白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

もう12月

2011年12月01日 21時48分25秒 | 日記

季節の過ぎるのはなんと速いことだろう。

8月の盆過ぎにリタイアしてもう4カ月が過ぎた。

何をして過ごしていたのか改めて振り返ってみると、いくらもやりたいことがやれていない。

 

まずは菜園。無農薬栽培でこんなキャベツが採れた。

青虫もたくさん付いていたが、あまり真剣につぶさなかった。

売り物にするわけではないし、生き物を殺すことはしたくない。

レタスや、春菊を周りに植えて虫があまり寄り付かないようにした。

外葉には青虫が付いて穴が開いていたが、中はこの通りきれいなものだ。

コンパニオンプランツという考え方があって、他の植物と混稙することによってお互いに良い影響を与え合う。

環境に負荷を与えないという点でとてもいい。

ほかの野菜たちも概ねよく育った。

 

最近は図書館の本を借りることにしている。

読んだものも貯まらないし、経済的だし、とてもいい。

 

秋になって、中山道歩きを再開した。

今は木曽の山の中。江戸の日本橋から中間点を過ぎて、寝覚ノ床まで来た。

後は妻籠を過ぎ馬篭へと入って行く。いよいよ信州を抜けて飛騨だ。

 

 

先日は上山田温泉で行われた座布団寄席に行った。

トリは柳亭市馬。落語協会の副会長だ。声がよくて歌もうまい。

抽選会があって、いろいろな景品があった。

当選番号が次々と読み上げられていく。

確率は10人に1人。

やっぱり、当たらない。俺は籤運が悪いからなあ。

そんな風に思っていたら、最後から2人目に、持っている札の番号が呼ばれた。

景品は市馬の色紙。これはうれしい。

運が向いてきたのかもしれない。

先日、歩行者専用のアーケイド街を歩いていて車に当てられてしまった。

全治1週間の打撲。

これはもう宝くじを買うしかない。

年末ジャンボをバラで5枚買った。

 

 

娘が岐阜県の美濃市にいる。

里帰りしたので、帰りは送って行きがてら、中山道の下見をすることにした。

太田宿を散策した。落ち着いたいい街だ。

いずれまた、歩いて此処まで到達する。その時はもっと冷たい風が吹いているのだろうか。

帰りに道の駅に立ち寄った。

そこで、気に入ったコーヒーカップを見つけた。

織部という町だ。多分織部焼なのだろう。

セットで1,900円。値段も手頃だ。

なにしろ、これまで使っていたのは100円ショップのコーヒーカップだったので、どんな良いコーヒーでも美味しさは半減してしまう。

今はこのカップでゆったりとコーヒーを味わっている。

 

 

さて、どのように暮らしているかの核心は、やっぱり、生活のことだ。

今は失業保険を受給しながら、シニアワークプログラムという職業訓練に通っている。

少し前まで剪定、庭園管理の講習だった。

この講習は楽しかった。こういう仕事なら性に合っている。

そして現在は警備、救急法。

警備は置いておくとして、救急法は日本赤十字の救急員の資格が貰える。

今日まで3日間の講習を受けた。

明日は学科と実技の試験がある。

合格ラインは80点。

本当は今時分、ねじり鉢巻きで勉強していなければならないのだが、まあなるようになる。

これまでの職業とは別の分野の勉強ができるというのは楽しい。

来年はビル管理の職業訓練を受けようと思っている。

期間は半年。

ちょうど、山田洋次の『学校』で、大竹しのぶの通った学校ような感じなのだろう。

 

食欲の秋。

今はリンゴのふじがうまい。

つい食べ過ぎてしまう。

今夜の体重は60.2kg。

体脂肪率17.6%。

基礎代謝1334kcal。

体内年齢35歳。

2kgくらい落としたい。

交通事故にあったせいもあって、運動量も低下した。

年間1000kmのランニングを目標に掲げていたが、現在の到達点は882km。残182km。微妙なところだ。

12月3日、善光寺平の里山を巡る120kmのトレイルランニングのイベントがある。

昨年は日没でやめたが、今年は夜を徹して歩き走ろうと思っている。27時間の制限時間だが、さて、どこまで行けるだろうか。

此処である程度距離は稼げる。年間1000kmのランニングは達成できるだろう。

 

 

いろいろなことを、羅列してしまった。

まとまりのないブログだが、リタイアしてどのように過ごしてきたのか、少しは表現できただろうか。

今、ぼくは書かないでも過ごしていける。かつては書くことでようやく自分を保っていられるというような時期もあったのだ。

ただ、今後はできるだけ些細なことでも、暮らしの中で感じたことや考えたことなど書いていきたいとは思っている。