一関市花泉町日形地区北東部、山裾の林道を西へ行くと、山の一角が開削された岩場になって
いて、遠目ながら羊歯植物らしきものが生えているのが見えます。
慎重に岩場を登っていくと、岩棚や割目に小形の羊歯が生えていて、よく見ると以前観察した
フクロシダに似ています。帰宅後に写真等を見比べてみましょう。
なお、岩場は硬い頁岩から成っているようです。
二枚とも2019.11.13撮影
写真を見比べると、以前観察したフクロシダで間違いないですね。
なおフクロシダの名は、葉裏のソーラスを包み込んでいる包膜の形が、袋状になっていることに
由来するようです。ただ、この岩場のフクロシダの葉裏を何枚か見ましたが、ソーラスもそれを
包んでいる袋も確認できませんでした。株が小さいとか、貧栄養でソーラスができなかったのか、
或いは時季的にもう落ちてしまったのか、そこのところは不明です。
フクロシダはかなり希少な羊歯で、東日本の日本海側諸県や関西以西の多くの府県で絶滅危惧種
に指定されています。私の踏査では南三陸町や登米市で自生を確認していますが、今回の踏査で
岩手県内でも自生が確認できたので、記事にまとめました。
「鳥平の自然だより フクロシダより」
2019.11.13撮影
フクロシダは2015年の3月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
岩壁のフクロシダ
いて、遠目ながら羊歯植物らしきものが生えているのが見えます。
慎重に岩場を登っていくと、岩棚や割目に小形の羊歯が生えていて、よく見ると以前観察した
フクロシダに似ています。帰宅後に写真等を見比べてみましょう。
なお、岩場は硬い頁岩から成っているようです。
二枚とも2019.11.13撮影
写真を見比べると、以前観察したフクロシダで間違いないですね。
なおフクロシダの名は、葉裏のソーラスを包み込んでいる包膜の形が、袋状になっていることに
由来するようです。ただ、この岩場のフクロシダの葉裏を何枚か見ましたが、ソーラスもそれを
包んでいる袋も確認できませんでした。株が小さいとか、貧栄養でソーラスができなかったのか、
或いは時季的にもう落ちてしまったのか、そこのところは不明です。
フクロシダはかなり希少な羊歯で、東日本の日本海側諸県や関西以西の多くの府県で絶滅危惧種
に指定されています。私の踏査では南三陸町や登米市で自生を確認していますが、今回の踏査で
岩手県内でも自生が確認できたので、記事にまとめました。
「鳥平の自然だより フクロシダより」
2019.11.13撮影
フクロシダは2015年の3月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
岩壁のフクロシダ
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