では絶滅危惧種に指定している府県が多い。
だけは一度も出合ったことがありませんでした。
分布域は本州から九州、或いは宮城県以南の本州となっていましたから、県内で
の観察は殆ど諦めていました。
大和町宮床地区の、長倉山東麓の林道を上っていると、大きな葉のカエデ類らしき
樹木が木洩れ日を浴びていました。
ちよっとくすんだ黄葉なので撮影せずに通り過ぎましたが、大きな黄葉だったよね、
イタヤカエデでは無いし・・・気になったので帰りに寄ってみました。
葉が特大だし、葉柄がやけに長いし・・・ひょっとしてこれがカジカエデか ?
二枚とも2015.11.1撮影
帰宅後に樹木図鑑で調べると、やはりカジカエデのようです。
赤くはないけれど、カナダ国旗のシュガーメープルに似ていますね。
撮影後、改めて周辺を調べてみると、高さ1mほどのカジカエデが数本ありましたから、
この木を母樹に、実生で増えているようです。
2015.11.1撮影
カエデ科カエデ属の落葉広葉樹で、樹高15mほどの高木。
宮城県以南の本州~九州に分布するが、東北地方の日本海側、新潟県、長野県北部、
富山県では見られない。山地の肥沃な谷間や緩やかな傾斜地の中腹に自生する。
和名の由来は、葉がカジノキ(和紙原料の木)に似ていることから。
別名を鬼紅葉(オニモミジ)という。
樹皮は灰褐色でなめらか。カエデの中では、もっとも大きな葉になる。
葉は対生し、葉身は直径6~15cmで、掌状に5中裂する。中央の3裂片が大きく、
縁には荒い鋸歯がある。基部は心形、葉柄は葉身とほぼ同じ長さで、短毛がある。
雌雄別株で、花期は4~5月、葉が展開する前に側芽から長さ3~5cmの散房花序を
出し、暗紅色の花を付ける。雄花と比べ雌花の方が色が淡く、雄花序は花が5~15個
垂れ下がり、雌花序は花が3~6個やや上向きに付く。
果実はU字型の翼果で、長さは2.5~3cm、褐色の毛がある。
個体数は少ないようで、近畿~中国地方では絶滅危惧種に指定している府県が多い。
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