加美町宮崎旭地区西部、沢に並行する林道をゆるやかに上がって行くと、山側の斜面下に
淡い青紫色の花が群れ咲いています。花の後方の距を見ると花と同じ色ですから、タチツ
ボスミレですね。
しばらく上がって行くと、先ほどのタチツボスミレよりもやや大きな淡い青紫色の花が点
々と咲いています。葉が大きめで株の広がりがあり、花の後方の距が白色ですからオオタ
チツボスミレですね。ただ、タチツボスミレより、一株当たりの花数は少なめです。
二枚とも2021.5.4撮影
林道を上がって行くにつれ、タチツボスミレが少なくなってオオタチツボスミレが多くな
ってきます。オオタチツボスミレは多雪地に多いスミレですから、標高が高くなるにつれ
て多くなるのでしょう。それにタチツボスミレよりは、多少湿り気のある場所に生えてい
るような印象です。
2021.5.4撮影
オオタチツボスミレは2017年の3月に根生葉を観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/b889d6cce41a61f3559ea5bdcf4a46fa
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