一関市花泉町日形地区北部、丘陵上の集落や耕作地を巡る農道を歩いていると、林縁の
低木に淡紅色の小花がたくさん咲いています。これはウメモドキの花ですね。
丘陵~山地の湿地や沢沿いを好んで生える木ですが、この農道沿いには湿地も沢もない
のにポツポツと生えています。それはここの土が粘土分を含んでいて、湿り気を保ちや
すいことによるものと推測します。
二枚とも2020.6.24撮影
ウメモドキを漢字表記すると「梅擬き」で、これは葉の形や枝振りがウメに似ていること
に由来するようです。
ウメモドキは雌雄異株ですから、雄花、雌花の別があります。
雄花は黄色い葯が目立ち、雌花は中心に緑色の子房が目立つとあります。写真の花を見ると、
花の中心に黄緑色の膨らみが見えますから 、これらは雌花ということになります。
2020.6.24撮影
ウメモドキは2017年の3月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/9fffd3fbf6d7859d55f2c072a693c7bd
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