石巻市大川地区、北上川河口近くの防潮堤下を歩いて行くと、昨年の12月に見つけたフジ
ウツギ(或いはその仲間)が点生する場所に着きました。見上げると株には淡紫色の花が咲い
ているように見えます。防潮堤の勾配が緩やかなので、ブロック面を上がれそうです。
フジウツギの株まで上がって観察すると、すでに花の盛りは過ぎていて、花穂の1/4くら
いしか残っていません。枝葉を見ると、小枝にひれ状の翼が付いているので、同定の際の
決め手になるでしょう。
二枚とも2024.6.27撮影
フジウツギ属にはフジウツギ、コフジウツギ、トウフジウツギ、フサフジウツギの4種が
あるようです。フジウツギとトウフジウツギには枝に稜があるのに対し、コフジウツギと
フサフジウツギの枝には稜がないとあります。私の写真の枝には稜が認められるので、フ
ジウツギかトウフジウツギということになります。
ただ、トウフジウツギは中国南東部原産の低木で、野に逸出したとしても沖縄などの亜熱
帯地域に限られます。よって私の写真の低木はフジウツギということになります。
二枚とも2024.6.27撮影
フジウツギは2016年の7月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/3f2f1c68d1614aa03120ce346c12a979
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます