大崎市鹿島台深谷地区の、丘陵地の草地に早くもニッコウキスゲが群れ咲いていました。
山林と耕作地の境界付近が、きれいに刈り払われた草地になっていて、そこに水が浸み
出すような場所があるのか、幅10mほどの範囲にニッコウキスゲが群生しているんですね。
農家の人たちも、ニッコウキスゲとかヤマユリは大切に保護して、花を愛でているようです。
ニッコウキスゲは別名で、標準和名はゼンテイカとなります。
ニッコウキスゲの方がとおりが良いので、表題もニッコウキスゲとしました。
二枚とも2017.5.27撮影
ニッコウキスゲといえば尾瀬の大群落が有名ですが、いま尾瀬ヶ原ではほとんど見ることが
できないのだとか。日光から尾瀬にかけての山域ではニホンジカが殖え過ぎて、好物である
ニッコウキスゲを食い荒らしてしまい、自生数が激減しているそうです。
今では尾瀬沼近くの、大江湿原に行かないと大群落は見られないと言われています。
ニッコウキスゲのツボミを採取し、ホワイトリカーに漬け込むとおしゃれな花酒を楽しめる
ようです。漬け込み後3~4ヵ月で程好い辛味と素晴らしい香りの、淡黄色のリキュールが
できあがるのだとか。何となく可哀想で、漬け込んだことはありませんけど・・
2017.5.27撮影
ニッコウキスゲの属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
海岸草地のニッコウキスゲ
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