里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ツルシキミ 宮崎旭地区

2021-05-12 | 日記

加美町宮崎旭地区西部、標高500m近い山越えの道をゆるやかに下って行くと、切り通しの
ような地形があって、これを通り抜けると左手の高みに白い花がチラチラ見えます。
ササやアオキをかきわけて上がって行くと、地際に伏した常緑低木に花穂が付いていて、
白い4弁花をたくさん咲かせています。これはツルシキミの花で、以前大崎市鳴子温泉の、
花淵山頂稜の登山コース沿いで観察したことがあります。

                              二枚とも2021.5.4撮影

花淵山でツルシキミを観察したのは、標高900mほどのブナ林の林床でしたが、今回観察し
た山は標高500mほどですから、自生しているとは全く予想していませんでした。
ただ、同じブナ林の林床ですし、ここも多雪地ですから、ツルシキミにとっては大した違
いが無いのかも知れませんね。

                                  2021.5.4撮影

ツルシキミは2015年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/982adb6abaeef98ed7440ab5ec32e6da

 

 



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