里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

サイハイラン 紫褐色の花穂

2024-06-02 | 日記

大和町西部、落葉広葉樹林内の細い車道を下って行くと、山蔭の路肩に何かの花穂が叢生
しています。歩み寄って観察すると、地際に笹の葉のような根生葉があり、花茎の上部に
20個ほどの筒状の花(ツボミ)を付けていますから、サイハイランでしょうね。
ここでは花色が紫褐色で、ちょっと地味すぎますね。
ただ、まだツボミの状態ですから、開花すればもっと明るい色になるのかも知れません。

山野を歩き回っていると、かつては沢沿いや山蔭の湿り気のある場所によく群生していた
ものですが、花期に花の写真を撮ろうと再訪すると、初めからなかったかのように消滅し
ていることが何度かありました。全国的に減少傾向にあるようで、関東地方や九州では絶
滅危惧種や準絶滅危惧種に指定している県が幾つかあるようです。

                                 三枚とも2024.5.27撮影

サイハイランは2017年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/31b2089d237dee5abc5ccfa44b3b2e34

 



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